2008-07-28

モチロン源泉かけ流し!湯泉地温泉『泉湯』@十津川

湯泉地温泉『泉湯』

十津川村ツアーで、まずは蕎麦を食べた後は、「源泉かけ流しの湯宣言」を行っている名湯『湯泉地温泉 泉湯(とうせんじおんせん いずみゆ)』へ入浴してきました。

とってもいいお湯だったんですが、さすがに7月末の昼下がりに入る温泉はヘビーでした・・・。


気楽に利用できる公衆浴場です

十津川村には「湯泉地温泉」「十津川温泉」「上湯温泉」という3つの温泉があり、その全てが源泉温度「60~85℃」の高温泉(奈良県で唯一!)。しかも、一切循環させない完全な「源泉かけ流し」の湯です。

今回お邪魔した湯泉地温泉(とうせんじおんせん)の『泉湯』は、村の公衆浴場。それほど豪華な設備とはいえませんが、料金も400円とお手頃で、とても気持ちのいいお湯でした。

ちなみに、湯泉地温泉にはもう一つの公衆浴場「滝の湯」がありますが、後から調べてみたところ、コチラは2009年3月までリニューアル工事を行っており利用できないのだとか。その間、泉湯が無休で頑張るのだそうです。

湯泉地温泉『泉湯』-01
「源泉掛け流しの湯」が楽しめる十津川温泉郷・湯泉地温泉の公衆浴場『泉湯』。十津川村役場からも近い位置にあり、地元の人も多数利用しています。近くまでくると、温泉らしい硫黄の香りが充満しています!

湯泉地温泉『泉湯』-02
成分表を見ると、「源泉率80%」「加温無し」「源泉かけ流し」「殺菌処理無し」と、理想的なデータが並んでいます。奈良県には意外と硫黄の匂いがプンプンするような温泉は多くないため、希少な存在なのかもしれません


硫黄分の強いとてもいいお湯です!

奈良県内にも温泉は数ありますが、やはり多いのは「アルカリ性単純泉」、いわゆる「美人の湯」というものです。しかし、ここ湯泉地温泉は「アルカリ性単純硫黄泉」。その名前のとおり、かなり硫黄の香りが強烈でした。シルバーのリングがあっという間に変色するくらいですから、かなり強めの泉質ですね。

源泉の温度も高いため、水で薄める必要こそありますが、加温や殺菌などはされていない素晴しいお湯です。お風呂もそれほど大きいワケでもありませんし、休憩スペースもほとんど無く、施設的にはやや貧弱な感はありますが、決して不潔だとかいうイメージはありません。とても温泉らしい温泉で、かなり気分良く入浴できました。

ただし・・・、この日は真夏の昼下がりということもあって、本当に暑かった!元々の湯温が高い上に、外気温も高く、かなりヘビーでした。熱いお湯が大好きな私たちですが、さすがに20分ほどで二人とも出てきたくらいでした。

さすがに季節と時間は選んだ方が良さそうですが、このお湯を楽しむためにわざわざ十津川村までドライブするだけの価値がある温泉だと思います。オススメです!

湯泉地温泉『泉湯』-03
無人だった女湯の内部。小さめの内湯・露天風呂だけの施設です。もちろんシャンプーなどが置いてあるはずもなく、カランも少し古めのタイプで、シャワーもありません

湯泉地温泉『泉湯』-04
露天風呂の様子。この日は真夏の昼下がりで、眩暈がするほど暑かったです・・・。すぐ下には河原とキャンプ場があります

湯泉地温泉『泉湯』-05
脇にあるむき出しのパイプから源泉と水が流しこまれています。贅沢をいえば、源泉が高温のため、多少水で薄めなくてはいけないのがちょっと残念。それでも、素晴しいお湯だと思います!



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湯泉地温泉 泉湯

住所: 奈良県吉野郡十津川村武蔵28-4
電話: 0746-62-0090
定休日: 火曜日
営業時間: 10:00 - 21:00
入浴料: 大人:400円、小人:200円
駐車場: 無料駐車場あり






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