2010-04-24

平城遷都1300年祭『エントランス広場フードコート』

平城遷都1300年祭『エントランス広場フードコート』

平城遷都1300年祭』の初日レポート。平城宮跡会場のバスターミナルから近い「エントランス広場」のフードコートです。奈良の特徴を出した、フードコートとは思えないような本格的なお料理がいただけます!


フードコートは席数が少ないのが弱点

平城宮跡会場の入口部分となるエントランス広場には、計9店舗が入ったフードコートがあります(店舗一覧はコチラ)。

個性的な店舗が揃っていて、とても面白いのですが、最大の弱点は席数が少ないこと。晴れた日であれば、外のベンチでいただくこともできますが、雨の日には大混雑することは間違いないでしょう。お天気が悪い日には食事の時間をずらすなど、工夫が必要だと思われます。


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エントランス広場のフードコートの様子。朝一番に撮影していますので、まだガラガラです。全部で9店舗ありますが、それにしてはテーブル席が少なすぎですね。外のベンチでいただくこともできますが、雨の日は大変な混雑になりますのでご注意ください

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フードコート前には、こんなテラス席っぽいスペースや木製ベンチもあります。晴れた日であれば、建物の裏側に目立たないベンチがありますので、そこを狙ってみると空いているかもしれません

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フードコートのお昼前の様子。施設の中も外も大混雑でした。この後でにわか雨が降ってきましたが、その時はどれくらいの混雑っぷりになっていたのか想像もつきません


黒米を使った「遷都すしバーガー」とは?

フードコートから離れた場所に、ポツリと1軒だけ営業しているのが『おべんとうや』さんです。運営しているのは、奈良で寿司・日本料理・ケータリングなどを行っている「東鮓(あづまずし)」さんのようです。

こちらで注目なのは、バンズの代わりに黒米を使った「遷都すしバーガー(@680円)」でしょう!

使用されている具材は、黒米・えびの天ぷら・スモークサーモン・煮あなご・ロースハム・クリームチーズ・奈良漬け・グリーンリーフ・きゅうり・焼海苔・大葉・玉子焼き・わさびマヨネーズ。見るからに雑多な組み合わせですが、これが意外と調和しています。決して抜群に美味しいとは言いませんが、面白い食べ物であることは間違いありません。話のネタにもなりますので、ぜひお試しください!


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エントランス広場のフードコートから一軒だけ離れて営業している『おべんとうや』さん。話題の「遷都すしバーガー(@680円)」はここで販売しています。朝一番の画像のため、まだのんびりして見えますが、お昼近くになると大混雑でした

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おべんとうやさんのメニューの一部。お値段は1,050円から。お値段は決してお安くありませんが、どれも華やかな印象です

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さっそく「遷都すしバーガー(@680円)」をいただいてみました!お隣に並んでいるのは、奈良の味館に出店している「究極のしゃり うめもり」さんのわさび葉寿しと古代あなら寿しです

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遷都すしバーガーは、バンズの代わりに黒米を使用したライスバーガーです。見た目はお赤飯みたいに見えますが、味はもっと素朴。奈良らしい穏やか風味の食材です

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具材がタップリでボリュームがあります!黒米・えびの天ぷら・スモークサーモン・煮あなご・ロースハム・クリームチーズ・奈良漬け・グリーンリーフ・きゅうり・焼海苔・大葉・玉子焼き・わさびマヨネーズと入っています。クリームチーズと奈良漬けなんて一緒に食べるものじゃありませんが、意外と好相性でした


バラエティーに富んだ9店舗が出店中!

フードコートに入った9店舗は、うどんや揚げ物などの定番的なお店はもちろん、ネパール料理や韓国料理、天然酵母パンのお店など、かなりバラエティーに富んだラインナップでした。

お値段も比較的お手頃に抑えられていますし、屋台のようなチープなものではなく、ちゃんと調理されていることが伝わってくるようなお店も多いので、味は期待していいと思います。

この日は帰り際に、ネパール料理『SHEPHALI』さんの「ネパールチキンナンカレー(@700円)」と、『本格韓国料理 味で売る店 マッチャラン』さんの「石焼ビビンバ(@800円)」という、エスニックな2品をいただいてみましたが、どちらも満足度は高かったです。ぜひ食べ歩きをお楽しみください!


