2013-11-25

名園「香藕園」の紅葉がピーク『當麻寺中之坊』@葛城市

名園「香藕園」の紅葉がピーク『當麻寺中之坊』@葛城市

葛城市の『當麻寺(たいまでら)』へお詣りに行ってきました。大きな当麻曼荼羅、美しい仏さまも素晴らしいのですが、この日のメインは、塔頭寺院「中之坊」の名園「香藕園(こうぐうえん)」の紅葉です。片桐石州が携わった美しいお庭が、一年でもっとも華やかに!素晴らしい光景でした!


曼荼羅も仏像もお庭も!見どころが多い當麻寺

二上山の麓の古刹『當麻寺(たいまでら)』。中将姫が織り上げたとされる「當麻曼荼羅」をご本尊としており、毎年5月14日にはその来迎の模様を再現した『聖衆来迎練供養会式(練供養会式、お練り)』でも有名です。

自宅からも近いため、これまでにも何度もお詣りに行っています。他の観光スポットからはやや距離があるため、それほど参拝客も多くありませんが、本当に見どころの多いお寺なんですよね。

●本堂の「当麻曼荼羅」。曼荼羅を収める巨大なお厨子、螺鈿細工の須弥壇もすごいんです!

●金堂のご本尊である塑像「弥勒菩薩坐像」と、法隆寺金堂の四天王像に次ぐ、日本で2番めに古い乾漆造「四天王像」(多聞天像のみ鎌倉時代の木造)。四天王像のニヒルな表情は、仏像に興味がなかった方にもぜひご覧いただきたいですね!

●「東塔」(奈良時代後期)と「西塔」(平安時代初期)。日本で唯一、創建当初のままの一対の三重塔が現存しています

この他にも、日本最古の「梵鐘」(国宝)があったり、これまた日本最古と言われる「石灯籠」(重文)があったりと、大和の中心地から外れていたからこそ戦禍からも逃れられ(平重衡に焼き討ちされていますが)、貴重な文化財が遺されているのです。


香藕園の紅葉@當麻寺中之坊(葛城市)-01

二上山の麓にある『當麻寺』(たいまでら。当麻寺とも)。創建は7世紀、聖徳太子の弟・麻呂子親王の開基と伝わる古刹です。正面が「本堂(曼荼羅堂)」、向かって左手が「金堂」です。この日も弥勒菩薩坐像&四天王像は素晴らしかったです!

香藕園の紅葉@當麻寺中之坊(葛城市)-02
當麻寺のシンボルである三重塔「東塔」(国宝)。遠目から見ても美しいですが、すぐ足元まで行って間近に拝見できます(無料)。ご存じない方が多いですがぜひ!

香藕園の紅葉@當麻寺中之坊(葛城市)-03
この日は生憎の曇り空でしたが、紅葉がピークを迎え、とても美しい光景が見られました


片桐石州が携わったお庭「香藕園」の紅葉

當麻寺には、真言宗系の中之坊・西南院など、浄土宗系の奥院・護念院など、いくつかの塔頭があり、それぞれ美しいお庭を拝見できます。春の牡丹の時期が有名ですが、秋の紅葉も見事なんです。

この日は、當麻寺の中心となる「中之坊」のお庭「香藕園(こうぐうえん)」を拝見しました。


庭園「香藕園」(こうぐうえん)
国・名勝/史蹟-桃山時代

東塔を借景とし心字池を中心とした桃山期の名庭。江戸時代初期、第111代後西天皇さまの行幸に際し、第4代将軍家綱の茶道指南役であった片桐石州(石見守貞昌)公が現在の姿に改修しました。内庭と外庭を区切る土塀を低く作ることで、狭い土地に奥行きをもたせる工夫がなされています。古くから大和三名園に数えられており、昭和9年、奈良県で最初に文化庁の保存指定を受けています(史跡および名勝)。

有名な片桐石州の作で大和三名園にも数えられるお庭ですから、他の季節も見事なんですが、やはり紅葉の時期は格別ですね。三重塔を借景として、趣きのある茶室などの建物と一体となった眺めは、本当に美しいものです。

2013年の秋は、紅葉がやや早めに色づいていて、この日がピークでした!


香藕園の紅葉@當麻寺中之坊(葛城市)-04

香藕園の紅葉@當麻寺中之坊(葛城市)-05

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香藕園の紅葉@當麻寺中之坊(葛城市)-20



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■當麻寺(当麻寺)

HP: 中之坊- http://www.taimadera.org/ 、奥院- http://www.taimadera.or.jp/
住所: 奈良県葛城市當麻1263
電話: 中之坊 0745-48-2001、奥院 0745-48-2008
宗派: 高野山真言宗・浄土宗
本尊: 当麻曼荼羅
創建: 7世紀前半ごろ
拝観料: 境内は無料(伽藍:500円、中之坊:500円、西南院:300円、奥院:300円、護念院:300円)
拝観時間: 9:00 - 17:00
駐車場: 有料(「二上山ふるさと公園(無料)」から歩くことも出来ます)
アクセス: 近鉄南大阪線「当麻寺駅」下車、徒歩20分


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