2012-01-24

大人の贅沢!『火鉢』のある生活を楽しんでいます

大人の贅沢!『火鉢』のある生活を楽しんでいます

我が家では、冬になると和室にこたつと『火鉢』を出して、のんびりと読書しています。道具を揃えて、ガスコンロで炭に火をつけて、燃え具合を確認して…と、扱いが面倒な上に、暖房効率は良くありません。でも、火鉢にはそこまでしたくなるだけの魅力があるんですよね。誰もが気軽に自宅で楽しめるものですから、我が家での使い方を簡単にご紹介しておきます。


和室に火鉢。冬の読書の最高のお供です

我が家では、昨年の冬から、寒くなると和室に「火鉢」を出しています。

もちろん、暖房効率から考えると、ストーブやエアコンには到底及ばないのですが、炭の爆ぜる音、鉄瓶にお湯が沸く音などを聞いているだけでもいい雰囲気ですし、炭火に手をかざしていると優しい熱が伝わってきます。

この部屋にはコタツを置いて、ほぼ読書専用ルームとして使用していますが、寒い夜、ちょっと長めに読書時間をとれる時には、火鉢に火を入れて、ここにこもってガッツリと本の世界に没頭しています。ちょっとした贅沢ですね。


火鉢のある生活-01

我が家の冬の和室の風景(いきなりピンボケですみません…)。おこたに座椅子、音楽を流しながら読書をするための空間にしています。その横に火鉢があると、より雰囲気がありますね。決して必需品ではありませんが、時々思い出したように点火しています

火鉢のある生活-02
我が家の火鉢です。義父の親戚の家で使わなくなったものを譲り受けました。直径50cmほどもある立派なサイズのもので、存在感は抜群ですね。夏は押入れにしまっていますが、収納スペースに余裕が無いと邪魔になるでしょう。火鉢の上にガラスを乗せて小さなテーブルとして使ったりしてもいいかもしれませんね


必需品は「灰・炭・五徳・鉄瓶・火箸」など

自宅で火鉢を使おうと思ったら、やはり火の扱いには十分な注意が必要です。しかし、私たちもそれほど詳しい知識があるわけでもありませんが、特に不自由もなく火鉢のある生活が楽しめています。

自宅で火鉢生活を楽しむために、準備するものは色々とあります。

●必ず必要なもの - 火鉢・灰・炭
●あった方がいいもの - 五徳・鉄瓶・火箸
●ガスコンロで炭火をおこすなら「火おこし」が必要です(我が家では、山に近い某ホームセンターで購入しました)。

火鉢と一緒に灰・五徳・火箸などがセットで販売されているようですが、鉄瓶や火おこしは別途購入しなければならないケースも多いようですね。


火鉢のある生活-03

ウチではこんなものを用意しています。必ず必要なものは、火鉢・灰・炭。さらに、五徳・鉄瓶・火箸もあった方がいいでしょうし、物によっては下に敷くものも必要になるかもしれません。また、ガスコンロで炭火をおこすなら火おこしが必要です。青いバケツには炭が入っています

火鉢のある生活-04
「火おこし」を使って、ガスコンロで炭に火をつけているところ。上にかぶせてあるもので、炭が爆ぜて飛ぶのを防いでいます

火鉢のある生活-05
ここまで点火したら十分です(ほんの数分で着火します)。火の粉が飛ぶのに気をつけながら火鉢へ移します。サイズによりますが、家庭用の火おこしだと、炭は4片ほどしか入りません。これで十分に温まりますし、無理に多くの炭を入れるとかえって時間がかかってしまいます

火鉢のある生活-06
着火した炭を火鉢に移したところ。ほんのわずかな炭ですが、じんわりと温かいのです。部屋全体を温めるには非効率的ですから、手をかざすように使います。なお、この鉄瓶は古くて錆だらけのため、今のところお湯を沸かしても飲めません。乾燥防止のためだけに置いてあります(近々買い換えたいと思います)


安全に気をつけて「火鉢のある生活」を

火鉢を使っていて、気づいた点を挙げておきます。

●燃え残りの炭は、灰に埋めておけば自然と消えます。大きめのサイズの火鉢であれば、それほど神経質になる必要もありません。
●換気には十分にお気をつけください。現在の住宅は気密性が高いため、酸欠になってしまう可能性があります。狭い部屋で寝落ちしてしまうと、命にも関わる可能性もありますので、くれぐれもご注意ください。
●室内で炭火を扱うため、炭によっては火の粉が飛んだりすることもあります。火事にならないように気を配りましょう。

ただし、これはあくまでも私が感じたことに過ぎません。利用する環境や条件によっては、様々な危険が生まれてくると思いますので、十分にお気をつけください。また、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭などは、さすがに避けた方が無難かもしれませんね。

ただし、そういった点にさえ注意すれば、自宅で炭火が燃えている風景というのはとても落ち着きますし、ゆったりとできます。私たちはまだ試していませんが、網にお餅を乗せて焼くこともできるでしょうし、ちょっとした大人の遊びとしては最適ですね。

●楽天市場での「火鉢 セット」の検索結果
●楽天市場での「火鉢 灰」の検索結果

検索してみたら色んなアイテムが販売しているようですが、お値段はピンキリです。1万円くらいからあるようですが、全て揃えたらもうちょっとするかもしれませんね。関西方面の方なら、例えば焼き物で有名な「信楽」辺りまで行けば、火鉢なども手に入りますので、ドライブがてら探してみるのも楽しいでしょう。

ちょっとした大人の贅沢として、ぜひ「火鉢のある生活」を楽しんでみてください!



※ 2012/11/25 追記

この冬も火鉢のシーズンがやってきたため、さっそく押入れから引っ張りだして使っています。

さらに、100円ショップの店頭で「火鉢で使おう」と思って買っておいた円形の「焼き網」を使って、お餅を焼いてみたのですが、これが楽しいんですよ!火力にもよりますが、意外と早く焼けましたし、炭の火を見ながら焼けたお餅をひっくり返すだけで楽しいです。思わずニヤニヤしてしまいます(笑)

この焼き網を使えば何でも焼けそうなものですが、水分や脂分が落ちない食材にした方がベターですね。まだ試していませんが、パンやジャガイモなどが良さそうですので、今度試してみたいと思います。

また、火鉢とこたつがあると、気分は自然とお正月みたいになるんですよね。購入してあった奈良モチーフの花札『大和寧楽花札』(紹介記事はこちら)などで遊んでいたら、気分はより盛り上がりました!オススメです!


<追記>火鉢のある生活-01

今年も「火鉢」が恋しくなる季節になりました。今年は少しだけグレードアップして、100円ショップで丸い焼き網を購入。火鉢でお餅が焼けるようになりました!焼け具合を見ながらひっくり返しているだけで、ちょっと楽しいですね

<追記>火鉢のある生活-02
火の強さによりますが、ものの数分でしっかりと焼けました!醤油・焼き海苔・砂糖などを用意していただくと、いつものお餅もより美味しく感じられますね。ちょっとした贅沢気分です

<追記>火鉢のある生活-03
こたつと火鉢が揃って、まるでお正月のような気分になってきたので、奈良モチーフの花札『大和寧楽花札』などで遊んでみたり。あとは美味しいみかんがあればパーフェクトですね(笑)






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