室生寺『国宝 五重塔と紅葉ライトアップ』@宇陀市
宇陀市の女人高野『室生寺』で、初めての開催となる「国宝 五重塔と紅葉ライトアップ」を拝見しました。この日は紅葉のピークにはまだ早めでしたが、夜闇に浮かび上がる五重塔や金堂など、本当に美しい光景が見られました。(※開催期間:2013年11月16日(土)~12月1日(日))
照明を大量に増設!初の紅葉ライトアップです
宇陀市の『室生寺』。古くから女性の参拝も認められていたため「女人高野」と呼ばれ、美しい仏さまを祀る古刹です。私たちは春のシャクナゲから秋の紅葉まで、これまでも色んな季節にお詣りしてきました。
そんな室生寺で、2013年秋の「国宝 五重塔と紅葉ライトアップ」が開催されています!(詳しくはこちら)。門前の「太鼓橋」から、境内の「金堂」や「五重塔」まで、約400メートルの間に120基の照明を新設したというのですから、気合が入っています!
ポスターなどによると、室生寺で紅葉のライトアップが行われるのは今回が初めて。「五重塔(国宝)」のライトアップも「過去に一度しか行っていない」とのこと。これは貴重ですね。
「国宝 五重塔と紅葉ライトアップ」のポスター。開催期間は「2013年11月16日(土)~12月1日(日)18:00~20:30」。夜間拝観料として「500円」(お子さんは300円)が必要です。なお、夜間はお堂内は拝観できませんのでお間違いなく!
「太鼓橋」が雨に輝いて見事でした!
室生寺の「国宝 五重塔と紅葉ライトアップ」がスタートしてから雨が続き、この日も残念ながら小雨でした。あいにくのコンディションでしたが、混雑することもなくのんびりと拝見できました。太鼓橋や石段(鎧坂)、五重の塔などが雨に輝いて、とても美しかったです!
全体的に紅葉のピークにはまだ早い印象でしたが、寒い日が続いているため、どんどん進んでいるでしょう。ますます美しくなっていると思います。簡単に写真だけ紹介していきますので、ご参考にどうぞ。
雨に濡れた「太鼓橋」。寒い夜でしたが、今まで見たどの日よりも綺麗でした!
「仁王門」の周辺は黄色と赤に染まります
室生寺「仁王門」の周辺は、赤と黄色の紅葉が入り混じり、鮮やかでした。比較的ライトが強めに照らされているため、三脚を使用しなくても十分に写りますし、スマホでもそれなりに綺麗に写せるのも嬉しいところです
鎧坂と諸堂。夜のお寺は静かで美しく
金堂下の「鎧坂」。室生寺の夜間公開を拝見するのは初めてですから、夜の境内を観るのももちろん初体験です。すべてが新鮮でした!
夜の「金堂」。素敵な国宝の仏さまが祀られています。残念ながら夜間拝観はできませんでした
金堂前の「弥勒堂」
室生寺の「本堂」(灌頂堂)。この前の部分がほんのりと色づいていました
夜の「五重塔」。静かに佇んでいます
室生寺のシンボル「五重塔」(国宝)。屋外に建つ五重塔としては国内最小で、法隆寺・五重塔に次ぐ古塔です。ライトアップされた姿も見事!色んな角度からじっくりと拝見できました
■室生寺 国宝 五重塔と紅葉ライトアップ
期間: 2013年11月16日(土)~12月1日(日)18:00~20:30
夜間拝観料: 大人 500円、小人 300円
■室生寺
HP: http://www.murouji.or.jp/
住所: 奈良県宇陀市室生78
電話: 0745-93-2003
宗派: 真言宗室生寺派大本山
本尊: 釈迦如来(国宝)
創建: 宝亀年間(770年-780年)
開基: 役小角、または賢璟
拝観料: 600円
拝観時間: 8:00 - 17:00(入山は16:30まで)
駐車場: 有料駐車場(民間)
アクセス: 近鉄大阪線「室生口大野」より、奈良交通バス「室生寺」下車
※「女人高野」の別称でも有名です
※「西国薬師四十九霊場」の第八番霊場
■参考にさせていただきました!
室生寺 - Wikipedia
「女人高野」紅葉浮かぶ 奈良、16日からライトアップ:朝日新聞デジタル
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