2013-04-01

『石舞台古墳』の満開の桜を見てきました@明日香村

『石舞台古墳』の満開の桜を見てきました@明日香村

明日香村島庄の『石舞台古墳』で、満開の桜を観てきました。石舞台古墳には、色んな季節に何度も来ていますが、やはり桜の開花時期は華やかでいいですね。石がむき出しの大きな古墳と、それを囲むように咲く桜の対比が、とても美しかったです!


巨石を囲むように美しい桜が咲きます

明日香村島庄にある『石舞台古墳(いしぶたいこふん)』(Wikipedia)。周囲は「飛鳥歴史公園」として整備されており、ひなたぼっこをしたり、ボール遊びをしたりする家族連れで賑わいます。

30数個の巨大な岩を用いて作られた、日本有数の大きさを誇る「方墳」です。その総重量は「約2,300トン」にも及び、今からはるか昔に作られたことを考えると、途方も無い土木作業だったことでしょう。


墳丘の盛土が全く残っておらず、巨大な両袖式の横穴式石室が露呈しているという独特の形状で有名な、わが国における代表的な方墳です。天井席の上面が広く平らで、まるで舞台のように見えるその形状から古くから「石舞台」と呼ばれています。

被葬者は明らかではありませんが、7世紀初頭の権力者で、大化の改新で滅ぼされた蘇我入鹿の祖父でもある蘇我馬子の墓ではないかといわれています。


そんな石舞台古墳の周辺にはたくさんの桜が植えられており、古墳を取り囲むように咲き乱れます。夜にはライトアップも行われ、幻想的な姿を見せてくれます。


この日は、やや曇り気味でしたが、桜は開花のピークでした。例年よりもやや早めですね。石舞台古墳の周辺をグルリと桜の花が取り囲むように咲いていて、一年でもっとも華やかです。

石舞台古墳の間近に行くのは有料(大人250円など)となりますが、もちろん石室の中にも入れますし、真っ赤で美しいハナモモも咲いています。このように色んなアングルから撮影できますので、ぜひ春の石舞台古墳へ行ってみてください!


満開の桜@石舞台古墳(明日香村)-01

満開の桜@石舞台古墳(明日香村)-02

満開の桜@石舞台古墳(明日香村)-03

満開の桜@石舞台古墳(明日香村)-04

満開の桜@石舞台古墳(明日香村)-05

満開の桜@石舞台古墳(明日香村)-06

満開の桜@石舞台古墳(明日香村)-07

満開の桜@石舞台古墳(明日香村)-08

満開の桜@石舞台古墳(明日香村)-09

満開の桜@石舞台古墳(明日香村)-10

満開の桜@石舞台古墳(明日香村)-11


高台から石舞台古墳を見下ろす場所も絶景!

なお、石舞台古墳の敷地内へ入場するのはもちろんのこと、ぜひその背後の小さな高台から、古墳を見下ろしてみてください。遥か遠くに「二上山(にじょうざん。ふたかみやま)」が見えます。

この周辺には、菜の花やタンポポ、雪柳など、色んなお花が見られますので、春の明日香をお花を探しながら歩いてみるのもいいですよ!


満開の桜@石舞台古墳(明日香村)-12

満開の桜。石舞台古墳。そして遠くに見えるフタコブの山が二上山。この角度から眺める二上山も大好きです!

満開の桜@石舞台古墳(明日香村)-13
すでにシーズンが終わりかけですが、菜の花もきれいに咲いています

満開の桜@石舞台古墳(明日香村)-14
菜の花と石舞台古墳と桜。贅沢な一枚ですね

満開の桜@石舞台古墳(明日香村)-15
足元にはタンポポも。このエリアは日当たりがいいので、タンポポが群生しています。ぜひ足元の花にも気を留めてあげてください



大きな地図で見る


■石舞台古墳

HP: http://www.asuka-park.go.jp/ishibutai/
住所: 奈良県高市郡明日香村大字島庄
拝観時間: 8:30 - 17:00
拝観料: 大人250円、高校生200円、中学生150円、小学生100円
駐車場: 無料駐車場あり(混雑時は有料駐車場を利用してください)
アクセス: 近鉄「橿原神宮前駅」から飛鳥駅行バス「石舞台」下車(25分)。近鉄「飛鳥駅」から橿原神宮前駅東口行バス「石舞台」下車(13分)など

※桜の開花時期には、夜間のライトアップも行われます


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