
『なら燈花会2019』奈良の夜をロウソクの灯りで彩ります
21回目を迎えた、奈良の夜を約2万本のロウソクの灯りで彩る『なら燈花会2019』(8月5日~14日)。毎年拝見していますが、今年も本当に美しかったです。カップの水を飲み干す鹿の画像なども交えて、簡単に会場の様子をご紹介します。
なら燈花会は薄暮の時間も楽しいです
2019年で第21回目を迎えた、古都・奈良の夏の夜を彩るイベント『なら燈花会』(Twitter・Facebook)。奈良公園を中心としたエリアで、約2万本のロウソクの火が灯り、幻想的な光景が広がります。
今年もカメラを片手に歩いてきましたが、平日(しかも猛暑!)にも関わらずたくさんの人出でした。海外からの観光客の方の姿も多く見られ、みな笑顔で楽しまれているようでした。
撮影してきた写真をメインに、その模様を簡単にお伝えします。
ロウソクが点灯される前の興福寺エリア。カップがまとめて置いてありますが、底に水が入っているため、暑くてのどが渇いた鹿たちのターゲットになっていました
中には器用にカップを持ち上げて飲み干す鹿も!鹿も進化しているのかもしれません(笑)
ロウソクを並べるスタッフさんと、水を飲みたい鹿たち。ひそかなバトルは続きます
そうこうしているうちに日が暮れてきて、
ロウソクに火が灯ります
夕暮れの鹿たち。いつもよりも人が多くて賑やかな奈良公園ですが、知らん顔して草を食んでいます
これは「奈良県庁屋上庭園」の様子。毎日一般開放していますが、なら燈花会の期間中は18:00~21:45も入れます
県庁の屋上庭園からは、興福寺・五重塔、東大寺・大仏殿、若草山などが一望できます。涼しい風が吹き抜けますので、夕方からはとくに気持ちいいですよ!
こんな美しい夕の空も見られます
浅茅ヶ原~浮見堂エリア
浅茅ヶ原エリアでは、今年は竹を使ったアーチ状のオブジェが設置されています
順路にそって歩いていくと、浮見堂エリアにたどり着きます。なら燈花会の期間中の美しさは格別ですね。夜もボートに乗れますので(それなりに順番待ちになりますが)ぜひ!
浮見堂を正面から。なら燈花会の点灯時間中はこの先は立入禁止になっています
浮雲園地~甍 I・RA・KA エリア
浮雲園地エリアも美しい光景が広がります
ロウソクの間に入って記念撮影もできます
500円でロウソクに点灯できる「一客一燈」の受付も。来年度以降のロウソク代にあてられますので、ぜひご協力ください
甍~I・RA・KA~エリアでは、中庭にカラーカップが並べられています
うさぎ的な顔があったり、
何らかの文様に並べてあったり
大きなハート型のスポットでは、スタッフの方が記念撮影のシャッターを押してくれていました。ぜひ!
スケールの大きな春日野園地エリア!
もっとも大きな春日野園地エリア。遠くに東大寺・大仏殿の屋根が見ながら、美しい光の河が登場します。本当に美しいです!
■なら燈花会 2019
・開催期間: 2019年8月5日(月)~8月14日(水)
・開催時間: 19:00~21:45
・交通手段: JR・近鉄奈良駅から「市内循環バス」または「徒歩」
・ホームページ: http://www.toukae.jp/
・Twitter: @naratoukae
・Facebook: naratoukae
※なら燈花会の期間中、奈良公園周辺は大変な混雑となります。会場へは公共交通機関をご利用ください。
※なら燈花会の会場では、三脚を使っての撮影は禁止されています。
※奈良公園にはゴミ箱はありません(鹿たちが荒らしてしまうため)。ゴミはお持ち帰りください。
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