2013-09-05

飛鳥の祝戸地区にある男根型の石『マラ石』@明日香村

飛鳥の祝戸地区にある男根型の石『マラ石』@明日香村

不思議な石造物が多数遺されている明日香村。「国営飛鳥歴史公園」祝戸地区には、不思議な男根型の石『マラ石』が存在します。長さ1mほどの石で、確かにそれっぽい形をしています。対岸にある丘陵を「フグリ山」と呼び、マラ石と一対と考える説もあるという、何ともスケールの大きな陽石です!


長さ約1m。斜めに伸びる飛鳥の『マラ石』

奈良県明日香村にある「国営飛鳥歴史公園」。あまり知られていませんが、この公園は甘樫丘地区・高松塚周辺地区・石舞台地区・祝戸地区の4つのエリアに分かれています。

その中で、石舞台地区の奥にある「祝戸地区」は観光客が立ち寄るような有名な遺跡などはありませんが、ちょっと不思議な『マラ石』というものが存在しています。

一応ご説明しておきますが、マラとは「男性器」のこと。マラ石とは男根型の石のことですね。単なる下ネタと思われるかもしれませんが、古くから男性器や女性器を象った石(いわゆる陰陽石)は、多産や豊穣の象徴として神聖視されてきました。

同じ明日香村にある、夫婦和合の奇祭「おんだ祭り」で知られる『飛鳥坐神社』(あすかにいますじんじゃ)には、たくさんの陰陽石が見られます。

飛鳥坐神社のものと同じ目的のものかは分かりませんが、そんなものが古くから遺されているのですから、不思議な感じがしますよね。


男根型の『マラ石』@明日香村祝戸地区-01

国営飛鳥歴史公園の祝戸地区の入り口部分。石舞台古墳から500mちょっとの距離です。公園内で営業する唯一の旅館「祝戸荘」さんの案内とともに、『マラ石』の表示も見えます。なお、公園内は許可車以外の乗り入れは禁止ですのでお気をつけください

男根型の『マラ石』@明日香村祝戸地区-02
入り口から100mほど歩くと、こんな一角があります。何やら工事をしていましたが、ちょっとした休憩スペースでしょうか

男根型の『マラ石』@明日香村祝戸地区-03
その近くにあるのが、祝戸地区の『マラ石』です!高さ1メートルほど。地面からニョキッと突き出していますね!古くは直立していたそうです

男根型の『マラ石』@明日香村祝戸地区-04
マラ石をアップで。ぽい感じですよね(笑)

男根型の『マラ石』@明日香村祝戸地区-05
横から

男根型の『マラ石』@明日香村祝戸地区-06
後ろ斜め上から

男根型の『マラ石』@明日香村祝戸地区-10
真正面から


対岸の丘陵が「フグリ石」。マラと離れすぎ!

なお、マラ石の脇にはこんな説明がありました。

明日香村にある謎の石造物の一つ。男性器を模したもので、本来は真すぐに立っていたものともいわれている。地元では、飛鳥川をはさんだ対岸の丘陵を「フグリ山」と呼び「マラ石」と一対のものと考える説もある。子孫繁栄や農耕信仰に関係した遺物と考えることもできよう。

現地の説明より


一応ご説明しておきますが、フグリとは、男性の陰嚢(いんのう)のこと。つまり金玉ですね。つまり、男根がここにあって、陰嚢が対岸にあるという、何ともスケールの大きな離れ離れっぷりで、想像するだけで居心地の悪い感じになります……。

こういったものは、男性器と女性器で一対というイメージですから、マラ石の先にあるのは「ホト山」でいいじゃないかと思うのは、私が男だからでしょうか(笑)


男根型の『マラ石』@明日香村祝戸地区-07

「明日香村にある謎の石造物の一つ。男性器を模したもので、本来は真すぐに立っていたものともいわれている。地元では、飛鳥川をはさんだ対岸の丘陵を「フグリ山」と呼び「マラ石」と一対のものと考える説もある。子孫繁栄や農耕信仰に関係した遺物と考えることもできよう。」


グーグルマップの航空写真モード。マラ石の赤いマーカーと、フグリ山の青いマーカーの位置関係が分かりますか?遠く離れすぎとか、男根と陰嚢のサイズ感が違いすぎだとか、色々と思うことはありますが、何ともスケールの大きな話ですね!

男根型の『マラ石』@明日香村祝戸地区-08
祝戸地区からさらに奥へ向かうと、有名な飛鳥・稲渕地区の棚田があります。道は細いですが、まさに「日本の原風景」といいたくなるような美しい場所ですので、ぜひ立ち寄ってみてください!

男根型の『マラ石』@明日香村祝戸地区-09
さらにその少し先には、万葉集にも詠まれた「飛鳥の飛び石」があります



■マラ石

所在地: 奈良県明日香村祝戸(国営飛鳥歴史公園 祝戸地区)
アクセス: 近鉄「飛鳥駅」からバスに乗り「石舞台」下車。徒歩10分ほど

※実際に行ったのは「2013年8月12日」でした


■参考にさせていただきました

男性器の形の石はいったい何?「(9)マラ石・立石」【奈良】 :日本珍スポット100景
祝戸地区~石舞台|春日野奈良観光


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