紅葉で大混雑の『室生寺』に行きました
「室生山上公園芸術の森」へ立ち寄った後は、この日のお目当ての『室生寺』にも行ってきました。
ただし、ここまでの道すがらの様子から、まだ紅葉のピークにはかなリ早いということは分かっていましたし、3連休中ということもあって、ものすごい人混みだったため、一緒に行っていた義父から「今日は止めておこうか?」という意見が出るほどでしたが゙・・・。
さすがに落ち着いて拝観はできませんでしたが、何度行ってもいいお寺ですね!
紅葉のピークには早過ぎました
私たちは、義父が室生の出ということもあって、よく室生寺には来ているのですが、この日はとにかくものすごい人混みでした!
これだけ人が来ているのに、紅葉のピークにはまだ数日早かった・・・というちょっと残念な結果でしたが、とにかく紅葉画像の一覧だけご覧ください。
3連休ド真ん中の11月23日、「そろそろ紅葉もピークかな?」と期待して行った『室生寺』でしたが、まだピークには少し早かったようです。太鼓橋もこのくらいの赤さでした
紅葉には早かった・・・とはいえ、この人混みです!太鼓橋が落ちるんじゃないかと思うほどの人・人・人!室生寺前の細い道は、車のすれ違いも大変でした
色づいている木も、まだ黄色味が混ざっていますし、緑のまんまの部分も多いですね。でも、快晴でとても気持ちのいい一日でした
正面の門の脇の部分が一番見事でした。真っ赤な紅葉ももちろんキレイなものですが、こんなグラデーョンも美しいものです
観光シーズンでとにかく大混雑!
室生寺の建築物や仏像については、「桜が美しい、女人高野『室生寺』!」この回で詳しく書いたため、今回は触れません。とにかくすごい混雑具合で、ゆっくりと見ている余裕もありませんでした。
とりあえず、ダイジェストでどうぞ!
大好きな「十一面観音立像(国宝)」と、弥勒堂の「釈迦如来坐像(国宝)」のパネル
石楠花の名所として有名な、室生寺の「鎧坂(よろいざか)」。これまでにも何度も室生寺には来ていますが、正直、これだけ混んだ様子は初めて見ました
「弥勒堂(重文)」の様子。いつもはもっと静かな、かなり地味目なお堂なんですが、まさか人が並ぶとは・・・!
人が去った後の「弥勒堂」。義母が大好きだという「釈迦如来坐像(国宝)」もライトアップされていて、はっきりと眺めることができました。ゆったりとした雰囲気の、重厚な仏様です
室生寺の「本堂(国宝)」も、もちろんこの通り。さすがに、ゆったりと仏様を拝んでいるような余裕はありませんでした。背後の桜の木が、もう少し赤くなっていれば良かったのですが・・・
室生寺の「五重塔」へと向かう石段。このアングルから見上げる塔は、やっぱり素晴しいですね
室生寺の五重塔は、こうして杉の木の間から見ると、より室生寺っぽい雰囲気があっていいですね。
境内にある杉の巨木たち。室生寺へ行くと、どうしても縦アングルの写真が増えますね
金堂の脇にある岩に彫られた「軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)」像。荒々しい神様のはずですが、顔がとっても穏やかです
橋本屋さんの「親子丼」が美味でした!
また、室生寺に行く前に、すぐ目の前にある老舗の料理旅館『橋本屋』さんで食事をしてきました。
橋本屋さんの名物は「山菜料理」で、私も以前に食べたことがありました。しかし、シーズンオフだったこともあって、すでに新鮮な山菜が食べられる時期は終わっていて、まるで「精進料理」のような、かなり渋い定食を食べたのです。正直なところ、あまりに地味すぎて、それほど口に合わなかったのですが。。。。
しかし、この日、定食屋スタイルの方(太鼓橋に向かって左手)に入って、期待もせずに「親子丼(確か@800円くらい)」を注文したら、これがかなり美味しかったんですよね!親子丼もかなりいけましたが、この辺りの名物である「とろろ芋」を使ったお吸物が絶品でした!
喉が焼けるかと思うほどのアツアツで、やや肌寒さも感じた時間帯でしたので、余計に美味しかったのかもしれませんが、あれならまた食べたいですね。オススメです!
室生寺前の「橋本屋」さんで食べた「親子丼」。とろろ芋のお吸物付きですが、これが想像以上に美味しかった!ただの食堂かと思っていたのですが、とんでもない。さすがは老舗ですね
■室生寺
HP: http://www.murouji.or.jp/index.html
住所: 奈良県宇陀市室生区室生78
電話: 0745-93-2003
宗派: 真言宗室生寺派大本山
本尊: 釈迦如来(国宝)
創建: 宝亀年間(770年-780年)
開基: 役小角、または賢璟
拝観料: 600円
拝観時間: 8:00 - 17:00(入山は16:30まで)
駐車場: 有料駐車場(民間)
アクセス: 近鉄大阪線「室生口大野」より、奈良交通バス「室生寺」下車
※「女人高野」の別称でも有名です
※「西国薬師四十九霊場」の第八番霊場