2011-05-09

満開の「牡丹」!美しい花の御寺『長谷寺』@桜井市

満開の「牡丹」!美しい花の御寺『長谷寺』@桜井市

牡丹(ぼたん)の名所として有名な、奈良県桜井市の『長谷寺』へお参りしてきました。さすがはボタンで有名な長谷寺だけあって、境内いっぱいに大輪の花が咲き誇っていて、素晴らしい光景が見られました!


GW前後は「長谷寺ぼたん祭り」開催中です

150種・約7,000株もの色とりどりの「牡丹(ぼたん)」が咲き誇る、日本一の牡丹の名所・長谷寺。毎年、4月中旬~5月上旬まで、「長谷寺ぼたん祭り」が開催され(イベントページ)、その開幕行事「献花祭」(2011年は4月16日でした)には練供養なども行われ、日本一の牡丹の名所として、華やかに牡丹の季節を祝います。

長谷寺の牡丹は、今から千年以上も前、「唐の僖宗皇帝の妃、馬頭夫人が、遠く海を越えた大和国長谷寺十一観世音に願いをこめて祈願したところ、その願いが叶い、御礼として十種の宝物に牡丹をそえて献上した」という寺伝によって始められたのだとか。

なお、今でも一口千円より「牡丹献木」を受け付けていらっしゃいますので、願いを込めて献木してみるのもいいかもしれませんね。

長谷寺は、拝観受付を済ませて仁王門をくぐると、すぐに399段の「登廊(のぼりろう。重文)」が見えてきます。この右手にかなり広めのスペースをとってあるのですが、ここが牡丹の花で埋め尽くされています。登廊の下から見ても上から見ても、迫力がありました!


牡丹@長谷寺-01

日本でも有数の牡丹の名所として知られる、奈良県桜井市の『長谷寺』。150種・約7,000株という牡丹が植えられており、この他にも四季折々の花々が楽しめる「花の御寺」です

牡丹@長谷寺-02
399段ある「登廊(のぼりろう)」。右左と折れながら山頂の本堂へと続いていきます。登廊の両脇には、華やかな牡丹の花が満開!美しい花を眺めながらのんびりと登りましょう

牡丹@長谷寺-03
登廊の右手には、石組みになった牡丹の畑が。下から眺める光景も華やかですが、上から見下ろすとさらに見事でした

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牡丹@長谷寺-12


像高約10m!初瀬の十一面観音さまも

長谷寺の「本堂(国宝)」には、像高約10mという、日本で最も大きな木造仏「十一面観世音菩薩立像(重文)」がいらっしゃいます。2011年5月末まで巨大な十一面観音さまの御足に触れてご縁を結べる「大観音特別拝」も行われていますので、事前にスケジュールを確認しておくといいでしょう。

見晴らしのいい舞台作りの「礼堂(国宝)」、美しい五重塔など、広い境内を散策しているだけでも楽しいですし、いたるところに花が咲いていますので、色んな季節の長谷寺に来てみたいですね。詳しくは過去の記事をご覧ください。


牡丹@長谷寺-13

登廊を上がりきったところにある「尾上の鐘」。東北地方を襲った大震災の犠牲者を弔うため、「慰霊の鐘」として、参拝者にも解放されていました

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長谷寺の「尾上の鐘」。普段はお寺の関係者さんしか突けない鐘です

牡丹@長谷寺-15
舞台作りになっている「礼堂(国宝)」からの眺め

牡丹@長谷寺-17
礼堂から眺める五重塔

牡丹@長谷寺-18
長谷寺・五重塔とツツジの花


本坊前からは牡丹と本堂を眺められます

また、普段はひっそりとしている「本坊」前も、この季節は両脇に美しく牡丹が咲いているため、たくさんの参拝客で賑わいます。ここからは、牡丹ごしに本堂が見られる、絶好の撮影ポイントになっていますので、お忘れなくどうぞ。


牡丹@長谷寺-19

長谷寺の本坊前。両脇には美しい牡丹が栽培されていて、参拝者の目を楽しませていました

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牡丹越しに見る本堂。長谷寺ならではのアングルですね

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■長谷寺

HP: http://www.hasedera.or.jp/
住所: 奈良県桜井市初瀬731-1
電話: 0744-47-7001
宗派: 真言宗豊山派総本山
本尊: 十一面観音(重要文化財)
創建: 686年
開基: 道明上人
拝観料: 500円(特別寺宝展は別途100円)
拝観時間: 8:30 - 17:00(10月~3月は 9:00-16:30)
駐車場: 有料駐車場あり
アクセス: 近鉄大阪線「長谷寺駅」下車、徒歩15分

※西国三十三所観音霊場の第八番札所です


■参考にさせていただきました!
長谷寺 - Wikipedia






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