奈良発のクラフトビール『ゴールデンラビットビール』 (by 奈良に住んでみました)

2017-03-18

奈良発のクラフトビール『ゴールデンラビットビール』

奈良発のクラフトビールとして誕生した『Golden Rabbit Beer（ゴールデンラビットビール）』さん。すっきりした「奈良そらみつビール」と、コクのある「奈良あおによしビール」を飲み比べてみました。どちらもとても美味！奈良にこだわったデザインですし、ちょっとしたギフトにも使えそうです。ぜひ！

ブランド名も大神神社の撫で兎から

「奈良発のクラフトビールを作りたい」

そんな無謀とも思える試みを実現させるため、2015年に創業した『Golden Rabbit Beer（ゴールデンラビットビール）』さん（Facebook・Instagram）

代表の市橋さんは、サラリーマン生活との2足のわらじを履きながらビールの企画・販売を行っていらっしゃいます。

企業名の「ラビット（＝うさぎ）」も、お酒の神さまを祀る、桜井市・大神神社の「撫で兎」からとったという、奈良にこだわったビールづくりを目指しています。

現在はまだ、奈良県産の素材を使って、奈良県内で醸造する……というところまでは達しておらず、醸造は新潟県の「エチゴビール」さんに委託しています。

まだ純粋な「奈良県産クラフトビール」とは言い切れませんが、「奈良県のお米「ひのひかり」を使ったビールを作るためのクラウドファンディング」が、無事に目標金額に達して動き出していたり、着実に歩を進めていらっしゃいます。

Golden Rabbit Beer（ゴールデンラビットビール）-01

ゴールデンラビットビールさんの商品チラシ。白いラベルが、ピルスナービール「奈良そらみつビール」で、赤いラベルがレッドエールビール「奈良あおによしビール」（いずれも580円）です。現在この2種類のクラフトビールを販売しています

「すっきり」と「コク豊か」の2種類

Golden Rabbit Beer（ゴールデンラビットビール）-02
お店で購入してきて、自宅で飲み比べてみました。奈良の地ビールというと、「曽爾高原ビール」が有名ですが、それに次ぐブランドになれるでしょうか？

Golden Rabbit Beer（ゴールデンラビットビール）-03
ラベルをアップで。たなびく雲と、奈良らしい桜が上品に描かれています。ラベル下部のカラフルなボーダーは、聖徳太子が制定した「冠位十二階」の色を用いているとか。2種類で紅白ですから、ギフトにもいいですね！

Golden Rabbit Beer（ゴールデンラビットビール）-04
こちらは商品化第一弾となった、ピルスナービール「奈良そらみつビール」（580円）。見慣れた黄金色で、日本人好みのすっきりした味わいです。ピルスナー発祥の地・チェコ産のファインアロマホップを100％使用。苦味も爽やかでしっかりと旨味も感じられます。安いビールのように、顔をしかめたくなるような味ではありませんので、ビールが苦手な方にもいいですね！

Golden Rabbit Beer（ゴールデンラビットビール）-05
続いて商品化された、レッドエールビール「奈良あおによしビール」（580円）。アメリカ産のホップを使っていて、芳醇でコクと香りが豊か。「クラフトビールを飲んでるんだな！」とはっきりと実感できるお味です。特別な日に飲みたくなりますね！