この日は特に目的はありませんでしたが、奈良市椿井町にある商店街『椿井市場』を歩いてきました。商店街の空洞化が問題になっていますが、ここ椿井商店街もかなり寂しい印象です。廃れゆく･･･という物悲しい雰囲気が感じられました。

奈良墨の老舗「古梅園」さんの隣です

椿井小学校の前に見えてくる「椿井市場」。長さはほんの数百メートルと短いのですが、奈良で最も古い商店街なのだとか。そのアーケードの前には、四百年以上の歴史を誇る「奈良墨」の老舗『古梅園』さんの味のある建物があります。

狭い通りが物悲しくて面白いんです！

古梅園さんのすぐ隣から奥に伸びているのが『椿井市場』です。

商店街の奥へ進むほどシャッターが降りた店舗が増えていきますが、鶏肉販売の「とり末」さんなどは、もちろん営業なさっています。また、以前にお邪魔したこともある、隠れたファンの多い中華料理店『大廣』さんなどはオススメですね。

しかし、そのお向かいにあった雑貨店『夜猫』さんは2010年5月で閉店なさるそうですから、ますます寂しくなってしまいました。

画像では、必要以上に物悲しく写っていますが、ぜひ近くまで行った際には椿井市場を歩いてみてください。失礼な言い方ですが、他の商店街よりも道幅も狭く密集しているため、独特の圧迫感があって面白いですよ！

大きな地図で見る

※実際にお邪魔したのは「2010年3月12日」です