2015-04-21

亀石・猿石など。飛鳥の不思議な「石造物」たち@明日香村

亀石・猿石など。飛鳥の不思議な「石造物」たち@明日香村

古代の不思議な「石造物」が伝わる飛鳥。亀のような姿の巨石『亀石』、近くの田んぼから見つかった4体の不思議な石像『猿石』などを観てきました。系統は違いますが『石舞台古墳』の巨大な天井石なども、あらためてじっくりと観察するととても面白いですよ!


飛鳥は不思議な石造物の宝庫です

古代の人々が作った、不思議な「石造物」が多数観られる明日香村。

亀石・鬼の俎・鬼の雪隠・亀形石造物・酒船石・猿石・二面石、さらに系統は違いますが石舞台古墳や飛鳥水落遺跡など、いずれもそれほど丁寧な作りではありませんが、プリミティブ(原始的・素朴)な魅力が感じられます。


だいぶ前に、こんな簡単なまとめ記事を書いたことがありました。いずれまたまとめ直したいと思っていますが、飛鳥へ行った際に、その素材となるような写真を何枚か撮ってきましたのでご紹介しておきます。


アップも背中もお尻も可愛い!亀形の『亀石』

飛鳥の石造物「亀石」-01
飛鳥のシンボルともいえる『亀石(かめいし)』。自転車などでも巡りやすい場所にあるため、これまでにも何度も観ています

飛鳥の石造物「亀石」-03
巨大な花崗岩に、亀の顔のような彫り跡があり、全体を見ても可愛らしいのですが、顔をアップにしてみると、これもいいですね!

飛鳥の石造物「亀石」-04
斜めから。前足っぽいところもあって、いい感じです

飛鳥の石造物「亀石」-05
背中のあたり。亀石が何のために作られたのかすら不明ですが、この辺りはほぼ手付かずで放置されているのですから、亀石は未完成品なのでしょうね

飛鳥の石造物「亀石」-07
亀石のお尻のあたり。しっぽのようなもの、甲羅の上下の境界線などはちゃんと判別できます。ぜひ後ろにも回って愛でてみてください!


4体のファニーフェイスな石像『猿石』

飛鳥の石造物「猿石」-08
明日香村平田の「吉備姫王墓(きびひめのみこのはか)」。孝徳天皇と皇極(斉明)天皇のお母さんに当たる方のお墓で、おじいさんである第29代天皇「欽明天皇陵」のすぐ隣にあります。この敷地内にうっすら見えるのが……

飛鳥の石造物「猿石」-09
4体の『猿石(さるいし)』という石造物です。左右に2体ずつ配置され、向かって左手は「僧(法師)」、右手は「男」。ニヒルな顔をしていますね!

飛鳥の石造物「猿石」-10
こちらは、手前が「山王権現」、奥が「女」。すべて近くの田んぼに埋まっていたところを発見され、ここに移動されました。お墓の守り神ということでもありません

飛鳥の石造物「猿石」-12
「山王権現」さんは、笑っているかのような表情で、(ちょうど影になっていますが))しっかり男性のシンボルまで作られています!本当にユニークですね

飛鳥の石造物「猿石」-11
「女」は呼ばれているものの、決して人間の女性とも見えません。なお、古墳の敷地内は立入禁止ですから、背後の作りなどは見られませんが、近くの『飛鳥資料館』には猿石の姿形をそのまま再現した像が展示されていますので、そちらでご覧ください


巨石の質感も感じられる『石舞台古墳』

飛鳥の石造物「石舞台古墳」-13
石室の巨石がむき出しになった『石舞台古墳』。人を埋葬するための施設ですから、他の石造物とは質が違いますが、ここもまた飛鳥の石文化の雰囲気が伝わってくる場所でしょう。遠目で見ると積み木のようですが、本当に大きいんですよね

飛鳥の石造物「石舞台古墳」-14
石室内部へ入っていくと……

飛鳥の石造物「石舞台古墳」-15
この高さと広さです!30数個の岩を使用し、総重量約2,300トン!もっとも大きな天井石だけでも77トンあるというのですから、どうやって組み上げたのかと不思議になりますね(現地の看板に工事方法の予想図があります)

飛鳥の石造物「石舞台古墳」-16
石の間から石室内を覗いたところ。もともとは他の古墳と同じように土で覆われていた方墳でした。土が除かれた今、上から見ると大きな隙間だらけです

飛鳥の石造物「石舞台古墳」-17
微妙な隙間があったり、巨石の素材感を観察したり。おそらく人の手で形が整えられたりしたであろう部分などが見つかって面白いです!


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