
カツ丼+冷たいうどん!『いろり家』@広陵町
我が家で「カツ丼が食べたい!」と思った時に(数ヶ月に一度の周期で来ます)、真っ先に候補に挙がるのが、広陵町にある『竹取うどん いろり家』さん。
手打ちうどんのお店なんですが、ここのカツ丼がなかなかいい塩梅で、豪快に「丼+麺」の炭水化物メニューを食べたくなった時には、いつも利用しています。
「カツ丼」が美味しいうどん屋さん
この『いろり家』さんは、靴下とかぐや姫伝説の町「広陵町」にあります。このため、お店の名称も、正式には「竹取うどん いろり家」となるんだとか。特に素材や器に竹を使っている・・・という雰囲気もありませんので、それほど深い意味はないと思われます。
私がこのお店を知ったのは2年ほど前のこと。いろり家さんの前の通りは私のジョギングコースなのですが、いつもかなりの賑わいを見せていたのです。ある日、お邪魔するチャンスが巡ってきたのですが、手打ちうどんというには、意外なほどうどんにはインパクトが無くて、意外なほどカツ丼が美味しかったのです!
それ以来、我が家的には、いろり家さんは「カツ丼を食べに行くならココ!」というお店として定着してきました。古民家を改装した落ち着いた店構えもいいですし、お値段も決して高くはなく、ボリュームは満点。近所の方で混み合うのも当然だと思います。
広陵町にある手打ちうどんのお店『いろり家』さん。法隆寺と広陵町を結ぶ県道5号線沿いにある、古民家を改装したうどん屋さんです。いつも地元のお客さんで賑わっている、隠れた繁盛店ですね
いろり家さんの店内の様子。古民家らしく天井が高く、中央の席には店名どおりに囲炉裏もあります。店内だけ見ると、山奥でひっそりと営業していそうな雰囲気ですが、かなり平地にあります(笑)
「冷たいうどん」のコシに驚いた!
数日前から、また「カツ丼が食べたい!」と話し合っていた私たち、出先からの帰り道にまたいろり家さんへ立ち寄ってみました。
今回は二人とも「丼とうどんのセット(@980円)」のカツ丼バージョンを頼み、私は温かいうどん、相方は冷たいうどんをセレクトしました。
相変らず温かいうどんは、普通に美味しいのですが、それほど際立った特徴はありません。カツ丼の美味しさも相変らずで、うどん屋さんで食べるベーシックなカツ丼として、味が極端すぎもせず、衣はサクサク。特に「これが最高に美味い!」とまではいいませんが、このお値段でこの味だったら、文句を言える筋合いじゃありません。大満足ですね。
しかし、相方が頼んだ冷たいうどんを一口もらってみて驚きました!冷水で〆たうどんは、かなりしっかりとしたコシがあってツルツルシコシコですよ!讃岐うどんが好きな私のようなタイプには堪らない喉越しだったのです。
今までは、ここでは温かいうどん(冷水で〆ないいわゆる「釜茹で」タイプ)しか食べていなかったので気付かなかったのですが、茹でたうどんをそのままスープに入れて食べる、関西のうどんの典型的な食べ方なんでしょう。これだと手打ち麺のコシが弱まってしまって、ちょっとだけ物足りない感じがあるんです。
しかし、あの冷たいうどんを味わった今となっては、ぜひ「うどんを茹でてから冷水で〆て、再度温めて食べる」という讃岐うどん風の食べ方もしてみたいですね~。それが関西では邪道に属するものなのかもしれませんが、コシの強い温かいうどんが好みの私としては、ぜひ一度チャレンジして欲しいと思いました。
関西風のうどんがお好みの方は、温かいものでも十分に満足できると思いますし、私のようにシコシコとコシの強めのうどんがお好みの方は、ぜひ冷たいうどんを注文してみてください。かなりの満足度ですよ!
メニューその1。基本は手打ちのうどんで、それプラス丼やおにぎりなどをセットにするという感じです
私たちはいつも丼とうどんのセット物を頼むのですが、さすがにかなりのボリュームです!女性にはちょっと多すぎるくらいかもしれません。個人的には、ここのカツ丼が大好きですので、ぜひお試しください!
「丼とうどんのセット(@980円)」。カツ丼と温かいうどんでいただきました。いかにも「うどん屋のカツ丼」という味のカツ丼がいいんですよね。このお店では他の丼も色々食べてますが、これが一番だと思います
相方が頼んだのは冷たいうどんバージョン。これまで食べる機会が無かったのですが、冷水で〆ることでコシの強さが出てきて、かなり驚きました!讃岐うどん好きな私としては、これはかなりオススメです!
■いろり家
住所: 奈良県北葛城郡広陵町三吉303-6
電話: 0745-55-4919
定休日: 無休
営業時間: 平日11:30-15:00、17:30-22:00。土日祝11:30-15:30、17:30-22:00
駐車場: 無料駐車場あり