北陸への家族旅行で、金沢へ行ってきました。念願だった『金沢21世紀美術館』では不思議な現代アート作品たちを観て、名物の「金沢カレー」と「金沢おでん」を食べて。簡単にご紹介しておきます。

美しい空間で体感する不思議な現代アート

金沢・福井へ家族旅行に行ってきました。その初日は、念願だった『金沢21世紀美術館』（Wikipedia）からスタート！いろんなTV番組やネットでも紹介されているのを見ていましたが、現代アート好きにとってはとても楽しい施設でした。

時間の関係ですべてをじっくり見た……とは言えませんが、とりあえずの注意点など。

●有料ゾーンと無料ゾーンがありますが、無料で楽しめるエリアだけでもかなり広めですので、時間がない方（と現代アートにあまり興味がない方）はチケットを購入しなくてもいいかも。

●有料ゾーンも観覧する場合、事前にネットで前売り券などを購入しておくといいでしょう。チケット購入の窓口がなかなか進まず、かなりの行列になります。

石川県金沢市にある『金沢21世紀美術館』。私は以前に金沢に住んでいたことがありますが、その後の2004年（平成16年）の開館です。「兼六園の近くの繁華街によくこんな土地があったな」と驚いたのですが、以前は金沢大学附属中学校などがあった土地だとか

「21美といえば」の展示が、このレアンドロ・エルリッヒ作《スイミング・プール》です（ここは有料エリア）。水を張ったプールの中に人がいるように見える、というもので、

プールの中にも入れます！絶好の撮影スポットなので、なかなかの混雑度でした

こちらも有名な、ジェームズ・タレルのインスタレーション作品《ブルー・プラネット・スカイ》です。正方形の部屋の天井部分が正方形に切り取られ、空が見えます。それだけです。ここでぼけーっと空を眺めていたら、さぞ気持ちいいでしょう！

壁面にこんな作品が描かれていたり。無料エリアだけでもかなり楽しめます

開館15周年記念の展覧会を拝見

この日は、開館15周年を記念した展覧会「現在地：未来の地図を描くために［1］」（2019/12/19まで）と「現在地：未来の地図を描くために［2］」（2020/4/12まで）が開催されていました。

ぱっと見て意味のわからない作品も多いのですが、あまり深く悩まずに面白がるといいですね。

ストッキングのような素材の巨大オブジェの中に入れる、エルネスト・ネト作《身体・宇宙船・精神》など、一部は撮影禁止ですが、ほとんどの展示は撮影可能でした。撮影してきた画像だけ掲載しておきます。

名物の金沢カレー＆金沢おでんも

金沢の名物となった「金沢カレー」の元祖を名乗る人気店『ターバンカレー』本店へ。21世紀美術館の近くにあるので便利ですが、店内はかなり狭いので、お昼過ぎても行列が発生します

ターバンカレーさんの「チキンカツカレー（中）」730円。どろっと濃いめのルーは、濃厚で爽やか。辛さも程よくクセになる美味しさでした！

夜は金沢駅近くの居酒屋さん（店名は失念）で、こちらも名物の「金沢おでん」などをいただきました。具材に車麩・赤巻・バイ貝などが入っているのが特徴です。お刺身などもまぁ美味しいこと！さすが金沢ですね

金沢おでんの定番「カニ面」。香箱ガニの内子やミソなどを混ぜ、脚などとともに甲羅にぎゅっと詰めたものを、おでんのダシで炊いてあります。手間がかかってます！

■金沢21世紀美術館

HP:　https://www.kanazawa21.jp/
Twitter:　＠Kanazawa_21

住所:　石川県金沢市広坂1-2-1
電話:　076-220-2800
休館日:　月曜日
営業時間:　10:00～18:00（金・土曜日は20:00まで）
駐車場:　有料Pあり
アクセス:　JR金沢駅からバスで約10分。「香林坊（アトリオ前）」下車、徒歩約5分

※実際にお邪魔したのは「2019年11月29日」でした。