自宅の「洗面所」を、自分たちのDIYでプチリフォームしました。使いづらかった洗面キャビネットを交換し、さらに壁を水性ペンキでイエローに。100均グッズを使ってコップを浮かせる収納にしてみるなど、思った以上の完成度になりました!
洗面キャビネットはIKEA「ENHET」を使用
我が家は夫婦ともに「インテリア好き」で、2024年末にもあれこれいじった模様をご報告させていただきました。

自宅は今から20年近く前に購入した、どこにでもあるような建売住宅です。人生最大の買い物でしたし、もちろん内装やインテリアにこだわる資金的な余裕などありませんでした。それから時間をかけて、家の中の安っぽいところを少しずつDIYして手直ししています。
今回取り掛かったのが「洗面所」です。洗面台の上部のキャビネットがプラスチック丸出しで、20年も我慢して使ってきましたが、「そろそろ替えてもいいだろう」とずっと計画を練っていたのです。

▲我が家の洗面台(ビフォー)。今回はこの何の変哲もない上部のキャビネットを、もう少しだけまともなものに交換していきます。作業難易度はやや高めですが、決して素人に出来ないほどではありません。
ちなみに、下部の洗面台も決して使いやすくはないので交換したいのですが、それはまたいつか。扉の部分に壁紙を貼って濃い青にしてあります。

▲洗面キャビネットは意外と簡単に取り外すことができます。ウチのものは4か所ねじ止めしてあるだけでした。

▲洗面キャビネットを取り外したところ(※この画像だけ過去に撮影したもの)。
壁からコンセントが出ています。私は電気工事士の資格を取っていますので(※詳しくはこちら)、これをあれこれすることもできるのですが、電源はあまり重要ではないので簡略化して、今回のセルフリフォームではそのまま使うことにしました。


▲とりあえず骨格だけ組み立てて設置テストをしてみます。
大変だったのは、壁にネジを打ち込むことです。壁の裏側のちょうどいい場所に下地(板)が走っていなかったので、普通のネジは使えません。石膏ボード用のビス(石膏ボードアンカー)を使ったのですが、この棚は背中部分に1cmほど隙間があく仕様で、ネジの長さが足らないのです。急きょ長いネジを探して買ってきたりしてようやく乗り切りました。
壁面をイエローに。ぱっと明るくなります!

▲棚が取り付けられることが確定したので、まずは壁を好きな色に塗っていきます。ペンキがはみ出さないよう、あらかじめ塗りたくない部分にマステや養生テープを貼ってガードしておきます(細かいやり方は検索してください)。

▲今回は以前にキッチンの壁を塗ったペンキの余りがあったのでそれを使用しました。これまで家の壁を何か所も塗ってきたので、もう慣れたものです。最近のペンキはほとんど匂いもせず扱いやすいものが増えています。作業自体は意外と簡単です。

▲イエローに塗ったところ。1時間ちょっと乾かしてから二度塗りしていますが、このくらいの面積なら二人で3時間もあれば終わります。
コップは100均グッズで浮かせる収納に


あれこれ考えた結果、セリアのグッズを試してみることに。
・粘着付マグネットプレート
・吸着シートマグネット補助板ミニ(2P)
・4個セットのコップ(キャンプグッズらしい)
※上のダイソー「マグネット補助プレート」はサイズが合わなかったので使ってません。


※ちなみに歯ブラシなどは鏡の裏の棚に置く形にしました。
洗面所のセルフリフォームが完成!

▲これでとりあえず完成!いい感じ!
・キャビネット上の壁面には金属製のクジラのオブジェ(海外製の格安品)を貼ってあります。
・照明は天井からのペンダントライトを延長して頭上に持ってきました。
・電球を人感センサー付き(Panasonic製)に交換したら、これが本当に賢くて便利!おすすめです。
・キャビネットの下部分にはタイルを貼る計画でしたが、このままでも全然悪くないので、どうしようかと思案中です。

▲キャビネット側面はこんな感じです。
・壁から出ていたコンセントはキャビネット上部に隠して、そこに普通の電源タップを繋げて側面に貼り付けました。それほど使わないのでこれで十分です。
・タオルは、石膏ボード用のやや強度のある押しピンタイプのフックにひっかけてます。もう少し高い位置に掛けたほうが美しいんですが、使いづらくなるのでここで。

▲ちょっと引きで見るとあれこれ写り込んでしまいますが、まぁ仕方ないですね。気に入ったので良し!