郷土玩具フィギュアのガチャ『日本全国まめ郷土玩具蒐集』
「海洋堂×中川政七商店」のコラボから生まれた、「郷土玩具」をフィギュア化したガチャガチャ『日本全国まめ郷土玩具蒐集』(1回300円)が登場!奈良では「日本市 奈良三条店」さんに設置してあります。第一弾は、奈良県の張子鹿など「全7種+番外1種」の計8種類。全種類コンプリートには程遠い状況ですが、簡単にご紹介しておきます。
「海洋堂×中川政七商店」のコラボ企画
奈良の地から日本の伝統に根ざしたプロダクトを発信し続ける企業「中川政七商店」さん。
精密な造形技術でフィギュアのトップブランドとなった「海洋堂」さん。
この異質とも思える両企業がコラボして、「郷土玩具」のフィギュアのガチャガチャ『日本全国まめ郷土玩具蒐集』が、2014年10月24日に発売になりました(詳細)
また渋い素材を取り上げたものだと驚きますが、この企画は「失われゆく日本各地の郷土玩具をガチャガチャとして再生し、純粋に楽しんでいただくことにより、郷土玩具の存続の一助となることを願い生まれた」のだとか。とても中川政七商店さんらしい企画だといえるでしょう。
海洋堂×中川政七商店のコラボから生まれたガチャガチャ『日本全国まめ郷土玩具蒐集』のポスター。1回300円で、発売となった第一弾は「全7種+番外1種」の計8種類があるそうです。SNSのフォロワーさんたちなど、私の周りにはこの手のプロダクトが好きな方が多いので、局地的に大きな話題になっていました!
奈良県「張子鹿」など7種+番外1種
7種類の画像(株式会社中川政七商店「ガチャガチャ「日本全国まめ郷土玩具蒐集」 2014年10月下旬発売のご案内」より)
●島根県「張子虎」 -- 病魔を退散させる力を持つとされ、子供の成長を願い、端午の節句にも欠かせない飾りとして愛されています。
●青森県「鳩笛」 -- 土製の笛。「土をなめると健康に」と信じられていたことから、カラフルに色づけし、子供に笛を吹かせて遊ばせたそう。
●福岡県「うそ」 -- 「鷽(ウソ)」という実在の鳥を木でかたどった玩具。自分のついた「嘘を誠に」「凶を吉に」変えると信じられています。
●奈良県「張子鹿」 -- 廃絶と復活を繰り返す謎の玩具。江戸後期に刊行された「五畿内産物図会」には、奈良名物として記されています。
●香川県「嫁入り人形」 -- 「イヌ」はこの地方の方言で「帰る」。前を向く姿から嫁に行ったら「いぬまい(帰るまい)」という意味を持つ縁起物です。
●石川県「米食い鼠」 -- 胴と台をつなぐばねを押さえると鼠が動き、台上の米をコツコツ食べる仕掛け。お金もコツコツ貯まるといわれた玩具です。
●東京都「犬張子」 -- 多産でお産も軽い犬は妊娠した女性や子供の守り神。江戸時代には嫁入り道具のひとつとして数えられました
●番外「シークレット」
さすが海洋堂。完成度の高いフィギュアです
奈良でこのガチャガチャが設置してあるのは「日本市 奈良三条店」さんのみ(大阪だと「中川政七商店 なんばパークス店」さんにあります)。シックなお店の店頭に、赤いガチャガチャマシーンが!ちょっとした違和感が楽しいですね(笑)
こちらに3台、逆側にも2台ありました。この日は発売初日ということもあって、私たちを含めていろんな方が回していました。奈良ですからのんびりしたものですが、東京ではあっという間に完売になっていたところも多かったとか!
料金は「1回300円」です。こんなカプセルに入って出てきます。カプセルは意外とかさばりますから、不要な方は中身だけ抜いて、お店の方に返却しましょう
この日の戦果。●奈良県「張子鹿」●福岡県「うそ」●石川県「米食い鼠」●東京都「犬張子」×3個をゲット。奈良の張子鹿が欲しくて、夫婦ふたりで6回(=1,800円!)もまわしました(笑)。シークレットも含めると、まだあと4種類もありますね
ちょっとアップで。奈良の地元民として、意地でも「張子鹿」が欲しかったので嬉しいですね!細い足も丁寧に作ってあって、さすがにクオリティは高いですね。どれも渋くて可愛くて気に入ってます。興味がある方はぜひ回してみてください!
■日本全国まめ郷土玩具蒐集
公式: http://www.yu-nakagawa.co.jp/p/1268
発売元: 中川政七商店
設置店: ●日本市全店(ecute東京店・羽田空港第2ターミナル店・東京スカイツリータウン ソラマチ店・奈良三条店・博多デイトス店)●遊 中川(ecute上野店)●中川政七商店(東京本店・なんばパークス店・西宮ガーデンズ店)●大日本市(渋谷パルコ店・広島パルコ店)
※第ニ弾は「2015年春頃」の発売予定とのことです
■参考にさせていただきました
The Huffington Post│郷土玩具フィギュアのガチャガチャ 中川政七商店と海洋堂が発売
■関連する記事