2009-02-05

地元スタート!「てくてくまっぷ(當麻の里)」その2

てくてくまっぷ(當麻の里)-当麻寺(仁王門)

【奈良てくてく歩き】の「當麻の里めぐり」の後半戦です。

この日は2月にしては暖かい日だったのですが、何せスタートが14時頃とやや遅めだったため、後半戦はさすがに寒くなってきてしまいました。全長6kmほどのコースでしたが、ウロウロと迷子になったりしたため、なかなかヘビーなお散歩になりました。

お散歩のお題には、奈良県民なら皆さんご存知の、近鉄電車さん発行の散策・ハイキングマップ『てくてくまっぷ』を利用させていただいてます。

●【奈良-17】當麻の里(二上山・万葉の森)コース(約6km)
http://www.kintetsu.co.jp/zigyou/teku2/pdf/nara17.pdf

※PDFファイルですのでご注意ください

初回その2


寒牡丹が終わった『石光寺』はひっそりと

後半戦のスタートは『石光寺』さんから。コチラは、「寒ぼたん」が有名な花の寺なんですが(関西花の寺霊場の20番札所になってます)、もうすでに盛りは終わっていて、お寺も静かなものでした。

もうすでに、蝋梅が満開でしたし、これからの季節は白梅・紅梅も満開に近づいてきますので、また大きなカメラを持った参拝客で賑わうことでしょう。日も落ちかけてきていたので、私たちは門前で手だけ合わせて後にしました。


てくてくまっぷ(當麻の里)-石光寺-15
お花のお寺として知られる『石光寺』です。日が傾いてきたので、もうすっかり静かになっていました。中将姫伝説と、日本最古の「白鳳弥勒石仏」もポイントですね。

てくてくまっぷ(當麻の里)-石光寺-16 「牡丹(ぼたん)」で有名なお寺だけあって、鬼瓦の隣にはぼたんをあしらった瓦も。


■石光寺(染寺)

HP: http://www6.ocn.ne.jp/~somedera/
住所: 奈良県葛城市染野387
電話: 0745-48-2031
拝観料: 400円
拝観時間: 8:30-17:00(11-3月は9:00-16:30)
駐車場: 無料駐車場あり
アクセス: 近鉄・南大阪線「二上神社口駅」下車、徒歩13分

※関連記事はコチラ
寒牡丹と弥勒石仏のお寺『石光寺』


こんなところに「中将姫」のお墓が!

小学校や、道沿いにある珍しいプラスチック遊具を作る工場などを見ながら進むと、右手に「地蔵堂」が見えてきます。よくよく案内看板を読んでみると、そのすぐ裏手の墓地には中将姫の墓塔「十三重石塔」があるんだそうです!この辺りは何回も来ている私たちですが、全く気づきませんでした。

墓地の名前は「當麻北共同墓地」。その入口付近に、十三重の石塔があり、それが中将姫のお墓になるのだそうです。

お墓自体は特に面白いものではありませんが、道をほんの数メートル入っただけで、意外と気づかないんですね。てくてく歩いてみてこんな新発見があると嬉しいものです!


てくてくまっぷ(當麻の里)-18
子安地蔵を祀る「地蔵堂」。このすぐ裏手の墓地の中には、中将姫のお墓があります

てくてくまっぷ(當麻の里)-中将姫の墓塔-19 中将姫の墓塔「十三重石塔」。當麻北共同墓地の片隅にひっそりとありました。

てくてくまっぷ(當麻の里)-17 珍しいプラスチック遊具の工場があります!こんなところにあるなんて面白いですね。


酒蔵を改装した渋い文具店『文晃堂』さん

中将姫のお墓のすぐ隣にあるのが、渋めの文具・雑貨などを販売されている『文晃堂』さん。レンガ造りの煙突が目印です。明治元年に建築された酒蔵を改築した建物の中で、渋い大人のステーショナリー類を販売されています。

古い酒蔵に手を入れて、ちょっとモダンな感じに仕上げていますので、建物を見ているだけでも歴史が感じられて楽しいですね。店内にお邪魔してみると、とにかく大人が喜びそうな文具・雑貨類が揃っていて、かなり楽しいですね。

