2011-05-22

一目百万本!葛城山の満開の「つつじ」を見てきました

一目百万本!葛城山の満開の「つつじ」を見てきました

修験道の発祥の霊山・葛城山の山頂では、「ひと目百万本」と称されるツツジの大群生が見られます。開花のピークには大変な混雑になると聞いていましたので、今までなかなか行くチャンスがありませんでしたが、ようやく真っ赤に染まるつつじの絨毯が見られました!


葛城高原はロープウェイか徒歩で上がれます

葛城市にある「葛城山」では、毎年5月中旬ごろに「一目百万本」といわれるツツジの大群生が見られます。この時期にはロープウェイ乗り場で2時間(!)ほどの大行列になると聞いていたため、これまでずっと敬遠してきて、この時期の葛城山へ登るのは初めてでした。しかし、この日は他の奈良好きの方と集合した葛城オフだったため、ようやく行くことができました。

この日は、つつじのピークの日曜日でしたが、朝から小雨、次第に天候が崩れていくような天気予報だったため、行列は短め。午前10時くらいに到着しましたが、ほぼ待たずに乗車できました。

なお、葛城山には登山道もありますので、健脚な方は歩いて山頂へ向かうこともできます(このサイトさんが詳しいです)。私も以前に登ったことがありますが、それほど厳しい道ではありません。途中で「櫛羅(くじら)の滝」なども見られますので、余裕のある方はどうぞ。


葛城山登山についての記事を書きました


葛城山(つつじ)@葛城市-01

雨予報の日曜日、Twitterの「葛城国見オフ」の面々と葛城山のつつじを見にやってきました。駐車場代金は1,000円。ピーク時にはこの看板のように、信じられないほどの真っ赤な光景が広がります!

葛城山(つつじ)@葛城市-02
葛城山ロープウェイ「葛城登山口駅」の午前10時くらいの様子です。雨予報のためまだ閑散としていますが、ピークには2時間待ち(!)にもなるのだとか。ロープウェイは片道6分ほどの距離ですが、料金は片道720円・往復1,220円と、ややお高めです。ハイキングコースもあり、自力で登って2時間ほどで山頂へ行けるようです

葛城山(つつじ)@葛城市-03
ロープウェイ乗り場から。これが役行者さんが修行をした「葛城山」です。この時はまだ小雨程度でしたが、帰りにはとんでもないどしゃ降りになりました・・・

葛城山(つつじ)@葛城市-04
ゴンドラは定員約50名。通常は30分に1本程度ですが、つつじの時期はピストン輸送をしていますので、待ち時間は比較的短くてすみます。なお、ゴンドラの山側に陣取っても、全くつつじの姿は見えませんでした。大和盆地を一望できる谷側の窓際が一番のオススメスポットです

葛城山(つつじ)@葛城市-20
近鉄さんが作る「葛城高原ミニマップ」を見てみると、葛城高原は意外と広いエリアで、つつじ以外にも見どころが多いことが分かります。ロープウェイ乗り場でも手に入りますが、事前にホームページからダウンロードしておくといいですね。ツバキ・ナンバンギセル・カタクリ・ススキなどが観られるようです


山上には「葛城天神社」や「婿洗いの池」が

ロープウェイに乗ると、わずか6分で葛城山上駅へ到着。つつじの群生地へは、そこから15分ほど歩きます。また、道沿いにつつじの花の姿はほとんど見られませんので、やや拍子抜けでした。

駅近くには、歴史ある「葛城天神社」が鎮座しています。その先へ進むと、自然研究路という遊歩道があったり、変わった由来を持つ「婿洗いの池」などがありますので、天気のいい日にはそちらを散策するといいでしょう。


葛城山(つつじ)@葛城市-05

ロープウェイの終点「葛城山上駅」を降りると、15分ほど散策コースを歩きます。すぐに見えてくるのが「葛城天神社」。霊峰・葛城山に鎮座し、御祭神は国常立命。この境内は、「天神の森」と称し、葛城地方に繁栄した古代豪族・加茂氏などが祭祈を行ったとされています。危険な道を歩くわけではありませんが、しっかりとお詣りしておきましょう

葛城山(つつじ)@葛城市-06
この祠には役行者像、隣には大日大聖不動明王が祀られています。役行者は、葛城山の麓の御所市茅原の里の生まれです。金剛山系で荒行を重ね、蔵王権現を感得し、修験道を開創しました。修験道は吉野大峰でも盛んですが、今でも葛城山は修験道発祥の霊地として崇敬されています

葛城山(つつじ)@葛城市-07
葛城天神社の拝殿に当たる、コンクリート造りの建物

葛城山(つつじ)@葛城市-08
自然がいっぱいの葛城高原ですが、「婿洗いの池」という物騒な名前の池があります。江戸時代のこと、山麓の村人は水不足で争いが絶えなかったため、この池に祀られた竜神を怒らせるため、あえて祠を壊して池へ投げ込んだのだとか。「その時どういう訳か新しく村へ養子縁組してきた一人の婿養子を竜神の祠と共に池へ投げ込み、荒縄でごしごし洗い、半死半生のめにあわせた」。看板に「どういう訳か」と書かれるほど、全く意味が分からない事件ですね(笑)


葛城高原の「自然ツツジ園」は大迫力!

