2014-11-28

流水・亀甲・青海波!東大寺二月堂の石段の文様@奈良市

流水・亀甲・青海波!東大寺二月堂の石段の文様@奈良市

毎冬の「お水取り」の舞台となる東大寺・二月堂。その石段の一部に、美しい文様が刻まれているのをご存知でしょうか?意識している方は少ないと思いますが、流水・亀甲・唐草・青海波・網代・菱と、美しい文様が観られるのです。混雑していると見落としがちですので、ぜひ普段ののどかな雰囲気の時に探してみてください。


美しい祈りのお堂「二月堂」(国宝)

東大寺』大仏殿の西側に、舞台造りの建物「二月堂」があります。

752年に良弁僧正によって始められて以来、1200年以上も一度も途切れずに続いてきた「修二会(お水取り)」の法要が営まれることで知られています。

また、二月堂は舞台部分は常に開放されており、朝から夜中までいつでも奈良の町を一望できます。美しい夕日が観られるスポットですし、(それほど華やかではありませんが)夜景も観られます。


二月堂の石段の文様@東大寺-01

東大寺の「二月堂」(国宝)。平重衡や三好松永の兵火からは逃れましたが、1667年にお水取りの際の失火によって焼失。2年後の1669年に再建されました。「二月堂=お水取り」のイメージが強いですが、普段はのどかなものです。細部を観てまわると面白いものがいくつも見つかります!


足元に注目。こんな文様があります

二月堂の(向かって右手の)石段には、美しい文様が刻まれているものがあります。先日、SNSに何気なく画像をアップしたところ、ご存知なかった方も多かったようですので、簡単にご紹介しておきます。


二月堂の石段の文様@東大寺-02

二月堂の石段を下から見上げたところ。一番手前の段に、文様が刻まれているのが分かります。これはすべての石に見られるものではなく、特定の数段のみに刻まれています

二月堂の石段の文様@東大寺-03
下側の文様。下から「流水(りゅうすい)」「亀甲(きっこう)」「唐草(からくさ)」です。

二月堂の石段の文様@東大寺-04
ちょっと上の石段。下から「青海波(せいがいは)」「網代(あじろ)」「菱(ひし)」。美しいですね。他の石段にはここまで鮮やかな文様はありません


踏むとご利益がある「ますかけ文様」も

なお、この二月堂の石段のどこかに、「ますかけ文様」(四角形の中に×印)が刻まれている段があります。

ソースは不明ですが、ネットでは「ますかけ文様を踏むとご利益がある」という記述が見られたりしますので、探してみて、拝みながら踏みしめるといいですね。

ただし、混雑している時は危険ですし、踏み外したりしないように十分にご注意ください!


【オマケ】二月堂からの夕焼けなど

二月堂の石段の文様@東大寺-05

二月堂の石段の文様@東大寺-06

二月堂の石段の文様@東大寺-07

二月堂の石段の文様@東大寺-08

二月堂の石段の文様@東大寺-09

二月堂の石段の文様@東大寺-10



■東大寺

HP: http://www.todaiji.or.jp/
住所: 奈良県奈良市雑司町406-1
電話: 0742-22-5511
宗派: 華厳宗大本山
本尊: 盧舎那仏(国宝)
創建: 8世紀前半
開基: 聖武天皇
拝観料: 大仏殿 500円、法華堂 500円、戒壇院 500円など
拝観時間: 8:00 - 17:00(季節・施設による)
駐車場: 近隣に有料駐車場あり(一日1,000円程度)
アクセス: JR奈良駅・近鉄奈良駅より、市内循環バス「春日大社大仏殿前」下車、徒歩5分


■参考にさせていただきました

ことのは的 寧樂モザイク綴り: 東大寺二月堂 階段の模様♪
奈良東大寺4 上院へ 二月堂石段の線刻模様「ますかけ」のこと - 白マム印 日本のこと日本のもの
二月堂の石段に刻まれた文様 | なら散策日記【鹿と亀と猫と犬の日々】


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