【雑文】DIYのため「第ニ種 電気工事士」の勉強を始めました
突然ですが、「第ニ種 電気工事士」という資格の取得を目指して、お勉強を始めました。最大の目的は「自宅の電気設備を自分で触る」こと。照明やコンセントなどを自分で工事するため、コロナ禍での巣ごもり時間にしっかりお勉強したいと思います!
住宅などの電気設備工事ができる資格
「第ニ種 電気工事士」という資格は、電気設備の工事などの際に必要となる国家資格で、第二種では一般住宅や小規模な店舗・事業所などの設備が対象となります。筆記試験と技能試験の両方に合格すれば、晴れて電気工事士を名乗れます。
検索すると「潰しがきく資格」「将来性も抜群」などの文言が目立ちますが、別にライター仕事に行き詰まりを感じて現場へ……というわけではありません(将来的にはともかく)。
私がこの資格を欲しいと思った理由は、ただただ「自宅の電気設備を自分で触りたいから」です。
私たちはどこにでもある一般住宅に暮らしていますが、壁を塗ったり、家具を自作したり、いろんなDIYをして楽しんでいます。これが夫婦共通の趣味でもあり、インテリア番組や本を眺めながら次のDIY構想を練ったりしています。
しかし、これまでアンタッチャブルだと思って避けてきたのが「電気系統」でした。
キッチン上の古臭くて使いづらい照明を筆頭に、洗面所やリビングなど、照明関係を触りたい部分も何箇所かあります。しかし、電気の配線を素人が触ることはできませんし、プロに頼めばそれなりのコストがかかるということで、ずっと後回しにしてきました。
そんなある日、愛する「デイリーポータルZ」さんで、部屋のコンセント部分を、ホテルでよく見るあのスイッチ(埋込タブレットスイッチ)というものに変えてしまおうという記事を見かけたのです。
別にこの設備が自宅に欲しいわけではありませんが、「第二種 電気工事士の資格があれば、自分で触ってもいいんだ!」ということが衝撃的で、一気に目の前が開けた気分でした。
巣ごもり中にお勉強します
「第二種 電気工事士」の資格についてあれこれ調べてみると、合格率は「60%」ほど、平均的な学習時間は「40~50時間」ほどで行けそうとのこと。
ただし、必要な工具を買い揃えたり、受験料や登録料などを合計すると5万円(!)近くかかるそうですから、決してお安いものではありません。普通に考えたら「プロに頼めばいいんじゃね?」ということになるでしょう。
ちなみに、私は電気系統の基礎知識などは一切ありません。ほぼ完全な初心者の状態からの受験となりますが、試験勉強を始めた直後から「まぁ何とかなりそうだ」という手応えはあります。
メインのテキストとして購入した『ぜんぶ絵で見て覚える 第2種電気工事士 筆記試験 すぃ~っと合格』(と、問題集も一応購入)。ほとんどの項目に画像が掲載されているのでとっつきやすいです。過去問はネットでも掲載されているので、そちらでもいいかも
『ぜんぶ絵で見て覚える~』の誌面はこんな感じ。シンプルな暗記部分と、かなりややこしい計算部分などがあります。歯が立たないところは程々でスルーして進む予定です
筆記試験に関しては「60点」(6割正解)が合格ラインで、出題内容は「暗記8割・計算2割」程度の比率だとか。計算も得意ではありませんし、暗記力も若い頃よりも大きく衰えている実感はありますが、決して勝てない戦いではないでしょう。
また、私はこれまであまり資格らしい資格を取得してきませんでした。「奈良まほろば検定」2級を受験したのが2010年1月のことで、これがほぼ人生唯一でした。「資格取得のためにお勉強する」という行為自体が物珍しいですし、新しいことを学ぶのも新鮮で、楽しみながらお勉強しています。
いずれにしても、まだ自宅で過ごす時間は長くなりそうです。GWの連休中もあまり出かけていられない感じですから、せっかくの巣ごもりタイムを無駄にしないためにも、お勉強に励みたいと思います!
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