
2014-08-30
【写真】葛城山麓の夏の風景(御所市高天あたり)
日本神話の神々がおわした土地「高天原」とも伝わる、御所市高天地区。ここを走る30号線(山麓線)は、車窓から美しい葛城山ときれいな稲田、そして遠くに大和三山が見晴らせる楽しい道路です。夏の終わりの気候のいい日だったため、途中で車を停めて、何枚か写真を撮ってきました。簡単にご紹介しておきます。
「高天原」とも伝わる葛城古道の地
御所市高天(たかま)地区は、大和盆地を見下ろす高台になっており、日本神話に登場する「高天原(神々がおわした土地)」という伝承があるほど、古い歴史が残る地域です。古代豪族・葛城氏の本拠地もこの辺りとされています。
大阪との境には葛城山・金剛山があり、その麓を30号線(山麓線)が走っています。高低差は大きいですが、とても気持ちいい快走路で、普段は車で通り過ぎていますが、この日は途中で車を停めて、景色を眺めてきました。
金剛山の麓あたり。夏の終わりの雲が湧いています
美しい稲の穂と大和盆地
御所市の「高天」バス停の付近から。正面に見えるちょっと歪んだ形の山が、大和三山の一つ「畝傍山(うねびやま)」です
道路脇にすぐ田圃があります
美しいツートンカラーになった田んぼ
山の麓を走っている30号線(山麓線)ですが、一部では道路と同じ高さに田んぼがあり、そこを過ぎると大和盆地が見張らせたり……と、景色に変化があって楽しめます。ただし、車を停めるスペースはほぼありません。カーブも多いので、あまりよそ見はしないようにしましょう!
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