
藤原宮跡から眺める「大和三山」(パノラマ写真あり)
奈良県橿原市の『藤原宮跡』から、大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山)を眺めてきました。視界が広々と開けているので、一箇所に立ってぐるりとパノラマ写真を撮れば、大和三山も見渡せます!
「天香久山」がきれいに見える場所は?
かつては藤原宮が置かれていた、奈良県橿原市の『藤原宮跡』(Wikipedia)。わずか16年という短い期間でしたが、日本の中心であったことは間違いありません。「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」として、世界遺産登録への活動も行なっています。
自宅から比較的近いこともあって、私たちも藤原宮跡にはよく来ていますが、この日の目的は「大和三山」がきれいに見える場所を探すこと、でした。特に「天香久山」は、これだけ来ているにもかかわらず、自分の手元にもあまりいい写真がないのが気になっていたんです(結果的に今回も失敗するわけですが)。
もともとが低い山ですし、それほど山の姿も美しいとは言いづらいですから、これからも頑張って探し続けたいと思います…。
藤原宮跡の大極殿跡方面から、天の香具山を眺めたところ。聖なる山なんですが、どの角度から見てもそれほど美しさが伝わりづらい姿でもあります
藤原宮跡から「耳成山」の眺め
ほぼ同じ位置からの耳成山の眺め。この角度からだときれいに見えますね
藤原宮跡からの「畝傍山(と二上山)」
畝傍山へ落ちる夕日。夕方になると西陽を背に、美しいシルエットが見えます。近づいてみると、ちょっといびつで個性的な形をしていますが、それも分かりませんね
ちょっと角度を変えて。後ろに見えるのは葛城山系で、向かって右の端にあるのが二上山です
360度の「パノラマ写真」を撮影してみました
さらに、この日はiPhoneのカメラアプリを使って、藤原宮跡内の北側の広場から、360度のパノラマ写真を撮影してみました!
大和三山が見事に一枚に収まったのですが、このブログは残念ながら横長の画像を美しく見せることが難しいですから、縦にして掲載しておきます。周囲がこれだけぐるりと開けている場所なんて、他にはなかなかありません。あらためてその広さを実感しますね!
「大和三山に登る」という楽しみ方もあります
ちなみに、私は以前に大和三山に登ったりもしています。それぞれあっという間に登頂できるような低山ですから、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください!
■藤原宮跡
HP: http://www.city.kashihara.nara.jp/kankou/own_kankou/kankou/spot/fujiwara_kyuuseki.html
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