ミシュランも認めた味！『クッパの店一平ちゃん』＠斑鳩町 (by 奈良に住んでみました)

2016-12-06

ミシュランも認めた味！『クッパの店一平ちゃん』＠斑鳩町

法隆寺駅近くにある小さなクッパ専門店『クッパの店一平ちゃん』。丁寧に作ったコクのあるクッパ（韓国風雑炊）が味わえる名店です。「ミシュランガイド奈良 2017」で、良質な料理をお手頃価格で楽しめるお店「ビブグルマン」に認定されるなど、ますます注目です！

ミシュランガイド「ビブグルマン」に

法隆寺駅近くにある、小さなクッパ専門店『クッパの店一平ちゃん』（食べログ）。クッパとは、韓国料理の「雑炊」のこと。アツアツをハフハフといただくのが醍醐味ですから、寒い時期になると恋しくなりますね。

2011-02-10

小さな小さな激旨店『クッパの店一平ちゃん』＠斑鳩町

以前にもこんな記事でご紹介していて（「お店が小さい」と連呼しててすみません！）、初めて食べたときの衝撃はいまだに忘れられません。コクがあって本当に美味しいクッパを食べさせてくれる名店です。

そんな『クッパの店一平ちゃん』ですが、2016年秋に発表された「ミシュランガイド奈良 2017」の「ビブグルマン」（良質な料理をお手頃価格で楽しめる店）に選ばれたのです！これは快挙といっていいでしょう。

「ミシュランさん、ちゃんと調査してるんだね！」と、私の中での信頼性もジャンプアップしました（笑）

クッパの店一平ちゃん＠斑鳩町-01

『クッパの店一平ちゃん』は、JR関西本線「法隆寺駅」の近く、県道5号線沿いに位置します。これは北から南側を見たところ。通り沿いに長屋形式の店舗が並んでいます。看板が立っていたり、壁面に文字が書いてあったりしてちょっと騒々しいですが……

クッパの店一平ちゃん＠斑鳩町-02
その真ん中くらい、大きな文字で「一平ちゃん」と書いてあるのが店舗です。ただしこちらはお店の裏側で、入口は逆にあります

クッパの店一平ちゃん＠斑鳩町-03
店舗正面。プレハブでカウンター席のみの小じんまりとしたお店ですが、間違いなく激旨店ですので、安心して入ってください

クッパの店一平ちゃん＠斑鳩町-05
店内の様子。カウンター席のみで6席ほど。お昼の遅めの時間だったため、ちょうど他のお客さんが席を立った後でしたが、電話で「お持ち帰りクッパ（冷凍パック）」（＠500円）の注文が入っていたりしました。店長さんとの距離が近いので、ミシュランの調査員が来店したときのお話なども伺いやすかったです

クッパの店一平ちゃん＠斑鳩町-04
駐車場も2台分あります。店舗の10mほど北側です

クッパ定食は650円！リーズナブル！

一平ちゃんのメニューはとてもシンプル。主役は「クッパ定食」（＠650円）で、「クッパ並・ライス並・韓国のり・漬け物」がセットになっています。クッパやご飯の増量などもできます。

さらに、ここに「はるさめ・豆腐・トック（韓国もち）・とき玉子・もやし・チーズ」（各50円）などのトッピングを追加していただきます。

また、「クッパ単品」（＠550円）「チャンジャ」（＠350円）「韓国のり」（＠250円）なんて単品メニューもありますし、これをアテにビールやマッコリを楽しむのもいいですね！いつかやってみたいです！

クッパの店一平ちゃん＠斑鳩町-07

『クッパの店一平ちゃん』のメニュー。トッピングがどれも美味しそうで迷いますが、店長さんのお話だと「一番人気ははるさめ」「辛いのが苦手な方は、チーズや玉子を入れるとマイルドになる」とのことです

後からスープにご飯を投入します

こちらのクッパは、最初から雑炊の状態で提供されるのではなく、ご飯とスープが別々に出てきます。お店ではこんな手順で食べることを推奨されています。

【1】はじめにご飯と具を別々に食べる
【2】のりと漬け物は好きなときに食べてね
【3】具が減って来たら、ご飯を土鍋に入れてよく混ぜて食べる

コクがあって雑炊として完成形となるのはもちろんですが、漬け物と韓国のりでご飯だけを味わっても美味しいですし、スープも最高のおかずになります。一つのお料理で何通りにも楽しめて、ちょっとお得感がありますね！

クッパの店一平ちゃん＠斑鳩町-06

ミシュランガイドの掲載ページのコピーも。「2日間かけて抽出した牛骨スープに、数種の唐辛子を合わせ熟成させた「辛みそ」と、韓国産と日本産の味噌をブレンドした「コクみそ」を加えている。マイルドな辛さとニンニクの風味のバランスが取れており、豊かなコラーゲンのとろみによって口中に旨みが広がる。基本の具材は白菜、ゼンマイ、牛タン。好みで、春雨、豆腐などのトッピングをしても良いだろう。」