
五分咲き未満の彼岸花『仏隆寺』@宇陀市
いよいよ秋到来ということで、宇陀市にある『仏隆寺』の「彼岸花」を見に行ってきました。197段の石段の両脇を埋め尽くすように咲く彼岸花は、とても見事な眺めなんですが、この日はピークにはまだ早かったようで、まだ5分咲き以下くらいでしたね(ピークはシルバーウィーク中かその後ぐらいか?)。
彼岸花にはまだ少し早すぎでした
奈良県宇陀市にある『仏隆寺』にはこれまでにも何度か行っています。ちょうど「室生寺」の裏手にありますので、そちらと一緒に周る機会も多いお寺です。
■一昨年の彼岸花の様子はコチラ
見事な『仏隆寺(ぶつりゅうじ)』の彼岸花
■仏隆寺のお寺についてと千年桜はコチラ
『仏隆寺』の千年桜ライトアップ!
仏隆寺の石段沿いには、見事な「彼岸花」が咲くことで知られていて、私たちも何度か見に行っています。今年はやや早いかと思いつつも、9月16日に行ってみたのですが・・・、やっぱりまだ早めでした。
写真は色々と撮影してきましたが、どれもやはりボリューム不足。満開になったらもう少し厚みがありますので、ぜひ時期を合わせて行ってみてください。
今年も宇陀市にある『仏隆寺』の彼岸花を見に行ってきました。中央に立つ巨木は、有名な「千年桜」です。石段沿いに薄っすらと赤い彼岸花が咲いているのが見えるでしょうか?
仏隆寺の「大和三名段」の一つとされる石段の両脇には、ビッシリと彼岸花が咲き乱れます。この日はまだ時期が早かったため、五分咲き以下でしたが、それでもなかなかの眺めでした
満開にはまだだいぶ早かったのですが、ピークを過ぎるとすぐに枯れた花が薄黒くなってしまうので、やや早めの方が鮮やかに見えるかもしれません
日当たりによって、だいぶ開花時期が違うようです。つくしのようにニョキニョキと生えているのは全て彼岸花なんですが、この辺りは全く開花していませんでした
山門をくぐると白&黄色の彼岸花が
仏隆寺の石段を上りきって山門をくぐると(入山料100円)、境内には黄色い彼岸花が1本と、白い彼岸花が十数本ありました。それほど広いお寺ではありませんが、1330年の銘がある「十三重石塔」などもありますので、ぜひお参りがてらどうぞ!
石段を上りきって山門をくぐると(入山料100円)、1本だけ黄色い彼岸花も生えていました。全く別の花に見えますね
白い彼岸花も。こちらはそれなりに数があったため、順番に咲いていくようでしたので、しばらく楽しめそうです
仏隆寺の白い彼岸花。花が大ぶりなだけに、赤いとどぎつく見えてしまう彼岸花ですが、白だと可憐に見えますね
小さな石段の先には本堂が見えてきます(拝観料300円)。せっかくですから、しっかりと拝んでおきましょう
本堂前にある「大和茶発祥伝承地」の石碑。仏隆寺は、空海が唐から持ち帰った最古のお茶を栽培したと言い伝えられています。境内でお茶をいただくこともできます
石段途中の日当たりがいいモミジは、早くも紅葉が始まっていました!
境内はかなり狭いのですが、おおぶりのユリの花も咲いていましたし、色んな花が見られました
仏隆寺の石段下にいらっしゃrお地蔵さん。お地蔵さんの前にも彼岸花が咲きますので、絶好の撮影ポイントなんですが、この日はまだまだ早かった・・・
仏隆寺のすぐ近くの田んぼでは、9月16日時点ですでに稲刈りが終わっているところもありました!標高が高いにしても、驚くほど早いですね
■仏隆寺(摩尼山)
HP: 参考サイト(Wikipedia)
住所: 奈良県宇陀市榛原区赤埴1684
電話: 0745-82-2714
宗派: 真言宗室生寺派
本尊: 十一面観音
創建: 850年
開基: 賢恵
拝観料: 100円(本堂拝観は別途300円)
拝観時間: 9:00-14:30
駐車場: 無料駐車場が数台分
アクセス: 近鉄大阪線「榛原駅」より、奈良交通バス「高井」下車、徒歩約30分