橿原市の『藤原宮跡』で「コスモス」の花をみてきました。広大な敷地に300万本（！）ものコスモスが植えられています。この日は、鴨公小学校西側エリアが満開で、より広い大極殿跡南側エリアはまだ開花前でした。まだまだずっと長く楽しめそうです。無料駐車場も多くありますので、気軽に遊びに行ってみてください！

藤原宮跡の「5つの花ゾーン」とは

平城京へ都が移る前、16年間にわたって都が置かれた「藤原宮跡（ふじわらきゅうせき）」Wikipedia）。

日本初の本格的な都城で、5.3km四方という大きさでしたが、現在は大極殿の周辺エリアは広い平地になっていて、広大な空き地という雰囲気に。現在も発掘調査は続けられており、「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」として、世界遺産への登録を目指しています。

また、藤原宮跡では広大な敷地を活かして花々が植えられており、5つの「花ゾーン」として、私たちの目を楽しませてくれます。春は「菜の花」、夏は「蓮」と「黄花コスモス」、そして秋は「コスモス」など。スケールが大きな雄大な風景が観られます。

橿原市の「藤原宮跡5つの花ゾーン開花状況」というページでは、開花状況がこまめに更新されていて、とても分かりやすいですので、事前にチェックしてみてください。

藤原宮跡の「花ゾーン」のマップ。コスモスは、約30,000平方メートルに7種類・300万本が植えられています。場所は藤原宮跡の南側で、開花時期によって2つに分かれます。この日、ほぼ満開だったのは「鴨公小学校西側」エリア（約8,500平方m）で、より広大な「大極殿跡南側」エリア（約22,000平方m）はまだ開花前でした。無料駐車場も多く、気軽に見に行けますね

「鴨公小学校西側」エリアが満開でした

この日は「鴨公小学校西側」エリアのコスモスが満開でした。背後に見えるのは、大和三山のひとつ「香具山（天香久山）」。その先は、桜井から吉野へと続きます

鴨公小学校西側エリア（約8,500平方m）だけでも「見渡すかぎり」と言いたくなるほど広大ですが、大極殿跡南側エリア（約22,000平方m）はそのさらに2.5倍ほどあります。こちらはこの後から開花するようですから、長い間楽しめますね

背の高いコスモスが一面に植わっていて、その間を歩けるようになっています。土曜日の夕方、日没の直前くらいでしたが、たくさんの方がカメラを構えていました。早い時間帯だとさらに賑わっていたでしょう

コスモスの花は、やや背が伸びすぎていたのと、2日ほど前に台風クラスの強風が吹き荒れたため、倒れ気味の部分もありました。白やピンク、濃い赤、2色のものなど、いろんな色のコスモスがみられます

藤原宮跡のコスモスの写真など

スマホのカメラでも写した画像も

スマホで撮影したもの。なかなかきれいに撮影するのは難しいですが、ぜひチャレンジしてみてください！

■藤原宮跡（藤原京）

ＨＰ:　http://www.city.kashihara.nara.jp/kankou/own_sekaiisan/hanadayori/kaikajyoukyou.html
電話:　電話番号：0744-21-1114（企画調整部世界遺産推進課）
駐車場:　無料駐車場あり
アクセス:　近鉄大阪線「大和八木駅」より、コミュニティバス「橿原市藤原京資料室前」下車

■参考にさせていただきました

橿原市／藤原宮跡5つの花ゾーン開花状況
橿原市／藤原宮跡
藤原京 - Wikipedia

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