私的には「お写経セット」などがツボでしたし、細かい手芸系のグッズが大好きな相方は「篆刻セット」などが気になっていたようです。

「何でこの場所で文具店?」という驚きはありますが、当麻寺のお参りに来るような年代の方には、お土産物としてもちょうどいいのかもしれません。実際に、当麻寺から駅に向かう参道には、これといったお土産物屋さんはありませんので、ほんの数分だけ石光寺方面に足を伸ばしてみる価値はあるでしょう。

また、これも落ち着いた雰囲気のカフェと、ギャラリースペースも併設されていますので(この日は「落語会」開催の案内がありました)、當麻散策の途中に立ち寄るには最適ですね。


てくてくまっぷ(當麻の里)-『文晃堂』-20
明治元年に建築された酒蔵を改装して作られたという『ステーショナリー&ギャラリー 文晃堂』さん。渋い大人の文具店さんでした。

てくてくまっぷ(當麻の里)-『文晃堂』-21 『文晃堂』さんの店内の様子。内装が渋いのはもちろんですが、扱っている文具も渋い!写経セットとか篆刻セットなどが普通に置いてありますので、当麻寺観光のついでにお立ち寄りください

てくてくまっぷ(當麻の里)-『文晃堂』-22 奥のカフェ兼ギャラリー部分では、寄席やライブなども行われているそうです。散策途中の休憩にもちょうどいいですね。

てくてくまっぷ(當麻の里)-『すき焼小川亭』-23 文晃堂さんの真向かいにある、当麻寺北側にある山形牛のお店『すき焼小川亭』さん。お昼の特別メニューは、1日15食限定で「@2,500円」。なかなかの高級店のようです。


■文晃堂(本店)

HP: http://www17.ocn.ne.jp/~bunkodo/index.htm
住所: 奈良県葛城市當麻888番地
電話: 0745-48-4317
定休日: 火曜日
営業時間: 10:00-18:00
駐車場: あり
アクセス: 近鉄南大阪線「当麻寺駅」より徒歩20分


當麻の里のシンボル『當麻寺』!

そして、當麻の里のメイン『當麻寺』へ到着しました。奈良県内のお寺の中での、斑鳩などからやや離れた位置にあるため、観光客の姿などは多くありませんが、国宝・重文クラスの文化財が目白押しの古寺です。

境内もかなり広いですし、見どころも多いため、散策途中で立ち寄る予定の方は、それなりに時間を割いておいた方がいいでしょう。花のお寺としても知られていて、特に春の「牡丹(ぼたん)」のシーズンや、秋の紅葉シーズンには、見事な様子が見られます。

この地域のシンボルでもある「二上山」は、大和の国の西に位置していたため、「西方極楽浄土の入口」「死者の魂が向かうところ」として特別な信仰を集めており、その麓に建てられた当麻寺も、特別な思いが込められていたと思われます。

この日は、夕暮れが迫ってきていたため、境内にはほぼ人影もなく、とても静かなものでしたので、よりいっそう、そんな神聖な雰囲気を感じられたようでした。


てくてくまっぷ(當麻の里)-『當麻寺』-24
国宝・重文が目白押しの『當麻寺』。このどっしりとした「本堂」ももちろん国宝で見ごたえ十分です。當麻の里のシンボルでもある2つの三重塔は、いつ見てもいいものです。

てくてくまっぷ(當麻の里)-『當麻寺』-25 とっても静かな当麻寺の境内。まだ4時過ぎくらい時間なんですが、だいぶ日が傾いてきてしまいました。

てくてくまっぷ(當麻の里)-『當麻寺』-26 「仁王門」をくぐり、当麻寺の門前町を抜けて当麻寺駅へと向かいます。


■当麻寺(當麻寺)(山号:二上山)

HP: http://www.taimadera.org/
住所: 奈良県葛城市當麻1263
電話: 0745-48-2001
拝観料: 境内は無料(伽藍:500円、中之坊:500円、西南院:300円、奥院:300円、護念院:300円)
拝観時間: 9:00-17:00
駐車場: 有料(「二上山ふるさと公園(無料)」から歩くことも出来ます)
アクセス: 近鉄南大阪線「当麻寺駅」下車、徒歩20分

※関連記事はコチラ
敢えて『当麻寺』で桜見物しました
大雪の『当麻寺』はより美しく!


