
SF的な4連タンク『奈良県浄化センター』@大和郡山市
自宅から奈良市方面へ向かう際に、車で大和川沿いを走ることが多いのですが、大和郡山市と天理市の境目あたりに「真っ白い4連のタンク」があるのが、以前から気になっていました。
この日、時間があったのでちょっと立ち寄ってみたのですが、それは『奈良県浄化センター』という施設で、非現実的な見事な姿を見ることができました!
遠目に見える4連タンクの正体は?
大和郡山市の大和川沿いにある水処理施設「奈良県浄化センター」。真っ白くて巨大なタンクの姿が遠目にも目立つため、その姿に見覚えがある方もいらっしゃるでしょう。
私たちはこの手の施設に関する知識は全くありませんので、ただ単に面白い形に惹かれて行ってみただけなんですが、かなり広めの敷地はトラックが何台も走っているような、かなり荒れ果てた感じでした。
ネットでその情報を調べてみると、、、、
・施設は1974年に完成
・奈良市・大和郡山市・天理市・橿原市・桜井市・生駒市・香芝市・平群町・三郷町・斑鳩町・安堵町・川西町・三宅町・田原本町・広陵町の、七市八町を処理区域としている
・公園やファミリープール・野球場・フラワーセンターなどの施設がある
・最寄り駅は、近鉄橿原線「ファミリー公園前駅」
私たちは公園などには興味が無かったため、全く気付きすらしませんでしたが、とにかく広くて立派な施設だったようです。
大和郡山市と天理市の境界のあたり、大和川沿いに見える『奈良県浄化センター』。4連の白くて丸いタンクが目立っていて、かなり独特のルックスの建物になっています
すぐ脇には、円筒形のタンクや黄色いパイプなど。シンプルながら、少しだけ工場っぽさも感じさせます
SF映画のような非現実的な光景!
そんな実用的な話は置いておいて、とにかくこの造形が面白いんですよね!
4つのタンクの真ん中に八角形の塔が建っていて、その上部が通路らしきもので繋がっているのですが、その姿はどことなく非現実的で、SF映画やいつかの悪夢にでも登場しそうです。
ホームページには「浄化センター見学申し込み用紙」のダウンロードが出来るようになっていますので、申し込めば誰でも見学できる・・・かと思いきや、「学校名」「引率児童の人数」など書き込まされますので、学校の社会見学オンリーみたいですね。ちょっと残念です。
こんなものを見に行っても、何の役にも立ちませんが、かなり強烈な違和感を感じることができますので、物好きな方はぜひどうぞ!
角度を変えて。大和川の三角州の真ん中くらいに建っていますので、水を浄化するという目的なのはすぐ分かりますが、何でこんな形状になっているんでしょう?見れば見るほど不思議な感じがします
4つのタンクの真ん中には、八角形のタワーがあり、それぞれと通路で繋がっています。機会があったら、ぜひあの中に入ってみたいですね!
アップにすると、余計に無機質な雰囲気が増しますね。小さく時計も見えますが、あの位置とサイズでは誰にも見えないような・・・?
トイデジなら非日常さがアップします
ついでに、私がVivitar社のトイデジ「ViviCam 5050」で撮影した写真も掲載しておきます。
より非日常的なニュアンスが増幅されるタイプの、トイデジ向きの被写体でした!
■奈良県浄化センター
HP: http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-4718.htm
住所: 奈良県大和郡山市額田部南町160
電話: 0743-56-2830
アクセス: 近鉄橿原線「ファミリー公園前駅」下車、徒歩10分