奈良で絶品クラフトビール!『麦舎』@なら麦酒ならまち醸造所
ならまちの一角に登場した、クラフトビールの醸造所『なら麦酒ならまち醸造所』と、それが味わえるビアバー『麦舎(MUGIYA)』。奈良のおいしい水で作られた「ならまちエール」と「ヴァイツェン」はどちらも絶品です!のんびりとした奈良町の雰囲気を感じながら寛げて、素敵な時間が過ごせました。ならまち観光中ぜひ立ち寄りたいですね。
ならまち生まれのクラフトビール
観光客が行き交うならまちの一角に、2017年3月末、クラフトビールの醸造所『なら麦酒ならまち醸造所』と、それが味わえるビアバー『麦舎(MUGIYA)』がオープンしました(Facebook)。
「なぜ、ならまちで突然クラフトビールなのか?」という疑問もわいてきますが、産経さんの記事が詳しいですので、ぜひご一読ください(ならまちにクラフトビール 醸造所・ビアバーで2種 奈良 - 産経ニュース)。
天理市出身の青山さんが、奈良でビール作りを行うべく、岡山県「吉備土手下麦酒醸造所」で2年間修業し、オープンにこぎつけたのだとか。醸造は青山さんがお一人で行い、お料理を担当する岩田さんとともに店頭に立っていらっしゃいました。
醸造所兼ビアバー『なら麦酒ならまち醸造所/麦舎(MUGIYA)』さんの建物。木の格子が美しく、周りの風情ある町並みに溶け込んでいます。ならまちの「十輪院」さんの近く、奈良の人気のカフェ「よつばカフェ」さんのお隣となります
店内を奥から眺めたところ。真新しくてとても美しいです。営業時間は「11:00~21:00」なので、明るいうちから飲めるのがいいですね。入口なども開け放たれていて、気持ちのいい風が通り抜けていました。窓から趣のある奈良町の住居が見えるのもいいんです!
カウンターの端は対面式になっています。ちなみに、このカウンターは立派な1枚板(海外産の木だとか)で、ちょっと高級感がありました
テーブル席(2卓、6席)もあり、全部で20席ちょっとでしょうか。その奥のガラス越しに見えるのが発酵タンクです!
発酵タンクは、現在2本。これから増える計画があり、新しい味わいのビールが登場したり、夏には瓶での販売も予定されているそうです
生ビールを注ぐコックが並んでいます。発酵タンク直通で、ここから美味しいクラフトビールが注がれるんですから、幸せですね!
「ならまちエール」と「ヴァイツェン」
ビアバー『麦舎(MUGIYA)』さんのメニュー。現在のところ、提供されるクラフトビールは「ならまちエール」と「ヴァイツェン」(どちらも570円)の2種類です。この他にも、ソフトドリンクはもちろん、日本酒(春鹿)もあります
2種類を飲み比べしたいとお願いしたところ、先に飲むことを勧められたのが「ヴァイツェン」(570円)でした。アルコール分は5.5%。軽やかな黄金色で、味わいもすっきりとしています。ビール独特の苦味やえぐみはほとんど感じられず、かといって物足りないということもありません。ビールがあまり得意じゃない女性でもいけますね!
そして、お次は「ならまちエール」(570円)です。こちらはアルコール分が6%と、わずかに高めです。オレンジ色に近い濃い色合いで、見た目どおり味わいもどっしり。とはいえ、市販のビールよりも尖ったところはなく、コクも苦味もしっかりとしていながら、全体的にまろやかです。ビール好きならこちらをメインで飲みたくなるでしょう
奈良の食材を使ったアテも豊富
おつまみメニューも地元の食材を使ったものが多く、魅力的なものがそろっています。前菜のページには、「カボチャの南蛮漬け」(350円)、「甘長ししとう炒め」(350円)、「フリッタータ」(450円)、「コンビーフのディップ」(450円)、「大和ポークの自家製ベーコンのグリル」(1,000円)などなど
サラダ・自家製パン・揚げ物のメニュー。ビールのおつまみにもなるパン「チェダーフォカッチャ」(500円)やパスタコロッケ「フリッタティーナ」(500円)など。ごはんを食べたりするお店ではないので全体機に軽めですが、ビールを味わうためにはこれくらいがちょうどいいですよね
この日はおつまみも軽めにいただきました。こちらは「ポテサラ」(450円)。じっくりローストした玉葱とサラミを和えてあるそうです。いい感じにじゃがいもの食感が残っていて、美味しいクラフトビールのアテに、ちびちびとつまむのに最高でした!
「大和ポークのリエット 自家製フォカッチャ付き」(550円)。自家製の塩漬けの豚バラを加えたリエット。ワインのお供のイメージですが、やわらかな口当たりのクラフトビールにもよく合いますね。美味!
奈良町散策の際に立ち寄りたい
この日は、こうしてまだ明るいうちから寛がせていただきました。
こういったカウンターバーは、ちょっと敷居が高く感じたり、どことなく落ち着かない感じがしたりすることもあるものです。しかし、『麦舎(MUGIYA)』さんは本当に気さくな雰囲気で、気軽にふらりと立ち寄れます。
ならまち散策の途中で、休憩がてら喉の渇きを癒すのにぴったりですね。カウンター越しにスタッフの方と世間話をするのもいいですし、本を読んでみたり、道路を眺めてぼーっとしたりするのもいいですね。
ちなみに、夕方になると、予約のあった65歳前後と見受けられる方々が来店し、対面カウンターの席で乾杯していました。それほど量を飲まれないでしょうし、たくさんのおつまみもいらないでしょうから、ご高齢の方々の集まりにはちょうどいいのかもしれません。素敵な光景でした。
奈良町にこんなお店ができて嬉しいかぎりです。また寄らせていただきます!
■麦舎(MUGIYA)/なら麦酒ならまち醸造所
Facebook: なら麦酒ならまち醸造所
住所: 奈良県奈良市紀寺町956-2
電話: 0742-95-9700
定休日: 水曜日
営業時間: 11:00 - 21:00
駐車場: なし
アクセス: 近鉄奈良駅から徒歩18分ほど
※売り切れたり、貸切営業などもあったりするため、事前に電話で営業状況を確認してから行くと安心でしょう。
■参考にさせていただきました
ならまちにクラフトビール 醸造所・ビアバーで2種 奈良 - 産経ニュース
奈良市で初!地ビール醸造所とレストラン「麦舎」がオープン/ならまちに 3月30日(木)!(2017 Topic) - tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」
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