葛城高原を15分ほど歩くと、眼下に赤い絨毯を敷き詰めたような「自然ツツジ園」が見えてきます!この一角は、「一目百万本」と呼ばれるつつじの大群生です。話によると、人が植えたりしたものではなく、自然の群生というのですから驚きですね。

また、木製の見晴台のようなものが何箇所も設置されていて、そこでお弁当を食べたりすることもできます。この日は、ここにたどり着いてすぐに大雨になってきたため、早々に退散しましたが、お天気のいい日は気分がいいでしょうね。ぜひまた日を改めて、今度はお弁当持参で来てみたいと思います。


葛城山(つつじ)@葛城市-09

ロープウェイの葛城山上駅から15分ほど歩くと、ようやく「自然ツツジ園」が見えてきます!「一目百万本」と称されるほどのつつじの大群生で、驚くことに人の手によるものではないのだとか。小雨まじりだったためややくすんだ色合いに見えますが、実際は素晴らしい赤の絨毯でした!

葛城山(つつじ)@葛城市-10
自然ツツジ園のいたるところに、木製の見晴台のような場所が作ってありました。そこで三脚を構えたり、お弁当を広げたりできるようになっています。また、雨足が強くなってきたので行けませんでしたが、つつじの群生の間を歩ける小道があり、真ん中が広場のようになっていました

葛城山(つつじ)@葛城市-11

葛城山(つつじ)@葛城市-12

葛城山(つつじ)@葛城市-13

葛城山(つつじ)@葛城市-14


葛城山上でお食事などもいただけます

葛城高原には、ちゃんとロッジ風の休憩所なども完備されていますので、簡単な食事や雨宿りもできます。ちゃんとした食事であれば、葛城高原ロッジさん(かも鍋が美味しいらしいです)へ予約しておくといいでしょう。

頑張って葛城山の山頂にも行ってみたのですが、雨も激しくなってしまって視界ゼロ。山頂からの眺めを楽しむどころじゃありませんでしたが、有名な葛城高原のツツジを見られただけでも満足です!


葛城山(つつじ)@葛城市-15

葛城山の山頂には、こんな立派な売店も営業しています。広めの休憩室もあって、うどんなどの軽食もいただけました。気軽なハイキングにもちょうどいいですね

葛城山(つつじ)@葛城市-16
葛城名物「焼き団子(@300円)」。団子3個で300円と、ややお高く感じますが、炭火で焼いてあるためフワフワと柔らかく、上品な味噌だれが美味しかったです!

葛城山(つつじ)@葛城市-17
こちらは「天津甘栗コロッケ」(確か100円ほど)。コロッケの中に栗が練りこまれていて、想像通り甘めでした。なかなか不思議な食べ物ですが、オヤツとしてはいいですね

葛城山(つつじ)@葛城市-18
長々と休憩していても仕方ないので、無理やり葛城山の山頂へ行ってみたら、視界が無くなるほどのどしゃ降りに!下界の景色どころの騒ぎじゃありませんでした(笑)

葛城山(つつじ)@葛城市-19
雨足が強まったため、帰りのロープウェイ乗り場はこの混雑ぶりでした。しかし、ちゃんとテントの下で並べますので、ストレスも少なめ。この行列でも30分ほどで乗車できました



大きな地図で見る


■葛城高原ロッジ

HP: http://www.katsuragikogen.co.jp
住所: 奈良県御所市櫛羅2569
電話: 0745-62-5083
アクセス: 近鉄「御所駅」から、奈良交通バス「葛城ロープウェイ」下車(約15分)、ロープウェイ「葛城登山口」から「葛城山上駅」へ(約6分)。そこから徒歩約15分

※葛城高原ロッジさんでは、葛城山のつつじの開花状況を毎日のように更新していますので、出かける前にこちらで確認しておくといいでしょう


■参考にさせていただきました!

葛城高原|K's PLAZA
近鉄葛城索道線 - Wikipedia
葛城山(つつじ園)


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