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約140万本の「菜の花」と桜の絶景が広がる『藤原宮跡』@橿原市

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かつて日本の都が置かれ、世界遺産候補にもなっている「藤原宮跡」で、今年も「菜の花+桜」の絶景が広がっています!約140万本の菜の花が植えられており、一面が黄色い絨毯のよう。その周りを桜(ソメイヨシノ)が囲み、今年も素晴らしい景色が楽しめました。

四季折々の花々が楽しめる「藤原宮跡」

かつて都が置かれた「藤原宮跡(ふじわらきゅうせき)」は、広大な敷地に春は「菜の花」、夏は「蓮」と「黄花コスモス」、秋は「コスモス」と、四季折々の花々が楽しめるスポットとしても親しまれています。

毎年の春(3月下旬~4月上旬)には、数百万本もの菜の花が咲き誇り、そこに桜(ソメイヨシノ)も開花して、「菜の花+桜」のスケールの大きな絶景が広がります。

約250万本の「菜の花」の絶景!桜も満開!@藤原宮跡(橿原市)(2023-03-29)かつて日本の中心だった「藤原宮跡」春ゾーンで、今年も「菜の花」が満開です!その数、約250万本!一面が黄色く染まります。周囲の「桜(ソメイヨシノ)」の満開なところにこの日の青空も加わり、雄大な絶景が楽しめました。

絶景!満開の「菜の花」と「桜」@藤原宮跡(橿原市)(2022-04-01)かつて都が置かれた「藤原宮跡」(橿原市)では、春には約250万本の「菜の花」が咲き、それを囲む「桜(ソメイヨシノ)」とともに美しい光景が見られます。2022年は満開の時期が重なり、最高の絶景が広がりました!

私たちは毎年のように観に行ってますが、開花状況は2023年がベスト、今年2025年もほぼそれに匹敵するほどの咲き具合でした。(※開花状況はこちら → 橿原市公式ホームページ

2025年春も菜の花の絶景が楽しめました!

▲藤原宮跡の北側(醍醐池の近く)の「春ゾーン」では、2025年は約140万本の菜の花が植えられ、その周囲には桜(ソメイヨシノ)が咲き誇ります。開花時期があえば、黄色とピンクの絶景が広がります!
満開の菜の花と桜。こちらの方角は雲が多くてちょっと残念でしたが、この日もたくさんの人で賑わっていました。ちなみに菜の花畑の中は立入禁止です。
▲桜の並木の向こうの醍醐池のほとりでレジャーシートを広げている方たちもいらっしゃいます。ゴミ箱などはありませんし、トイレもやや離れていますので、お花見の宴会などは控えたほうがベターでしょう。

臨時駐車場もより広くなり、以前よりもさらにアクセスしやすくなっていました。周辺はかなりの渋滞になるので車の方はご注意を。
大和三山の一つ「耳成山(みみなしやま)」との一枚。

なお、藤原宮跡は「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の構成資産の一つとして世界遺産への登録を目指しており、2025年1月には国内推薦も決定。順当に進めば2026年夏ごろには世界遺産となる可能性が高いです。ぜひご注目ください!

▲短い動画もご覧ください。

藤原宮跡

HP関連サイト:藤原宮跡花園情報
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住所奈良県橿原市醍醐町
電話0744-22-4001(橿原市)
駐車場無料駐車場あり
アクセス近鉄大阪線「大和八木駅」より、コミュニティバス「橿原市藤原京資料室前」下車(約20分)

※実際にお邪魔したのは「2025年4月3日」でした。

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