大和郡山の小さな素敵な本屋『とほん」さん。1周年を迎える2月に「栞展」が開催され、私たちも参加させていただくことになりました。制作したのは『変形しおり 矢印』と『四角しおり 吉祥紋』の2種類。かなり分かりづらいので、簡単にご説明しておきます。
とほんさんの1周年記念イベントです
金魚の町・大和郡山にある「とほん」さん。4坪の店内には、本好きな方が目を輝かす本と雑貨が詰まっています。
とほんさんでは、1周年を迎える2015年2月にさまざまなイベントが開催されますが、その中の「栞展」に私たちも参加させていただくことになりました。
とほん「栞展」
場所:レンタルスペース柳花簾壁面ギャラリー(とほんの建物です)
期間:2月1日から2月28日まで
内容:様々な作家さんの作成した栞を展示販売いたします。
栞があるから私たちは本と現実を迷わず行き来することができます。栞を挟むまでが読書、栞のページを開いてからが読書なら、そこにある栞を愛でる時間もまた読書の一部かも知れません。本が読みたくなる栞。本に挟みたくなる栞。ただ、眺めていたくなる栞。普段は読書の脇役となる栞がここでは主役です。とほん1周年特別企画「栞展」お楽しみいただければ幸いです。
イラスト・写真・消しゴムハンコ・活版印刷・シルクスクリーンなどの紙モノに加え、針金・レース編み・真鍮・耳かき栞など、紙だけではない色んな素材を使用したものが集まる予定だとか。かなり賑やかになりそうで、私たちも楽しみにしています!
その様子はまたお知らせしますが、とりあえず出品する作品の形状が決まりましたので、簡単にお知らせしておきます。
とほんさんの「栞展」に向けて制作した2点。手前が『変形しおり 矢印』(@1,000円)、奥が『四角しおり 吉祥紋』(@1,300円)。パッと見て使い方が分かりづらいと思いますが、どちらも栞です(笑)
1枚革で挟んで使う『変形しおり 矢印』
『変形しおり 矢印』(@1,000円)を文庫本に挟んだところ。サイズは10cm×5cmです。牛革に「矢印」型の切れ目が入っていて、そこでページを挟む、という使い方を想定しています
逆に細い矢印側を正面に出してもいいですね。そのまま本に挟めば、普通の革製の栞としても使えます
閉じた時、頭の部分と革ひもが出ます
2枚の革を縫い合わせた『四角しおり 吉祥紋』
『四角しおり 吉祥紋』(@1,300円)。4cm×4cmの正方形で、2枚の革を重ねて縫ってあります。表面には、正倉院文様をイメージした吉祥紋をパンチングで抜いてあります
文庫本にはめたところ。上下に少しはみ出てステッチが見えるのがポイントです。栞としてページの隅っこにはめておくと、意外とずれ落ちたりしません
裏側は、少し柔らかめの焦げ茶色の革を使用しました。数ページまとめて挟むとちょうどいい感じです
関係ありませんが、撮影用に使用したのは集英社文庫版「人間失格」by 太宰治です。帯で笑顔を見せているのは「ともさかりえ」さん!若い(笑)
■とほん 栞展
HP: http://www.to-hon.com/
Facebook: https://www.facebook.com/tohontohon
Twitter: @tohontohon
住所: 奈良県大和郡山市柳4-28
電話: 080-8344-7676
定休日: 木曜・祝日
営業時間: 11:00 - 17:00
駐車場: なし(近隣の有料Pを利用)
アクセス: 近鉄「大和郡山駅」より徒歩10分ほど
- 住所: 奈良県奈良市東包永町61-2 2F
- 電話: 0742-26-3755
- 定休日: 木曜日(原則)
- 営業: 11:00~18:00(土日祝は~17:00)
- 住所: 奈良県奈良市高畑町1110
- 電話: 0742-22-5151
- 住所: 奈良県奈良市餅飯殿町12 もちいどの夢CUBE
- 電話: 090-2703-4710
- 定休日: 木曜日
- 営業: 10:00~19:00
- 住所: 奈良県田原本町根太口470
- 電話: 0744-33-8644
- 定休日: 水曜日(祝日の場合は翌日)
- 営業: 11:00~19:00(土日祝は10時オープン)