2014-12-15

冬限定『草餅が入ったぜんざい』@中将堂本舗(葛城市)

冬限定『草餅が入ったぜんざい』@中将堂本舗(葛城市)

当麻寺駅前の『中将堂本舗』さん。一口サイズの香り高いよもぎ餅に、甘さ控えめの餡を乗せた「中将餅」のお店ですが、冬限定メニューもいくつか登場します。寒かったこの日は「草餅が入った温かいぜんざい」をいただいてきました!さすがの美味しさですね。大満足です!


「中将餅」が有名な当麻の里の老舗です

葛城市の「当麻寺駅」前にある、老舗の和菓子屋『中将堂本舗』さん(食べログ)。

當麻寺や石光寺など、「中将姫(ちゅうじょうひめ)」の伝説がのこる当麻の里。この地に古くから伝わるあんつけ餅を、一口サイズにし、ばたんの花びらをかたどった「中将餅(ちゅうじょうもち)」で知られるお店です。

簡単に言うと「あんこを乗せたよもぎ餅」なんですが、これが本当に美味!あんは甘さ控えめで、こし餡に大納言の粒を少量加えたもの。そしてよもぎ餅(草餅)は、よもぎの風味が強く香り立つもの。このバランスが絶妙です。

この記事を書いたのはもう何年も前ですが、自宅から近いこともあって、これまでに何度も何度も食べています。地元の親しみもありますし、個人的に奈良の和菓子の中で一番好きなものですね。


ぜんざい@中将堂本舗(葛城市)-08

葛城市『中将堂本舗』さんの「中将餅」。以前に食べた時の画像です。見た目も味わいも素朴ですが、穏やかな餡と強めのよもぎの風味のバランスが絶妙です。よもぎ餅のよもぎは、主に葛城の里に自生するものを4月・5月に収穫して使用しているとか。当麻の里の名物ですね


冬限定「きなこがけ草餅」などもあります

中将堂本舗さんでは、店舗に飲食スペースも設けられています。当麻寺駅の目の前ですから、二上山や當麻寺を散策した帰り道に立ち寄るのに最適で、いつもたくさんのお客さんで賑わっています。

ここでは「中将餅と煎茶のセット(@300円)」などがいただけますが、冬の期間(11月1日~3月10日)だけいただける期間限定メニューもあるんです(店内メニュー)!


ぜんざい@中将堂本舗(葛城市)-01

近鉄「当麻寺駅」すぐ、古刹・當麻寺への参道の入口に当たる場所で営業している『中将堂本舗』さん。創業は1929年(昭和4年)、ずっと愛されてきた老舗のお味ですね。この日は平日の14時過ぎにお邪魔しましたがが、すでに中将餅は売切れでした。さすがの人気!

ぜんざい@中将堂本舗(葛城市)-02
店内の様子。私たちは持ち帰りで注文するので滅多に入りませんが、当麻の里を散策したハイカーの方たちなどで賑わいます

ぜんざい@中将堂本舗(葛城市)-03
店内に向けて、お座敷に飾ってあった衝立。虎に横座りした古代中国風衣装の男性が描かれていました

ぜんざい@中将堂本舗(葛城市)-04
中庭にも大きなテーブル席があります。寒い季節は大変ですが、気候のいい時であれば気持ちよさそうですね

ぜんざい@中将堂本舗(葛城市)-05
メニューは、通年いただける「中将餅と煎茶のセット(@300円)」と、冬限定の「きなこがけ草餅(@600円)」「草餅が入った冷たいぜんざい(@600円)」「草餅が入った温かいぜんざい(@700円)」です

ぜんざい@中将堂本舗(葛城市)-06
中将堂本舗さんの「草餅が入った温かいぜんざい(@700円)」。大きな草餅が2つ、大納言を煮込んだぜんざいに入っています。見た目は渋めですが、付け合せの塩昆布もやわらかで、ほうじ茶も薫り立つような美味しさ。満足感の高い一品でした

ぜんざい@中将堂本舗(葛城市)-07
ぜんざいのアップ。中将餅と同様に、餡の甘さは控えめで、よもぎの風味は強め。変な言い方かもしれませんが、お抹茶スイーツを食べているようなバランスですね。よもぎ餅が沈んだところはトロットロにとろけていたり、食感のバリエーションも豊か。きれいに粒を残して炊いてある大納言小豆もいいですね!



■中将堂本舗

HP: http://www.chujodo.com/
住所: 奈良県葛城市當麻55-1
電話: 0120-483-203
定休日: 7月全休、8月中旬~8月末、12月31日~1月初旬
営業時間: 9:00 - 18:00(売切れ次第終了)
駐車場: 無料駐車場あり
アクセス: 近鉄南大阪線「当麻寺駅」下車すぐ

※実際にお店にお邪魔したのは「2014年12月8日」でした


●【食べログ】の該当ページへ

中将堂本舗 - 当麻寺/和菓子


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