
外拝殿に3Dマッピングを投影!『春の神武祭』@橿原神宮
平成26年の『春の神武祭』へ行ってきました(2014年4月1日~4月6日)。初代・神武天皇をお祀りする橿原神宮エリアで、ライトアップ・コンサート・パレードなどが開催されます。大きな外拝殿の屋根をスクリーンに、3Dマッピング映像作品を投影する「まほろばファンタジア」は大迫力でした!
神武天皇の誕生日「4月3日」前後に開催
平成26年の『春の神武祭』(Facebookページ)が始まっています(2014年4月1日~4月6日)。
初代天皇である神武天皇をお祀りする、橿原市の「橿原神宮」の周辺を会場として、夜のライトアップ、3Dマッピングの投影、参道パレード、コンサートなど、1週間にわってさまざまな催しが開かれます。
もともとは、神武天皇の誕生日とされる4月3日に「神武天皇祭」という例祭が行われていたのですが、それを拡大したようなイメージですね。普段は静かで荘厳な橿原神宮ですが、この日はとても賑やかで、三が日のような雰囲気でした。
『春の神武祭』に合わせてライトアップされた、橿原神宮の一の鳥居。表参道の灯籠にも灯りがともされ、雰囲気ありますね。なお、この日の夜は無料で駐車場を利用できました。期間中ずっとなのかは分かりませんが、嬉しいですね
二の鳥居の脇で、橿原市の周辺の文化財などを紹介する映像が流されていました。「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」として世界遺産登録を目指していますので、その活動の一環なのでしょう
参道の突き当りには、動く電飾の大きな作品が。神武天皇の東征の際に「金鵄」(きんし。金色のトビ)に導かれたという記述をモチーフにしたものです。写真だと伝わりませんが、ちゃんと何パターンかに動きます
橿原神宮の「南神門」。現実以上に神々しく写ってます(笑)
橿原神宮の大きな「外拝殿(げはいでん)」の屋根に、映像が投影されます。その周囲には「祈りの回廊ライトアップ」のロウソクの灯りがあったり、背後に畝傍山のシルエットが見えたり、普段とはまったく違った雰囲気ですね
巨大な外拝殿の屋根に映像が投影されます
橿原神宮の外拝殿の屋根をスクリーンに、3Dマッピング映像作品を投影する「まほろばファンタジア」。建物が巨大ですし、音楽のボリュームも大きくて、とても迫力がありました!
映像の内容は、古代から現代まで橿原の歴史を写しだしたもの。古の装束を身にまとった神武天皇らしきお方が登場したりして、古代史好きには楽しいモチーフですし、場面の展開もスピーディーでお子さんでも「かっこいい」と思ってもらえるような内容だったと思います。最近の映像技術は本当にすごいですね。
上映時間は5分ほど、間隔を開けて何度も上映されていますから、角度を変えたりしながら何度も観てもいいですね。
3Dマッピングの映像を投影する「まほろばファンタジア」。スケールが大きくて迫力あります!5分程度と短めですし、映像のテンポも早いので、気軽に楽しめます
短めの動画 その1
短めの動画 その2
3Dマッピング映像「まほろばファンタジア」
参加型の「Photo+」なども楽しいですね
「まほろばファンタジア」の合間には、こんな映像が映し出されます
写真と手書き文字が入ったプリクラ風の画像が、ランダムに動いて投影されます
これは「Photo+(フォトタス)」というシステムで、テントに設置してある機械で、すぐに撮影できます。ちょっとした行列になっていましたが、お子さんやカップルにはいい記念になりますのでぜひ(4月5日まで)
また、キャンドルに願い事などを書いて設置できるブースもありました
南神門の近くにこんな風に並べられていました
外拝殿の前には、コンサートの準備がしてありました。「トイレの神様」の植村花菜さんのコンサート(4月5日19時~)などが行われますので、このページからご確認ください
外拝殿からは、夜の「内拝殿」も拝見できます。外は賑やかでしたが、ここだけ空気が違うようでした。しっかりお詣りしておきましょう
回廊部分にも灯りがともっています
■春の神武祭
HP: http://www.kashihara-kanko.or.jp/jinmusai/
会場: 橿原神宮エリア
電話: 0744-20-1123(橿原市観光協会)
期間: 2014年 4月1日(火) ~ 4月6日(日)
駐車場: 橿原神宮の駐車場が利用できます
アクセス: 近鉄「橿原神宮前駅」から徒歩8分ほど
Facebook: https://www.facebook.com/harunojinmusai
■参考にさせていただきました
橿原神宮
【奈良新聞WEB】3D映像ショーなど催し - 橿原で「春の神武祭」開催中
■関連する記事