花のじゅうたん「シバザクラ」が満開! @匠の聚(川上村)
日本画・陶芸・彫刻などのアーティストさんが創作活動を行う施設、川上村の『匠の聚(たくみのむら)』。4月中旬からGWの連休にかけて、敷地内の斜面を埋め尽くすように「芝桜(しばざくら)」が見頃を迎えます。赤・ピンク・薄紫・白のグラデーションが見事!甘い香りが漂い、まさに春爛漫でした。
ギャラリーやコテージもあります
川上村東川にある『匠の聚(たくみのむら)』(Facebook)は、日本画・陶芸・彫刻など8名のアーティストさんがアトリエに入居し、ここで生活を送りながら創作活動を行う施設です。
美しい自然が一望できるギャラリー&カフェ、さらに陶芸や七宝などの体験教室を開講している工房、宿泊できるコテージなども備えた複合施設になっています。
この施設の斜面を利用して、一面の「芝桜(しばざくら)」が満開になっているという記事が、奈良新聞さん(こちら)が報じていました。
私はこれまでシバザクラの群生を見た記憶がほぼなかったので、さっそくドライブに行ってきました。
川上村の『匠の聚(たくみのむら)』。中央にある「センター棟」は、カフェやショップ、アーティストの作品展示などが見られます
その真向かいにある、斜面に浮いているように作られた建物は「コテージ」です。外観はモダンでかっこいいですね!料金は、1人1泊につき「1人泊 5,000円」「2人泊 3,000円」「3人泊 2,500円」など。安い!食事や入浴などは、村内の「ホテル杉の湯」さんを利用するのもいいですね
敷地の斜面の見下ろしてみると、一面のシバザクラが!辺りは甘い香りでいっぱいでした。点在しているのが、各アーティストさんたちが創作活動しているアトリエです
一面の芝桜!華やかなグラデーションです
匠の聚のシバザクラは、まさに満開でした!例年は4月中旬から咲き始め、ゴールデンウィークごろに満開となるそうですが、2016年は1週間ほど早めだとか。2010年頃から植え始め、川上村の高齢者の方たちが年々栽培面積を増やしてきたそうです
斜面の下側から見上げたところ。シバザクラを眺め、その香りを感じながらのんびり歩けます
赤・ピンク・薄紫・白、4色のグラデーションが見事ですね!
こんな不思議な魚型のオブジェもあります
まだ植えたばかりの一角も。来年にはここも見事な花を咲かせてくれることでしょう
匠の聚の芝桜は、川上村の観光ポスターにも使用されていました。地道な努力を続けたことで、新たな観光名所へと成長しました
センター棟ではカフェや作品鑑賞も
『匠の聚』の「センター棟」は、カフェ・ショップ・作品展示があり、陶芸体験できる工房室も設けられています。カフェの窓から雄大な自然の風景が広がります!見事な眺めですね!
匠の聚のアーティストさんたちが制作した作品の販売も行われています。作りもお値段も本格的なものから、ほんの数百円で購入できるお手軽なものまであり、見ていて楽しいですね
施設の壁面や地階では、アーティストさんの作品が展示されています。スタッフさんにお聞きしたところ、作品を個々に撮影するのは不可ですが、遠めで全体を写すのは問題ないとのことでした。フロア中央には大きな井戸のようなホールがあって……
覗き込むとぽつりと作品が展示されていました。かっこいいです!
地階の様子。それほど広くはありませんが、日本画・陶芸・彫刻・イラスト・木工など、さまざまなタイプの作品が見られます。
また、ゴールデンウィーク中「2016年5月3日・4日・5日」には、大人もお子さんも楽しめるワークショップなどが開催される「匠の聚アートフェスティバル」(PDF)が開催されますのでぜひ!
■匠の聚(たくみのむら)
HP: http://www.takuminomura.gr.jp/
Facebook: https://www.facebook.com/takuminomura01
住所: 奈良県吉野郡川上村東川135
電話: 0746-53-2381
定休日: 水曜・年末年始
営業時間: 10:00 - 17:00
駐車場: 無料駐車場あり
アクセス: 大和上市駅からバスで約30分、バス停から徒歩約20分)
■参考にさせていただきました
【奈良新聞WEB】シバザクラの海 - 川上・匠の聚
奈良県川上村観光サイト | 匠の聚(たくみのむら)
匠の聚で陶芸体験 匠の聚(たくみのむら) | 工芸体験なら 奈良の伝統工芸をまるごと体験