2014-02-24

18年ぶり!水を抜いた『猿沢池』を観てきました@奈良市

18年ぶり!水を抜いた『猿沢池』を観てきました@奈良市

奈良市の『猿沢池』は、外来種の駆除・シダレヤナギの保護・護岸点検などを行うため、1996年以来という水を抜いた状態になっています。その貴重な姿を写真に収めてきました。池の底から見つかった大量のゴミなども観られ、色々と考えさせられました。


外来種のカメの駆除・ヤナギの保護などが目的

奈良市の『猿沢池(さるさわいけ)』(または「さるさわのいけ」)で、1996年以来という、水を抜いて作業が行われています。奈良の街中にある小さな池ですから、決して普段から水量が多いわけではありませんが、ここまで水が無い姿は滅多に見られません。

今回の作業の目的は以下のようなもので、合わせて護岸の点検なども行うそうです。

●在来種のクサガメやイシガメの脅威になっていた、外来種のミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)などの駆逐。捕獲されたミドリガメは殺処分されず、「須磨海浜水族園」に引き取っていただけるそうです

●枯死が深刻になっている、池のほとりのシダレヤナギの保護のため(参考記事:【MSN産経west】【関西の議論】名勝「猿沢池」の風情が失われていく…名物柳が枯死、4分の1に、創業150年の老舗旅館も“倒産”


作業の方たちが猿沢池に入ったのは、2月19日でした。「朝日新聞奈良総局 」さん(@asahi_naraken)の当日のツイートをご紹介しておきます。




●参考記事
【朝日新聞デジタル】奈良・猿沢池のミドリガメ、神戸の水族館引き取りへ
【47NEWS】奈良・猿沢池で外来種カメ捕獲 18年ぶりに水抜き
【MSN産経west】奈良・猿沢池 外来種カメ駆除で水抜き 大量のカップ酒瓶も 同一人物の“犯行”?


外来魚・交雑種、そして大量のゴミが見つかるなど、大変な状態だったようです。色々と考えさせられますね。


猿沢池の底から見つかった大量のゴミなども

その数日後となるこの日、私たちも猿沢池に行ってみたところ、水が抜かれたままになっていて、池の畔では工事が行われていました。水が減った猿沢池を見るのは初めてでしたので、とても興味深かったです。

一周して写真を撮影してきましたので、簡単にご紹介しておきます。


18年ぶり!水を抜いた『猿沢池』@奈良市-01

興福寺の境内へ続く石段「五十二段」の前からの眺め。普段はたくさんのカメがエサをねだっていた場所ですが、水が減らされてこんな状態です。向かって右手の道路では、路肩の工事が行われていました。池への立ち入りは禁止ですので、降りないようにしましょう

18年ぶり!水を抜いた『猿沢池』@奈良市-03
石塔側から、興福寺南円堂、天平ホテルさん方面を見たところ。ここからだといつもと変わらない風景ですね

18年ぶり!水を抜いた『猿沢池』@奈良市-04
しかし、水量はこの程度です

18年ぶり!水を抜いた『猿沢池』@奈良市-05
その近くに、今回の水抜き作業で見つかった不法投棄されたゴミたちがまとめて置いてありました。ナンバープレートや大量の酒瓶など、かなりひどい有り様で胸が痛みます

18年ぶり!水を抜いた『猿沢池』@奈良市-06
ゴミのアップ

18年ぶり!水を抜いた『猿沢池』@奈良市-07
興福寺五重塔、猿沢池よしだやさん方面の眺め。いつもは夜にこのアングルで見ると、水面に灯りが反射して美しいのですが、今だけはそれも観られそうにありません

18年ぶり!水を抜いた『猿沢池』@奈良市-08
興福寺南円堂の方面。写真では分かりづらいですが、中央の浮島の土台は金属製で、人工的に造られたものです。水を抜いてみないと分からないですよね

18年ぶり!水を抜いた『猿沢池』@奈良市-09
ベンチが並んでいる側から。猿沢池の七不思議「澄まず、濁らず、出ず入らず、蛙はわかず、藻は生えず、魚が七分に水三分」。こんな状態で読むと不思議な気分になりますね

18年ぶり!水を抜いた『猿沢池』@奈良市-10
采女神社前の碑。帝の寵愛が衰えた采女が猿沢池に身投げしたというお話がありますが、かなり水深は浅めです。水が多い時でも難しいかもしれませんね(笑)

18年ぶり!水を抜いた『猿沢池』@奈良市-11
三条通りの側から。この状態がいつまで続くのかは分かりませんが、とても貴重な光景ですから、ぜひ観ておいてください!



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■猿沢池

HP: http://nara-park.com/annnai2_6.html


■参考にさせていただきました

猿沢池 - Wikipedia










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