
古民家・藍染・土鈴の施設『飛鳥藍染織館』@明日香村
飛鳥の石舞台古墳近くにある『飛鳥藍染織館』へ行ってきました。サイクリング途中なので食事はできませんでしたが、築150年の古い商家の建物と、膨大な「藍染」と「土鈴」のコレクションが無料で拝見できます。飛鳥観光の途中に気軽に立ち寄ってみてください。
貴重なコレクションは無料で拝見可能です
明日香村岡にある『飛鳥藍染織館』さんは、石舞台古墳から200mほどの位置にあり、「犬養万葉記念館」の並びにあります。
藍染1000点と土鈴13000点をコレクションし、その一部を展示している施設で、オープンは1995年。看板には「明日香土鈴館」「飛鳥万葉写真館」ともありました。
コーヒーやそば・炉端料理などもいただける飲食スペースもありますが(食べログ)、何も注文しなくてもコレクションを無料で拝観できます。この日は飛鳥ポタリングのスタート直後でしたので、お茶の一杯も注文できませんでしたが、ゆっくりと拝観させていただけました。
外観からして歴史を感じさせる建物ですが、こちらは築150年の造り酒屋(旧松村亭)だったものなのだそうです。土間の部分は喫茶スペースになっていて、落ち着いた雰囲気が味わえます。
明日香村岡にある『飛鳥藍染織館』さん。犬飼万葉記念館などの並びにあります。築150年の造り酒屋の母屋を使用していて、虫籠窓がいいですね。明日香村では、古い商家の建物を目にする機会はそれほどありませんのでとても貴重です。なお、この真向かいの民家も味がありますので、ぜひ邪魔にならないように外から愛でてください
入口脇の手水鉢には梅の花が。看板には「飛鳥藍染織館」とともに、「明日香土鈴館」「飛鳥万葉写真館」という表記もありました
飛鳥藍染織館さんでは、藍染1000点と土鈴13000点をコレクションしていて、その一部が公開されています。また、この日は頂きませんでしたが、コーヒーやそば・炉端料理なども。落ち着いた雰囲気でゆったりできそうでした
膨大なコレクションが圧巻でした!
飛鳥藍染織館さんの一階部分は三間三列の九間間取りで、二階は「つし」と呼ばれる物置です。そんな建物に所狭しとコレクションが展示されている様子は圧巻でした!
季節柄、雛人形が展示されていたり、藍染めの巨大な衝立が迫力だったり、建物も展示物もすごいですね。明日香村へ来た際には気軽に立ち寄ってみてください。
土間から上がったスペースは、コレクションの土鈴や藍染が展示されています。コレクションも独特で面白いですし、建物も素晴らしいんですよね。神棚や急すぎる階段など、嬉しいポイントがたくさんあります
■飛鳥藍染織館
HP: http://www7b.biglobe.ne.jp/~aizome/index.html
住所: 奈良県高市郡明日香村岡1223
電話: 0744-54-2003
定休日: 無休
営業時間: 10:00-16:00
駐車場: あり