夏の伊勢の定番!涼やかな『赤福氷』@三重県伊勢市
誰もが知っている伊勢名物「赤福餅」。夏になると、これの氷バージョン『赤福氷』が登場します!初めて食べましたが、やはり夏は氷ですね。特製の餡と餅、甘めの抹茶蜜が絶妙でした!
冷たい氷に合う特製の餡と餅を使用してます
伊勢名物として、圧倒的な知名度を誇る「株式会社 赤福」さんの赤福餅(Wikipedia)。「伊勢神宮」の内宮前のおかげ横丁にある老舗店です。
赤福さんのお店は東海・関西に何店舗もありますが、夏の間だけその一部で提供しているメニューが『赤福氷(あかふくごおり)』です。私は赤福さんの本店には何度もお邪魔していますが、冬にお詣りすることが多く、これまで食べたことがありませんでした。ようやく念願がかないました!
赤福の夏の涼味「赤福氷」。餡と餅は赤福そのものではなく、冷たい氷になじむよう特製いたしました。抹茶蜜のかかったかき氷の中に入っています。昭和36年、二見浦で海水浴のお客様にと考案したのが始まりで、以後改良を加え現在の「赤福氷」となりました。夏期限定の商品です。
あの赤福をそのまま入れるのではなく、氷に馴染むような特製の餡と餅を使用し、たっぷりと抹茶蜜がかかっています!どう考えても美味しいに違いないですよね。
ただし、今年(2013年)は伊勢神宮の式年遷宮の年に当たりますし、この日は平日でしたが、が7月としては記録的な猛暑となったため、赤福氷を求める人たちで大混雑していました。注文してから食べられるまで、15分ほど待ったでしょうか。週末ともなると長々と行列が伸びるそうです!
伊勢神宮の内宮前おかげ横丁に位置する老舗「赤福」本店さん。今から300年ほど前に生まれた餅菓子で、伊勢名物として圧倒的な知名度を誇ります。最近では、毎月1日に販売される「朔日餅(ついたちもち)」の大行列も話題になっていましたね
赤福の本店さんの真向かいの建物がイートインスペースのような形になっていて、ここで「あかふく氷」をいただけます。この日は平日でしたから、行列も店内で収まっていましたが、夏休みの週末などすごいことになるそうです!
別角度から。通りの向こうに見えるのが本店です
建物の内部はこんな感じ。椅子とテーブルではなく、腰掛けていただく茶店スタイルです。向かって右奥で注文します。帰り際に撮影したためだいぶ空いてますが、お昼過ぎはもっとすごかったです。時間をずらすといいのかもしれませんね
伊勢名物「赤福氷(@500円)」!甘めの抹茶蜜がたっぷりかかっていて、中に餡と餅が別々に仕込んであります。暑さが吹き飛びますね!ただし、結構な高さまで氷が盛ってありますが、混んでいて膝上にしか置けなかったので、なかなか苦戦しました…
本店近くの「団五郎茶屋」さんが穴場です
なお、今回は意地になって赤福さんの本店でいただきましたが、おかげ横丁をほんの少しだけ入った「団五郎茶屋」さんでも、赤福氷はいただけるようです。こちらは特に混雑している風でもありませんでしたので、覚えておくといいかもしれませんね。
今年(2013年)は式年遷宮のために、伊勢神宮への参拝客も急増しています。近くの駐車場へ入れるだけで、何時間も待たされたりしますので、これも覚悟が必要でしょう。
また、関西の方は、伊勢まで行かなくても、JR大阪三越伊勢丹にある「赤福茶屋 」で赤福氷がいただけるそうですから、そちらもぜひ!
おかげ横丁の中にある「団五郎茶屋」さん。やはりみんな「せっかくなら本店で…」と思うのでしょう、こちらは比較的空いていました。本店からすぐ近くにありますので、混雑している時はこちらをどうぞ
まったくの余談ですが、伊勢市のマンホールの蓋は、お伊勢まいりの柄でした!
<余談>安濃SA「伊勢うどんgaパン」が美味!
これも完全に余談ですが、伊勢自動車道の「安濃サービスエリア 下り」で販売しているB級グルメ「伊勢うどんgaパン」がなかなか美味しかったです!
SA内のベーカリー&カフェ「BREAD JUNCTION」さんの商品で、麺にまったく歯ごたえがないことが特徴の伊勢うどんが、焼きたてのモチモチのパンの中に入っているものです。不思議な触感と、濃い目の和の味付けがよく合っていて、そこらの焼きそばパンよりも圧倒的に美味しいですよ!機会があったらどうぞ!
(参考記事 伊勢新聞:パンの中に伊勢うどん 伊勢道・安濃SAで限定販売)
伊勢自動車道の安濃サービスエリア(下り)で、こんなポスターを見かけました。日本初!?伊勢うどんがパンになりました。」なんてしれっと言ってますが、極太ふにゃふにゃの伊勢うどんがパンに合うのか試してみたくなりますよね
これが「伊勢うどんgaパン(@200円)」。見た目はパンと肉まんの中間のよう。ずっしりと重いです。トッピングにネギと鰹節が乗っているのが不思議!
割ったところ。太めで柔らかい伊勢うどんを、甘辛いタレにからめて、一緒にネギや天かすなども入っているとか。麺もパンももっちもちです!もとから伊勢うどん好きですし、腹持ちも良さそうですから、全国で発売してほしいくらいです
■赤福本店
HP: http://www.akafuku.co.jp
住所: 三重県伊勢市宇治中之切町26番地
電話: 0596-22-7000
定休日: 無休
営業時間: 5:00 - 17:00(繁忙期は時間変更有)
駐車場: なし(近隣の有料駐車場を利用)
アクセス: 近鉄「宇治山田駅」、JR「伊勢市駅」より、内宮行バスで15分、神宮会館前下車
※実際にお邪魔したのは「2013年7月8日」でした
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