2008-11-18

気軽に宗教体験を!『十輪院 仏教相談センター』

『十輪院 仏教相談センター』

奈良駅近くの商店街の一角(南都銀行の本店の真向かい)に、奈良町のお寺「十輪院」さんの別館『十輪院 仏教相談センター』があります。

こんな繁華街にこんな施設があるなんていうのも面白い試みですが、「平城遷都1300年祭」のキャラクター問題で話題になっている「なーむくん」グッズの販売もされているということで、ちょっとお邪魔してきました。


気軽にお邪魔しても大丈夫です!

奈良駅から奈良町方面へ向かう商店街の壁に、青地に「なーむくん」のイラストが描かれている看板を、目にしたことのある方も多いと思います。その看板を掲げているのが『十輪院 仏教相談センター』です。

繁華街の真ん中に、いきなり「仏教相談センター」というものがあっても、なかなか中に入りにくいかもしれませんね。私たちもお邪魔するのは初めてのことでしたが、決して何かの勧誘をされるワケではありませんし、いきなり長々とお説教を聞かされたりすることもありませんので、どうぞご安心ください(笑)


『十輪院 仏教相談センター』-01

話題の「なーむくん」のグッズを販売している、十輪院さん「仏教相談センター」。なかなか入るのも勇気がいるかもしれませんが、Tシャツを初めとして、色んななーむくんグッズが販売されてました!

『十輪院 仏教相談センター』-02
入口部分。ちょっと小さめのオフィスくらいのスペースです。南都銀行の本店の目の前にこんな施設があるなんて、本当に面白いですね


コンパクトで、現代的な仏教施設

小さなオフィスくらいのスペースには、小さめのご本尊「阿弥陀如来坐像」がいらっしゃって、(画像には写ってませんが・・・)その奥には、一畳分くらいの「写経の部屋」と「瞑想の部屋」があるんです!これ以外にも「写仏の部屋」「仏様の部屋」「映像の部屋」などがあり、色んな宗教体験が出来るのだそうです(各部屋の使用料は30分@600円)。

どれもがとてもコンパクトで、「これからの仏教が日常生活に浸透していくための進化形」という雰囲気がありました。

写経を体験してみたいと思っている方もいらっしゃると思いますが、どこかのお寺に行っていきなり「写経させてください」というのも、なかなか勇気がいるものです。これだけ小じんまりとしていて、あまりひと気の無いところであれば、かなり気楽にスタートできるのかもしれませんね。さらに、静かに瞑想できるスペースというのも貴重なものだと思います。

(※十輪院さんは真言宗醍醐派の寺院ですので、座禅を組むわけではありません)

ちなみに、来訪する方の宗派も問わなければ、仏事や人生相談など、何でも受け付けてくれるそうです。

また、仏教に関するグッズなども販売されていて、かなりクールです!お土産物を探したり、ちょっとだけ写経体験をしたりと、色んな使い方ができるかもしれませんね。


『十輪院 仏教相談センター』-03

十輪院さんの別施設ですから、こちらにも阿弥陀如来さまの坐像が。不躾な言い方かもしれませんが、サイズや調度などから「現代的な仏教」という雰囲気が感じられますね

『十輪院 仏教相談センター』-04
入口すぐ右手には、数珠やお香などとともに仏教美術品などの販売コーナーも。それぞれ干支に対応している「仏様パネル」がいいんですよ。とってもクールです!


レアな「なーむくんグッズ」売ってます!

また、もちろん看板に書いてあるように、「なーむくん」グッズもありました!

メインはTシャツですが、ストラップやお守り、そして何故か「おせんべい」などもあります。他ではなかなか手に入らないグッズだと思いますので、なーむくんファンの方、そして珍しいものが好きな方は、ぜひチェックしてみてください!


『十輪院 仏教相談センター』-05

これが「なーむくんTシャツ」!大人用@1,800円、子供用1,200円です。私的な感覚でも、さすがにクール・・・とはいいませんが、面白いですね。ちょっと着て歩いてみたいです(笑)

『十輪院 仏教相談センター』-06
なーむくんグッズあれこれ。ストラップやお守り、そして海苔に絵が描いてあるおせんべいも!スゴイです!


「橋本純信」住職とはこんな方です

最後になりますが、十輪院のご住職の「橋本純信」和尚について、少しだけ付け加えておきます。最近話題になったエピソードとしては、

●平城遷都1300年祭のキャラクター「せんとくん」が仏を冒涜していると反対して、独自に「なーむくん」のキャラクターを生み出した「南都二六会」の会長
●中国の胡錦濤主席が来日した際に、チベット弾圧の問題について「同じ仏教徒として看過できない。人権抑圧や信教の自由の束縛は許されない」と表明した方

現代では珍しくなった、声を上げることのできるお坊さんのようですね。


ここにお邪魔した帰りに、過去に住職が紹介された新聞記事のコピーなどもいただいたのですが、読んでみると、そのユニークさ(ある意味、かなりの現実主義者)には驚かされます。その中から簡単にピックアップしてみます。

・「仏教相談センター」のオープンは2006年4月。現在のべ100人/月くらいが訪れる。家賃などの経費が約45万で、収入は5万円前後。完全な持ち出しだが、「65歳で十輪院の住職を辞めて、以降はここに専念したい」とのこと

・「核家族化が進み、お寺がどんどん社会から離れている。お寺の方から社会に近寄っていく努力が必要だ」

・「既に家制度は崩壊した。寺や檀家になることや、家ごとに墓を建てることが、いつまでも続くはずがない。日本の仏教は、ここ10-20年くらいが正念場やと思います。」


私はまだ十輪院さんにはお邪魔したことがありませんでしたが、必ず近々行ってみたいと思います!



大きな地図で見る


■十輪院 仏教相談センター

HP: http://www.jurin-in.com/(十輪院)
住所: 奈良県奈良市東向南町1アミ21
電話: 0742-25-5588
定休日: 木曜日
営業時間: 10:00 - 19:00
駐車場: なし

※毎月の第1・第3日曜日の15時-17時に「住職と語ろう会」が開催されています
※毎朝夕(10:30と17:00)には般若心経の読経があります










  • Twitterでフォローする
  • Facebookページを見る
  • Instagramを見る
  • ブログ記事の一覧を見る







メニューを表示
ページトップへ