2008-07-28

リーズナブルなお蕎麦『そば処 行仙』@十津川

そば処 行仙「もりそば」

「日本一大きな村」として有名な十津川村。奈良県の面積の1/5を占めるほどの大きな村です。今回は避暑を兼ねて、平地よりもやや涼しいであろう十津川村へと出かけてきました。

目的地は、「道の駅 十津川郷」の2階にある『そば処 行仙』さん。これまでにも何度かお邪魔していますが、お手頃なお値段で美味しい蕎麦を食べさせてくれる、お気に入りのお店です。


足湯も気持ちいい!蕎麦も美味しい!

実は、私たちはこの「道の駅 十津川郷」には小さな思い出があります。数年前、十津川村方面へドライブに来た時に、偶然この道の駅のオープニングイベントに出くわして、開業初日を一緒に祝わしていただいたのです!タダで特産品のコンニャクや鮎の塩焼き(これが驚くほど美味しかった!)をいただくことができて、小さな幸運に感謝したものでした!

そして、その後も何度かここを訪れるようになったのですが、目的は2階で営業している『そば処 行仙(ぎょうせん)』さんへと移っていました。地元でとれた蕎麦を手打ちで食べさせてくれるお店で、お値段も決して高すぎず、かなり美味しいので、我が家の夏の定番となっているのです。

十津川村まではかなりのドライブになりますが、源泉掛け流しの十津川温泉のお湯を使った贅沢な「足湯」などもあり、行ってみると意外と楽しいところですね。

そば処『行仙』-01
「道の駅 十津川郷」の2階で営業してるのが、手打ちそば屋の『行仙』さん。この道の駅は、無料の足湯もあるし、そばは美味しいし、かなり便利なところです

そば処『行仙』-02
行仙さんの店内の様子。比較的新しい施設のため、店内はとてもキレイです。地元の奥さまたちがきびきびと働いていらっしゃいます

そば処『行仙』-03
行仙さんの店内風景その2。窓の外はすぐに十津川が流れていて、なかなかの眺めです

そば処『行仙』-04
せっかくの絶景の座敷席も、この日は閉店間際(14時)にお邪魔したため、他のお客さんはゼロ。ちょっと寂しい感じでした


リーズナブルで満足度の高い蕎麦

コチラのメインは、「そば粉8:つなぎ2」の、いわゆる“二八そば”です。この「もりそば(@750円)」が、蕎麦の香りが豊かでかなり美味しいんですよね。信州そばなどと比べると蕎麦の色はやや白っぽく、つゆの味も関西風のやや甘めのもの。私は関東風の辛いくらいのお蕎麦が好みなのですが、ここのお蕎麦なら全く気にならずに美味しくいただけます。

また、限定品「十割そば(@900円)」も食べさせてくれるそうですが、私たちはいつも昼過ぎにお邪魔するため、一度も食べたことがありません・・・。ネット上の評判などを見ると、かなり美味しいとのことですので、いつかはそちらも味わってみたいですね。

ただし、正直なところ、ここよりも美味しい蕎麦はそこら中で食べられると思います。しかし、ざるそば一枚で1,000円以上も取られるようなお店に行く趣味はありませんので、コストパフォーマンスも含めて考えると、行仙さんはかなりポイントが高いと思います。

また、お茶などはセルフサービスになりますが、ここの「そば茶」が香ばしくてとっても美味しいので、ぜひガブガブ飲んでください(笑)


(余談ですが、以前どこかの蕎麦の本で見つけて大のお気に入りだった、田原本町の「萬盛」さん(ざる一枚@420円!しかもかなり美味かった!)が、油断しているうちに閉店してしまっていたため、安くて美味しいそば屋さんを探しています・・・)


そば処『行仙』-05

行仙さんのメニュー。基本は、いわゆる「二八そば」の「もりそば(@750円)」。限定品の「十割そば(@900円)」も美味しいらしいのですが、私たちはいつも昼過ぎに到着してしまうため、一度も食べたことがありません・・・

そば処『行仙』-06
もりそば+炊き込みご飯の「もりそばセット(@950円)」を注文しました。かなり美味しいそばですし、お値段もお手頃。コストパフォーマンスもなかなかだと思います

そば処『行仙』-07
もりそばのアップ。このおそばは比較的キレイに麺の太さが揃ってますが、もう一枚の方はかなりワイルドでした(笑)。それも手打ちそばの味ですね


「蕎麦湯」くらい飲ませてよ・・・

今回、改めて行って気付いた点を挙げていくと、

・営業時間が「午前11時~午後2時まで」と、1時間短くなった
・「蕎麦湯サービスは出来ません」的な貼り紙が全席にあった

営業時間の短縮はまぁ仕方ないところです。道の駅のHPなどでもまだ情報が修正されていない場合もありますので、出かける際にはお気をつけください。

また、「蕎麦湯をお出ししません」宣言は、かなり寂しいですよね。「蕎麦湯も蕎麦の料金の一部に含まれてるんじゃないの?」と思うのですが、その楽しみを奪われてしまうと、非常に損した気分になってしまいます。セルフ式でも何でもいいから、蕎麦湯くらい飲ましてもらえないもんでしょうか・・・。

そば処『行仙』-08
以前から「午前11時~午後3時」と、営業時間がかなり短かったのですが、この日行ってみたら「午前11時~午後2時」とさらに短くなっていました!まだ情報が修正されていないページも多いのでご注意ください!

そば処『行仙』-09
「本日は蕎麦湯のサービスは致しかねますので、ご了承願います」という貼り紙が。全席に貼ってあったので、少なくとも平日は蕎麦湯すら出してもらえないようです(週末も怪しい・・・)。これじゃ喜びも半減しちゃいますね・・・。



大きな地図で見る


そば処 行仙

住所: 奈良県吉野郡十津川村小原225-1 道の駅 十津川郷 2F
電話: 0746-63-0003
定休日: 無休
営業時間: 11:00 - 14:00
駐車場: 無料駐車場あり


そば処 行仙 (そばどころ ぎょうぜん) (そば / 十津川村その他)
★★★★ 3.5






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