2012-10-01

「平成の大遷宮」の真っ最中の『出雲大社』@出雲市

「平成の大遷宮」の真っ最中の『出雲大社』@出雲市

神代から続く古社『出雲大社』。現在は「平成の大遷宮」の工事中ですが、決して騒々しくなったりせず、出雲らしい落ち着いた雰囲気が感じられました。お天気が悪かったのが残念でしたが、簡単にご紹介しておきます。


大国主大神の国譲りの代わりに造営されたお社

「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」を祀る、日本を代表する古社『出雲大社』。神代から続く歴史あるお社ですね。

大国主命が天下ってきた天津神から国譲りを求められ、それを承諾する代わりに「天孫が住むのと同じくらい大きな宮殿を建ててほしい」と求めたことから造営されたとされています。古くは「杵築大社(きづきのおおやしろ)」と呼ばれていました。

この日は、出雲大社本殿は「平成の大遷宮」の真っ最中でした(2013年5月まで)。しかし、隣接エリアで『神話博しまね』が開催されていたため、平日ながらもかなりの混雑ぶりでした。島根県立古代出雲歴史博物館(紹介記事)で古代の出雲大社に関する企画展示が行われていますので、まずはそちらを観てからお参りすると、そのスケールの大きさがよく分かると思います。

ただし。この日は生憎のお天気だったため、あまり丁寧に見て回ることができませんでした。あっさりめにご紹介しておきます。


出雲大社@出雲市-02

出雲大社の木製の鳥居をくぐると、長い下りの参道が伸びています。境内地の広さが伝わってきますね

出雲大社@出雲市-03
美しい松の並木。この中央を歩きたくなりますが、木の根を保護するために両脇を歩くこと、という注意書きがありました

出雲大社@出雲市-04
鳥居と御仮殿

出雲大社@出雲市-05
出雲大社の「御仮殿」。現在、出雲大社本殿は「平成の大遷宮」の真っ最中のため、御祭神の大国主大神は、本殿からこちらへ移っていらっしゃいます(2013年5月まで)

出雲大社@出雲市-06
拝殿の大注連縄。長さ6.5m・重さ1トンもあり、一般的な神社のしめ縄とは逆向きになっているそうです。これを見ると「出雲だな」と思いますね

出雲大社@出雲市-07
これは出雲大社「神楽殿」の巨大な注連縄で、長さ13m・重さ4.5トンという、日本最大級のもの。ちなみに、以前は「コインを投げて注連縄に刺さると運が良い」という占いのようなものがありましたが、今は禁止されています。警備の方に伺ったところ、「あれはいつの間にか広まった俗信で、お金にも注連縄にも失礼に当たるため、今は禁止させていただいております」とのことでした

出雲大社@出雲市-08
出雲大社の「本殿」。平成の大遷宮の工事中ですが、少し前までは完全に素屋根に覆われて見えなくなっていたそうです。本殿前の「八足門」はまだ作業中でした

出雲大社@出雲市-09
手前に素屋根があるのと、天気が悪いのとで、本殿はこの程度しか見えません。残念!

出雲大社@出雲市-10
境内にあったパネル。美しい建築様式「大社造」が見られるまでもう少しです

出雲大社@出雲市-11
これは2007年にお参りした時の画像です。さすがしっとりと落ち着いた雰囲気がありますね。もう少し引いて撮ると、背後の八雲山まで写るはずです

出雲大社@出雲市-12
八足門の前には、平安時代に高さ48m(!)という高層建築だった出雲大社本殿を支えた「宇豆柱(うづばしら)」の印が。どれだけ巨大だったかが実感できますね

出雲大社@出雲市-15
これも2007年の画像。出雲大社「神楽殿」前には高さ47mの国旗掲揚台があり、国内最大(畳75枚分)の日章旗が掲げられています。雨の日には見られない可能性が高いので、晴天を祈りましょう。ちなみに、このポールの高さは、平安時代の出雲大社本殿の高さとほぼ同じ。どれだけ高かったかが実感できると思います!

出雲大社@出雲市-16
参道脇にある「幸魂奇魂(さきみたまくしみたま)」という彫刻作品。大国主大神は、この幸魂奇魂のおかげをいただいて神性を養われたため、そのシーンを表現しているそうです

出雲大社@出雲市-18
その向かい側には、ご存知「因幡の白兎」のシーンの銅像がありました

出雲大社-御朱印
出雲大社でいただいた御朱印です。シンプルで美しいですね!


出雲大社のお参りは「二拝・四拍手・一拝」

ここでご紹介できませんでしたが、この他にも見るべきところはいくつもあります。注意点などとともにいくつか書きだしておきます。

●神社のお参りは「二拝・二拍手・一拝」(二回頭を下げてから二回手を打ち、最後に一礼)が一般的ですが、出雲大社では「二拝・四拍手・一拝」で行います。

●以前は「お賽銭のコインを投げて注連縄に刺さると運が良い」という迷信がありましたが、今は禁止されています。警備の方に伺ったところ、「あれはいつの間にか広まった俗信で、お金にも注連縄にも失礼に当たるため、今は禁止させていただいております」とのことでした

●ご本殿を挟むようにして、東西に建つ「十九社」。その名の通り、19の扉が並ぶ長い建物です。旧暦10月に全国の神さまが出雲に集まる神在月(他の地域では神無月)の際、神さまはここに滞在なさるとか。その1週間の間だけ扉が開かれるそうです。

●『神話博しまね』の一環として、「AR古代出雲大社の高層神殿」というスマートフォン用無料アプリがリリースされています。これは、出雲大社でスマホをかざすと、高さ48mあった古代の出雲大社本殿がバーチャルで見られるというもの。ものすごく楽しみにしていたのですが、当日の雨などに気を取られて、使用するのを忘れてしまいました…。

出雲大社の参拝の案内としては、出雲観光協会の「出雲大社(特集記事)」というページが詳しいので、ぜひそちらをご覧ください。



大きな地図で見る


■出雲大社

HP: http://www.izumooyashiro.or.jp/
住所: 島根県出雲市大社町杵築東195
電話: 0853-53-3100
主祭神: 大国主大神
創建: 不明(神代とされる)
駐車場: 無料駐車場あり
アクセス: 一畑電車「出雲大社前駅」下車、徒歩7分

※実際に島根県を回ったのは「2012年9月23日~25日」でした


■参考にさせていただきました!

出雲大社 - Wikipedia
出雲大社(特集記事)|出雲観光ガイド【出雲観光協会公式ホームページ】


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