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エントランス広場のフードコート、入口に一番近い場所で営業しているのは、ネパール料理『SHEPHALI』さん。屋台レベルではなく、ナンを焼くための釜を設置してありましたので、かなり本格的です。ネパール風のカレーライスが600円、ナンとカレーセットが700円から

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帰り際に「ネパールチキンナンカレー(@700円)」をいただいてみました。それほど量は多くありませんが、こんなところで焼きたてのナンがいただけるんですからすごいですね!思っていた以上に美味しかったです!

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『奈良地産野菜と天然酵母パンの店 Buono』さん。フードコートとは思えないオシャレな店構えで、一番美味しそうに見えました!パン2種類付きでパスタ(@980円)やシチュー(@880円)などがいただけます。本店は桜井市にあるようです(参考サイト:食べログ

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中華料理の『桃谷樓(とうこくろう)』さん。テイクアウト式の容器に入ったトーチ炒飯(@800円)、あんかけ焼麺(@800円)、中華丼(@800円)など。化学調味料不使用が売りで、奈良や大阪でチェーン展開しているお店です(桃谷樓ホームページ

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『揚処 みよし野』さん。ファーストフード的な揚げ物と、葛焼きまんじゅう(@300円)、大和ポーク串カツ(@500円)など。大和ポークを五徳味噌で味付けた鉄板料理「名物!ぽくぽく焼き(@600円)」というメニューもありました。おそらくお寿司・惣菜などを販売するならコープの子会社さんのようです(みよし野ホームページ

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『奈良の八百屋うどん みやこや亭』さん。奈良県中央卸売市場内で営業しているバイキング形式の人気店が、奈良県産素材を使ったうどん屋さんを出店しています。「葱ぶっかけうどん(@400円)」と比較的リーズナブル。大和香りごぼう・大和芋・大和まななど、地元野菜メニューも豊富でした(参考サイト:食べログ

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粉ものの『大月」さん。ちじみ・焼そば・たこ焼き・お好み棒などが全て500円です!1300年祭の限定アイスと銘打った「アイスモナカ(@300円)」も。お店は五条市とのことでしたので、焼肉・ホルモン焼きの人気店「肉の大月」さんのお店と思われます(参考サイト:食べログ

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丼・麺類の『四季旬菜 大和路』さん。カツ丼(@600円)、天丼(@500円)など、比較的お手頃です。めはりすし(2個@350円)などもあります。近鉄奈良駅前の同名店舗の出店のようです。ちなみに奈良交通さんの子会社さんが運営しているとか(四季旬菜大和路ホームページ

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『本格韓国料理 味で売る店 マッチャラン』さん。ビビンバ(@700円)やトッポギ(@400円)、ビビン麺(@800円)などの本格的なメニューと同時に、ニューコリアンフード「チーズチヂミ(@500円)」などがありました。運営者さんは不明ですが、スタッフの方は韓国系の方のようでした

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韓国料理好きなので、さっそく「石焼ビビンバ(@800円)」をいただいてみました。ピリ辛で本格的。とても美味しかったです!やや石鍋の焼きが足りなかったため、お焦げが出来なかったのが残念でしたが、それも営業初日だと考えれば許容範囲です

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『スイーツショップ オスティア』さん。普通のソフトクリーム・アイスクリームが300円。ミックスパフェ(@500円)やミックスワッフル(@500円)というメニューもあります。2008年に行われた姫路菓子博で人気だったメニューをアレンジしたのだとか。見た目もとても美味しそうでした!(株式会社ライフェック ホームページ


■関連情報

平城遷都1300年祭ホームページ
平城遷都1300年祭/お食事・お買い物のご案内






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