『まほろびすと』で純米酒を飲み比べしました@酒商のより
私たちが参加している季刊誌『まほろびすと』さん。2012年7月25日発売の3号目では、三条通りにある『大和酒Shop&Bar 酒商のより』さんを舞台として、「奈良の純米酒を飲み比べ」企画に挑んでいます。お店紹介と合わせて、取材の模様を少しだけ公開しておきます。
※ 2013/04/28 追記
『酒商・のより 奈良三条店』さんは、2013年春、同じ三条通の中で移転なさいました。以前よりも入りやすい場所と雰囲気になりましたので、ぜひ行ってみてください!
『まほろびすと』Vol.3が発売になりました
2012年7月25日にVol.3の夏号が発売となった、大人の奈良の情報誌『まほろびすと』さん。今回のメインの特集は「今宵、奈良町に迷い込む」。奈良町を(特に夜を)テーマにしています。元林院町のまんぎょくさんなど、渋い大人なお店が何軒も紹介されていて、かなりそそられました。
また、後半のコーナー企画「記紀万葉ツアリズム 神さびし葛城古道へ」もいいです!古代の大豪族・葛城氏の拠点だったエリアで、派手さはありませんが、とてものどかで、そして知れば知るほど面白い場所なんですよね。ぜひご一読ください!
2012年7月25日に発売になった季刊誌『まほろびすと』。早いもので、今号が3号目になります。今回の第一特集は「今宵。奈良町に迷い込む」。特集としては、記紀万葉ツアリズム「神さびし葛城古道へ」、古代と対話するミュージアム「元興寺文化財研究所」など。元林院の芸姑さん・菊乃さんなども登場しています
誌面の一部。夜の奈良町の味のある写真と、強めのフォントが合わさった印象的な構成です
記紀万葉ツアリズムのコーナーは「神さびし葛城古道へ」と題して、葛城古道に点在する寺社などを紹介しています。雰囲気もいいですし、知れば知るほど好きになれるエリアですから、ぜひ雑誌をご覧いただいて、現地に足を運んでみてください
高鴨神社や葛城一言主神社などの紹介とともに、「葛城高丘宮跡」も1ページ。第2代綏靖天皇の宮跡で、葛城氏の拠点となっていたであろう一帯です
余談ですが、私たちが【鹿野堂(ろくやどう)】名義で作っている『鹿メモカバー』もご紹介いただきました。きれいに撮っていただいて嬉しい限りです!
今号は「奈良の純米酒を飲み比べ」やってます
私たちの「夫婦で、奈良に住んでみました」のコーナーでは、「夏といえば冷酒!奈良の純米酒を飲み比べ」と題して、同じ北陸生まれのまほろびすと編集長さんと二人で、奈良の純米酒9種類(!)を、グイグイッと飲み比べてみました。これが本当に楽しくて楽しくて(笑)
私たちは日本酒好きではありますが、決して詳しいわけではありません。そんな人間があーでもないこーでもないと言いながらグダグダと美味しいお酒を飲むだけでも楽しいんですが、日本酒ソムリエの『大和酒Shop&Bar 酒商のより』の店長さんが段取りしてくれたことで、一気に面白いものになりました。味の強弱によって試飲の順番を変えたり、正統派と意外なものを組み合わせたりと、まぁ楽しかったです!
ちなみに、今回いただいた日本酒の中で最も印象深かったのが、美吉野醸造さんの「花巴 山廃純米 雄町 うすにごり無濾過生原酒」でした。詳しくは誌面をご覧いただくとして、ワイングラスに入れてグルグルッと回して空気に触れさせることで、風味が全く変わるんですよね。こんな飲み方は他ではなかなかできませんね。良い体験をさせていただきました!
『まほろびすと』に掲載された「夫婦で、奈良に住んでみました」のコーナー。「夏といえば冷酒!奈良の純米酒を飲み比べ」と題して、編集長と私で奈良の純米酒をグビグビッと飲み比べています
試飲の様子。今回は、まほろびすと編集長さんと私が、奈良の純米酒9種類を飲み比べる企画でした。最初はブラインドで味わい、それぞれ感想を述べ、後から店長さんに解説していただきながら飲み直す…という手順です。しっかりと順番も考えてくださっているので、9種類の中での変化があって面白いんですよね。そして、どれも美味しいんです!
こちらは、女子部(まほろびすと副編集長さんとウチの奥さん)が行った、梅酒3種の飲み比べ。私のような酒飲みだと、梅酒は甘くて量が飲めないから…と敬遠しがちですが、改めていただくとどれも美味!普段はお酒を一切飲まないという某女子ライターも、これならいけると言いながら味わっていました(笑)
奈良の地酒をゆったりと試飲できます
取材の舞台を提供してくださった『大和酒Shop&Bar 酒商のより』さんは、近鉄・JR奈良駅からほど近い、奈良三条通りのチャレンジショップ「なら青丹彩」の地下一階にあります。
こちらは西大寺の「酒商・のより」さん(旧「山崎屋」さん)が運営する店舗で、千代酒造・菊司醸造・梅乃宿酒造・大倉本家・今西清兵衛商店など、選びぬかれた大和の地酒を、蔵から直送して販売しています。日本酒の品揃えがいいのはもちろんですが、梅酒や焼酎、お味噌なども並んでいて、奈良土産を探すのにもいいですね。
また、広々としたカウンター席とテーブル席があり、そこで奈良の地酒の試飲が出来るのも素晴らしいです!今回、私たちは取材で伺ったため通常の注文手順とは違いますが、「奈良の地酒バー」というような使い方ができますね。さすがに居酒屋さんのようにおつまみメニューが豊富な訳ではありませんから、腰を落ち着けて飲むというよりも、地酒の飲み比べに向いているでしょう。この日は、「酒粕チーズの刻み和え」(メチャ美味いです!)を舐めるように日本酒をいただきました。
女性店長さんの日本酒の知識の深さも驚くばかりでした。どこの蔵の、どのようなお酒かを聞いてからいただくと、より一層お酒が楽しくいただけますから、日本酒好きな方はぜひ行ってみてください。
奈良三条通りにある、チャレンジショップが集まった「なら青丹彩」。その地下一階に『大和酒Shop&Bar 酒商のより』さんがあります。奈良の地酒の品揃えがすごいのはもちろん、酒屋さんならではの目新しいものもたくさん並んでいました
冷蔵ケースに収納されている日本酒たち。梅乃宿・うねび・山鶴・春鹿・往馬・花巴・篠峰など、目移りしますね
奥側には、大きなカウンター席とテーブル席が。ここでゆったりと奈良の地酒が試飲できます。山鶴・梅乃宿・篠峰の「大和酒生酒呑み比べ(@800円)」など。梅酒の呑み比べメニューもあります
■大和酒Shop&Bar 酒商のより
HP: http://nara-aonisai.jp/floor_guide/shopbf01.html
Twitter: @yamatosakebar
住所: 奈良県奈良市下三条町2-1 なら青丹彩B1F
電話: 0742-24-5608
定休日: 水曜日
営業時間: 11:00 - 22:00
駐車場: なし(近隣にコインパーキングあり)
アクセス: 近鉄奈良駅から徒歩5分、JR奈良駅から徒歩7分
※奈良産の地酒の通販はこちら「υ(^o^)奈良・酒商・のよりe-shop」
■参考にさせていただきました!
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