当麻寺までの道は意外と淋しい・・・

当麻寺を後にして、当麻寺駅へ向かう参道を歩きます。この辺りはさすがに古い街並みが残っているところで、一軒一軒を見ていても飽きないところなんですが、他の観光寺の前のように、色んなお店が立ち並ぶ・・・というような場所ではありません。地元の方がちょっとした土産物を販売していたりしますが、今のようなシーズンオフになると週末のみの営業になっていたりします。

食べ物屋さんでいうと、私はまだ食べたことがないのですが、仁王門のすぐ前にある蕎麦屋『稜』さんというお店が美味しいらしいですね。ネット上の情報を見ても、地元民である相方の一族の間でも、かなり評判がいいお店です。

しかし、この日はもう時間も遅かったため、電気も消えて薄暗くなってました。建物があまりに渋いので、「ひょっとしたら廃屋?」なんて失礼なことを思ってしまいそうですが、ちゃんと営業されているみたいなので、ご安心ください(笑)


てくてくまっぷ(當麻の里)-蕎麦屋『稜』-27
当麻寺の仁王門前にある上品な佇まいのお蕎麦屋『稜』さん。発芽蕎麦を使った、美しい翡翠色のお蕎麦が食べられるのだそうです。美味しいと評判の名店です!

てくてくまっぷ(當麻の里)-28 当麻寺の門前では、軒下・玄関脇に昔から残る防火用貯水槽のある家も見られました。

てくてくまっぷ(當麻の里)-相撲館『けはや座』-29 相撲館『けはや座』。當麻は日本で初めて相撲をとった「當麻蹶速(たいまのけはや)」の出身地とされています(結果は黒星でしたが・・・)。中には本物の土俵などもあります!


散策帰りに!中将餅の『中将堂本舗』さん

当麻駅前にたどり着くと、中将餅で有名な『中将堂本舗』さんがあります。ここは私も大好きなお店の一つで、「よもぎ餅+あんこ」のとても上品な中将餅をいただけます。

この日も「売り切れてないかな?」と心配しながら、夕方17時前にお店に到着したのですが、どういうワケだか相当な行列になっていて、とても並んで食べるような元気が残っていなかったため、そのまま後にしてきちゃいました・・・。

お店の中ではお茶をいただきながら中将餅を食べることもできますので、散策のラストにはオススメです!


てくてくまっぷ(當麻の里)-『中将堂本舗』-30
当麻駅のすぐ手前にある『中将堂本舗』さん。よもぎ餅にほんの少し粒の残る餡をのせた「中将餅」が美味しいんです。店内で食べることもできますので、散策の帰りにどうぞ!


■中将堂本舗

HP: http://www.chujodo.com/
住所: 奈良県葛城市當麻55-1
電話: 0745-48-3211
定休日: 夏期と年末年始など
営業時間: 9:00-18:00
駐車場: 10台分ほど
アクセス: 近鉄南大阪線「当麻寺駅」からすぐ

※関連記事はコチラ
当麻寺名物なら『中将堂本舗』の中将餅!


地元ですが、色んな発見がありました

今回の【奈良てくてく歩き】の終点は「当麻寺駅」です。

約6kmのコースのようですが、色々と寄り道したり、カメラで撮影したりしながら歩きましたので、途中で食事などもしていないにもかかわらず、トータル「2時間半」もかかってしまいました・・・。

本当は、このまま同じコースを折り返して、車を取りに帰ろうかと思っていたのですが、かなり疲れ果ててしまったため、近鉄電車を利用しました。

今回のお散歩ですが、もろに私たちの地元ですので(私も5年くらい、相方は○十年住んでます!)、かなり歩き慣れたコースのはずだったんですが、色々と楽しめるポイントは見つかるものですね。咲いているお花を見たり、畑に植わっている植物で季節を感じたりと、じっくりと見て歩くとかなり楽しめました。

こんな感じで、これからも奈良県内の色んなコースを、てくてくと周って行きたいと思います!


てくてくまっぷ(當麻の里)-31
「てくてくまっぷ(當麻の里)」の終点は、近鉄南大阪線「当麻寺駅」。約6kmを2時間半かけて歩いて、帰りは近鉄電車を利用しました。

てくてくまっぷ(當麻の里)-32 この駅から大阪方面に向かうのは「阿倍野橋」行き。奈良・京都・吉野に向かうには「橿原神宮前」行きで、乗り換えが必要です。










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