鹿野堂の新製品、書類ケース型の『シカ名刺入れ』と、鍵1本の全体を包む『ネックレス鍵カバー』が間もなく登場します。だいぶ前からあーでもないこーでもないと試作を繰り返していた新商品だけに、ようやくお披露目できてホッとしています（笑）

【新製品】書類ケース型でゆるゆる『シカ名刺入れ』

「サイズも手頃だし、次はやっぱり名刺入れを作ろう！」と相談してから数ヶ月。時間はかかりましたが、その分だけとても面白く、可愛く、ゆるい感じの『シカ名刺入れ』が完成しました！

フタの部分は、私たちが好きなボタンに紐をクルクルッと巻きつける「書類ケース型」。紐の先には鹿型チャームがついていて、適度にゆらゆらと遊びます。さらに、紐の位置を調整することで、紐を引くと名刺全体が1cmほど持ち上がって取り出しやすくなる…というギミックも取り入れました。実用性もなかなかのものです。

もっとシンプルに作ろうと思えば簡単なんですが、遊びがないと面白くありませんからね。これがビジネスシーンで使えるかどうかは分かりませんが（私は使います！）、ちょうど春の門出を迎える時期ですし、ぜひ手にとってみてください。

なお、この名刺入れは妙に良くできたと自負していますので、スマホが入るような大きさなど、もうちょっとだけ大きなサイズのものも作るかもしれません。未定ですが、いつか実現させたいと思います！

ボタンに紐をかけてとめる書類ケース型の『シカ名刺入れ』。紐の先端には鹿型チャームがついていて、ゆらゆらと揺れます

ふたを開けてみたところ。薄めの本革1枚で作ってあります。また、携帯ケースで見られるような「紐を引いたら中身が頭を出す」仕様にしてありますので、ゆるい見た目の印象よりも意外と便利です

ふたを開けたところ。紐を少し強めに引くと、名刺全体が1cmほど持ち上がってくるため、名刺も取り出しやすくなっています

書類ケース型。ゆるい雰囲気の『シカ名刺入れ』

【新製品】鍵1本を包む『ネックレス鍵カバー』

そしてもう一品、好評をいただいている鍵の頭部分に被せる『シカ鍵カバー』に続いて、鍵1本の全体を包む『ネックレス鍵カバー』も作ってみました。

もともとは「お子さんが首からぶら下げられるものを」というリクエストをいただいたことからスタートしたもの。カラフルに染色した革を使用して目立つようにしても良かったのですが、首からぶら下げることを考えると、汗によって色落ちする可能性も否定できません。そこで、今回は大人でも使用できる渋めのデザインにしてみました。

車のキーなど大きめのものには使用できませんし、こういう1本のみを別に持ち歩く方がどれだけいらっしゃるのか分かりませんが、首からぶら下げないまでも、よく使う鍵1本だけを別にしてこのキーカバーに収めておいてもいいですね。

1本の鍵だけを収納する、シンプルな『ネックレス鍵カバー』。本体カラーは茶色・こげ茶色の2色、革紐は茶色・赤・紺など数種類を用意しています

それぞれ「鹿＋レース」のスタンプが押してあります。ステッチのカラーは青と赤。もちろん全て手縫いしています

鍵を取り出したところ（紐は短めにしてあります）

ぶら下げているときには鍵は収納されていますが、ケースの両端を軽く握ってケースだけを上にあげると、簡単に鍵が取り出せます。指を突っ込んで引っ張り出して…というような面倒なこともありません

鍵1本の全体を包む『ネックレス鍵カバー』