2009-05-22

丁寧で上品な十割蕎麦『石臼挽蕎麦 かおく』@天理

『石臼挽蕎麦 かおく』@天理

この日は私の誕生日だったのですが、とりあえず欲しいプレゼントなども思い浮かばないため、好きな蕎麦を食べ歩くことにしてみました。

その一軒目は、天理市にある『石臼挽蕎麦 かおく』さん。お昼時のみの営業のため、これまで一度も行く機会が無かったのですが、なかなか美味しいお蕎麦がいただけました!


天理街道沿いでひっそり営業中

『石臼挽蕎麦 かおく』さんは、国道169号線(天理街道)沿いの、景行天皇陵と崇神天皇陵の中間くらいにあります。敷地が一段低くなっているため、やや見つけづらいですが、蕎麦ののぼりが何本か立っていますので、それを目印にするといいでしょう。

蕎麦本によると、こちらのオープンは2006年11月。蕎麦好きだったご主人が、18歳の頃から奈良の店に勤め、山形へ修行に行った末に、自宅を改築した今の店舗を構えられたのだそうです。ちなみに、オープン当時はご主人はまだ20代だったというのですから、スゴイですよね!

自宅の一階部分を蕎麦屋さんとしているため、多少の生活感が感じられたりしますが、窓からは落ち着いた小さなお庭が見えたりと、席に座ってしまえば違和感はありませんでした。


『石臼挽蕎麦 かおく』@天理-01

天理市の169号線沿い、やや見つけづらい位置にあるお蕎麦屋さん『石臼挽蕎麦 かおく』さん(蕎麦ののぼりが目印です)。民家の一階を改築された店舗です

『石臼挽蕎麦 かおく』@天理-02
玄関までの短いアプローチも、完全に民家のものです。質素な感じの暖簾がいい味を出してますね

『石臼挽蕎麦 かおく』@天理-03
かおくさんの玄関部分。ここもいたって普通の民家ですが、その向かいにある厨房はさすがにプロ仕様。ステンレスでピカピカでした!

『石臼挽蕎麦 かおく』@天理-04
お座敷席の様子。座敷席のみで全16席。駐車場は5台分です。2006年11月オープンということで、まだ真新しい感じですね

『石臼挽蕎麦 かおく』@天理-05
置いてあった蕎麦本で知ったことですが、この絵は知り合いの画家さんに書いてもらったという「蕎麦を食す織田信長」。変わったモチーフですね(笑)


蕎麦の実を「手挽き」しています!

この日は、平日の13時過ぎにお邪魔したのですが、先客が一組だけいらっしゃいました。

かおくさんのお蕎麦は、100%国産そばを使用。しかも、ご主人が自らそばの実を石臼で挽く「手挽き」というスタイルで、細かめに挽いているのだとか。今どき珍しいかもしれません。

メニューも、全てが十割蕎麦のみ。蕎麦を殻ごと挽いた「玄」と、剥いてから挽いた「抜き」の2タイプから選べます。

お蕎麦屋さんは信じられないような価格をつけているお店も多いのですが、かおくさんでは十割蕎麦のもりそばが「@800円」でいただけます。普通に考えれば、蕎麦一杯が800円というのは決して安いとも思いませんが、それが十割蕎麦ならかなり価値があるんじゃないでしょうか?


『石臼挽蕎麦 かおく』@天理-06

かおくさんでは、100%国産そばを使用した十割蕎麦がいただけます。さらに、蕎麦を殻ごと挽いた「玄」と、剥いてから挽いた「抜き」から、好きな方を選べます

『石臼挽蕎麦 かおく』@天理-07
席に着くと、蕎麦を揚げたものと香ばしい蕎麦茶がいただけました。蕎麦屋さんのお茶って、何であんなに美味しいんでしょうね?

『石臼挽蕎麦 かおく』@天理-08
席に置いてあった蕎麦の実のサンプル。何の説明書きもありませんでしたので、詳しくは不明・・・

『石臼挽蕎麦 かおく』@天理-09
この日は、蕎麦が出てくるまで20分ほど待ちました。かおくさんが掲載されているような蕎麦本なども置いてありましたので、意外と退屈せずに過ごせます


上品な十割蕎麦。甘みが感じられます

この日は、それぞれ「もりそば(@800円)の「抜き」と「玄」をいただきました。

どちらにも共通して言えることですが、十割蕎麦のやや粗野ともいえるような食感は全く感じられず、とても上品な舌触り・喉越しです。誤解を招くような言い方になりますが、食感だけなら二八の蕎麦を食べているようでした。

しかし、「抜き」は蕎麦の甘みがしっかりと味わえて、上品ながらも十分に満足できる味でした。つゆはやや濃い目で、これも好みなんですが、蕎麦が上品なためちょっと強すぎるかもしれません。各席に置いてあるお塩でもいただいてみたのですが、これもなかなか。

でも、一番美味しかったのは「何もつけずにそのまま食べる」かもしれません!かなり好みのお蕎麦でした。

一方の「玄」ですが、こちらもとても上品なんですが、個人的な好みでは、もう少しインパクトが欲しいかも。きついくらいの蕎麦の香りが漂ってくるようなものが好きなので、大人しすぎてやや物足りない感がありました。ただし、これは個人の好みの問題ですからね。ぜひ実際に食べ比べてみてください。

最後にいただいた蕎麦湯も、驚くほど濃厚で甘くて、とても美味しかったですし、個人的にはかなり満足できました!


『石臼挽蕎麦 かおく』@天理-10

相方が注文した「もりそば(@800円)」の「抜き」。蕎麦の殻を剥いてから挽いているため、白っぽい色合いです

『石臼挽蕎麦 かおく』@天理-11
「抜き」のアップ。やや緑がかって見えるのは薄皮の部分の色目です。蕎麦の甘みが十分に感じられ、十割蕎麦にしては喉越しも良かったですね。塩などでもいただきましたが、これもなかなか!かなり美味しかったです!

『石臼挽蕎麦 かおく』@天理-12
こちらは「もりそば(@800円)」の「玄」。抜きと比べると、色合いが全く違うのが分かりますね

『石臼挽蕎麦 かおく』@天理-13
「玄」のアップ。意外なほど品のいい味わいで、蕎麦の荒々しいような香りや風味は弱めです。これはこれでとっても美味しいのですが、せっかくの十割蕎麦ですから、もっとワイルドな方が個人的には好みです

『石臼挽蕎麦 かおく』@天理-14
蕎麦湯が濃厚で、かなり美味しかったですね!何杯もお代わりして飲みたくなります(笑)



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■石臼挽蕎麦 かおく

HP: 参考サイト(食べログ)
住所: 奈良県天理市柳本町2918
電話: 0743-67-3731
定休日: 月曜・火曜(祝日の場合は営業)
営業時間: 11:30-15:00(売り切れ次第終了)
駐車場: 5台分
アクセス: JR桜井線「柳本駅」から徒歩約7分


かおく (そば / 柳本)
★★★☆☆ 3.5










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