第7回「まぐろラーメン開発委員会」＠田原本
田原本町の『創作まぐろダイニング 鮪 横綱亭』さんにて開催されている「まぐろラーメン開発委員会」。今回が「第７回目」となるそうです。
これまでにも色々と好き勝手な意見を言ってきた『まぐろラーメン』ですが、だいぶ完成形に近づいてきているようです。毎回、食べるたびに確実に美味しくなっているのが分かります！
※以前の模様はコチラからご覧ください
●「まぐろラーメン開発委員会」顛末記
●第2回「まぐろラーメン開発委員会」＠田原本
●第5回「まぐろラーメン開発委員会」＠田原本
スープがまろやかになっている！
第６回目の試食会は欠席した私たちでしたが、今回の『まぐろラーメン』と第５回目のものを比較した場合、スープに明らかな違いがありました。
ただし、このラーメンを目当てに何度も通うかと聞かれれば、まだ何かがもう一つ足りないような気がします。後から色々と考えてみたのですが、その足りないものとは「脂」のように思えます。
私は先回のエントリでこんなことを書いたのですが、この点がしっかりと修正されて、スープの中にマグロの脂の旨味が感じられる、濃厚でラーメンらしいスープに進化していたのです！
以前のものは、マグロの生臭さを消すことに重点を置いていたためか、スープはサラサラのサッパリ系で、ややうどんやそばのだし汁に近い印象がありました。ところが、今回はスープの中にレンゲを沈めた瞬間に、スープがトロトロッと濃厚なタイプになっているのが分かるほど。
スープを口に含んでみると、明らかに味に広がりが出ているのが分かります。決して生臭いことも無く、しっかりとマグロの脂が溶け込んでいるんですよね。ラーメンスープとしては、やや甘めに感じないこともありませんでしたが、これもまぐろラーメン的でいいと思います。圧倒的に美味しくなったことは間違いありませんね。
店長に少しお話を伺ったところ、「まぐろの脂を特殊な方法で煮込んで閉じ込めた」というような手法を採用したのだそうです。詳しい技術は私には分かりませんが、まぐろの生臭さを感じさせず、それでいてしっかりと風味だけを効かせるのは、かなり難しいんじゃないかと思います。
また、トッピングもはぼ完成形に近づいていて、まぐろの炙り（2枚）・煮卵1/2・メンマ・板海苔・刻みネギと、ラーメンの王道を行くような取り合わせとなりました。
さらに薬味として、前回に引き続き「まぐろの皮を炙ったもの」と「ゆずコショウ」が用意されています。マグロ風味を強めたり、もっとサッパリとさせたりと、個人の好みで調整できるのもいいですよね。私もラーメンの後半戦には、それぞれを少しずつ追加したりして味わっていますが、コチラもなかなか美味しいですよ！
いよいよ完成が近づいてきた『まぐろラーメン』。以前の画像と見比べるとよく分かるのですが、スープの色合いも濃度も違ってきています。まぐろの脂が溶け込んでいて、相当に美味しいスープになっていました！
麺は素直な中細ストレート麺。トッピングで味の微調整が出来るのもいいですね。まぐろの炙りもさすがに美味しくて、シンプルな構成なんですが、かなり豪勢な印象を受けます
まぐろラーメンの進化の歴史。これは第1回目のもの。試作段階なのでかなりシンプルでした！
第2回目のもの。見た目はかなりラーメンらしくなってきています。スープなどに関してはまだ試行錯誤でしたね
これは第5回目のもの。改めて画像を見直してみると、このままでもかなり美味そうに見えますね（笑）
いよいよ「７月上旬」のデビューが決定！
今回が第７回となった「まぐろラーメン開発委員会」ですが、いよいよ「７月上旬ごろ」に実戦デビューすることが決定したそうです！またその時になったら、今度こそ自腹で味あわせていただきたいと思います。皆さんもぜひ一度、その味を体験して、評価してみてください。
（試食会はあと１回くらいかな？･･･ということです）
もちろん、正式なメニューになったからといって、それでラーメンの開発が終わるワケではないでしょう（私が言うことじゃありませんけどね（笑））。奈良の一ラーメンファンとして、これからも期待したいと思います！
■創作まぐろダイニング 鮪 横綱亭
ＨＰ: http://gourmet.gyao.jp/0004000924/
住所: 奈良県磯城郡田原本町阪手666-1
電話: 0744-33-8701
定休日: 無休
営業時間: 11:00 - 23:00
駐車場: 30台分あり
アクセス: 近鉄橿原線「田原本駅」から徒歩15分。近鉄田原本線「西田原本駅」から徒歩18分
※『まぐろラーメン』もほぼ完成に近づいてきて、試食会はあと１回（2008年6月28日（土）の予定）開催されて終わり･･･という予定だそうです。興味のある方は、まだ間に合いますよ！
