「光の平城京絵巻」が見事 @天平たなばた祭り~平城京天平祭・夏~
平城宮跡・朱雀門ひろばで開催中の『天平たなばた祭り~平城京天平祭・夏~』(2020年8月15日~23日)。コロナ禍で規模を縮小しての開催ですが、朱雀門や朱雀大路に美しい映像作品を投影する「光の平城京絵巻」が想像以上の美しさで驚きました!
幻想的な映像作品「光の平城京絵巻」
平城宮跡・朱雀門ひろばで、今年も『天平たなばた祭り~平城京天平祭・夏~』(Facebook・Twitter・Instagram)が開催されています(2020年8月15日~23日)。
新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、今年は規模を縮小しての開催となり、例年のメイン企画である「天平七夕行列」「燈花会」などは中止されました。
私達は取材などもあってほぼ毎年拝見していますので、「今年は期待できないかも」と少しだけ諦めモードで足を運びましたが、「光の平城京絵巻」が想像以上の美しさで驚きました!幻想的で美しかったです。
夕暮れの平城宮跡歴史公園 朱雀門ひろば。「光の平城京絵巻」の投影は19時からスタートします。朱雀門には映像が、朱雀大路の路面には文様が映し出されます。朱雀大路の脇にメカメカしい投影機が並んでいる光景も面白いですね
まだ空に明るさが残っている時間帯でも、この美しさです。投影される文様は四神(白虎・玄武・朱雀・青龍)+鳳凰。光の切り絵作家・酒井敦美さんと、作曲家・サキタハジメさんのコラボレーション作品で、それぞれ四季をイメージしたデザインとなっています
高所から朱雀大路の路面に映像が投影されているのですが、輪郭もくっきりしていてとても美しいです。思わず触ってみたくなるほどで、お子さんたちが興奮して走り回っていました!
復原遣唐使船もこんな文様が投影されています。幻想的!
クイズ王・伊沢拓司さんの企画も
その他には、床面に投影されたデジタルアート「星空プロムナード」なども。星空の映像ですが、人の動きに合わせて星座が光ります。最近の映像技術はすごいですね
また、東大卒クイズ王・伊沢拓司さんが問題を作成した「平城京天平祭クイズチャレンジ」なども開催されています。問題はすべて奈良や平城京に関するものとなっています
会場内にある5問のパネルを巡って解答していきます。この企画は18時スタートです。「光の平城京絵巻」の始まる19時までに楽しんでおくのにちょうどいいですから、ぜひチャレンジしてみてください。
(※伊沢さん作成のクイズは、平城京天平祭ホームページからも挑戦できます)
■天平たなばた祭り~平城京天平祭・夏~
HP: https://tenpyosai.jp/
Facebook: @tenpyousai
Twitter: @tenpyoyamato
Instagram: tenpyosaii
期間:2020年8月15日(土曜日)~23日(日曜日)
時間:18:00~21:00 ※荒天中止
場所:平城宮跡 朱雀門ひろば(奈良市)
入場料:無料
アクセス: 近鉄奈良線「大和西大寺駅」から徒歩約20分。
※駐車場(無料・42台)も利用可能だが、台数に限りあり。イベント期間中は公共交通機関の利用がベターです。
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