テイスト色々。綿風呂敷の『趣味の裂地 おしだ』
奈良町・もちいどの界隈をブラブラしている途中で、その中間くらいの下御門(しもみかど)で、蔵を模したような建物を見つけました。何かのお店らしいのですが、外からではよく分からず、これまで入ったこともありません。
結局、それは『趣味の裂地 おしだ』さんという「綿風呂敷」を販売しているお店で、かなり渋い柄の、そして高級感が感じられる風呂敷が並んでいました。
一見、何屋さんか分かりませんが・・・
『趣味の裂地 おしだ』さんは、綿風呂敷の専門店さんです。まだ新しい建物のようですが、蔵のような雰囲気を残していて、かなりシックですね。土間があって、小あがりから和室に繋がる部分など、昔の商家のような雰囲気も感じられます。
和室部分は、一部に商品が陳列されていますが、基本的に全て布製品ですので、それほど場所をとるワケでもなく、かなり贅沢なスペースになっていました。
商店街の一角、町家風のキレイな建物で営業している『趣味の裂地 おしだ』さん。大きな看板などが出ていないため、一見したところ何のスペースなのか分かりにくいかもしれませんが、風呂敷などの布地を販売していらっしゃいました
おしださんの店内の様子。それほど沢山の商品が並んでいるワケではありませんが、これが全て風呂敷なんだそうです
土間から和室部分に上がったところ。清潔で落ち着いた雰囲気ですね
和室を別角度から。商品点数が少ない(しかも布地だから場所をとらない)ためか、空間の使い方が贅沢ですね
奈良土産としてお手頃かも
『趣味の裂地 おしだ』さんの商品は「綿風呂敷」とはいえ、染めてあるものからしっかりと織ってあるものまで、色んなバリエーションがあります。サイズも「50cm角-120cm角」までの各種があり、布地をのれんや座布団へと加工もしてくれるそうです。
実際に手にとってみると、織ってある風呂敷などはかなり手触りもよく、高級感が感じられる仕上がりでした。図柄も色んなバリーエションがあって、和テイストのものはもちろん、中国風のものや、どことなくペルシャ風のオリエンタルテイストのものなど、見ていて飽きません。
日常的に風呂敷を使ったりする習慣はありませんが、このくらいの柄とサイズなら、タペストリーなどとしても使えるかもしれません。お値段的にも、お土産として使える範疇だと思いますので、奈良土産をお探しの方もどうぞ。特に「奈良っぽい」とは言いませんが、それっぽい雰囲気は感じられると思います。
・・・と、ご紹介していながら・・・。
お天気もそれほどよくなくて、店内が薄暗かったため、風呂敷の柄が分かるような画像が全てピンボケしてます・・・。申し訳ないですが、ニュアンスだけ感じとってください(笑)
とても美しい風呂敷たち。価格は3,000円-5,000円と、決して安くはありませんが、手触りに高級感が伝わってきます
どことなくペルシャ風の天馬ペガサスをモチーフにした図柄の風呂敷。店内はやや薄暗いのでピンボケになってます。。。。
おしださんの風呂敷の数々。漢字柄やインド風に見える柄など、和柄だけではなく、色んな種類がありました
こちらは色目の落ち着いた、和テイストの風呂敷たち。一番上のものなどは、どこかのお寺にありそうで、かなり渋いです!自宅でクロスとして使ったら、独特の存在感を見せてくれそうですね
■趣味の裂地 おしだ
HP: http://www.naraken.net/simomikado/oshida/index.html
住所: 奈良県奈良市下御門町31
電話: 0742-22-2956
定休日: 木曜日
営業時間: 10:00 - 18:00
駐車場: なし