仏像ガチャガチャ最新作『和の心 仏像コレクション3』
玩具メーカー「エポック社」さんが、ガチャガチャの景品として発売している『和の心 仏像コレクション』シリーズ。待望の第3弾が発売になったため、さっそく挑んできました。今回も、法隆寺の百済観音、新薬師寺の伐折羅像など、素晴らしい造形の仏さまが揃っています!
意外な大好評で、ついに第三弾が登場!
玩具メーカー「エポック社」さんが、ガチャガチャの景品として発売している『和の心 仏像コレクション』シリーズ。その第3弾が発売になったため、さっそく挑んできました。
ちなみに、これまでの歴史を簡単に振り返ってみます(どの仏さまをモデルにしたのかは発表されていませんので、あくまでも想像になります)。
●第1弾 興福寺・阿修羅像2種、東大寺・金剛力士像2体、広隆寺・弥勒菩薩半跏像2種
●第2弾 円成寺・大日如来像2種、東大寺・執金剛神像2種、東大寺・多聞天像、三十三間堂・伽流羅像
※詳しくい記事はコチラ
仏像ガチャ『和の心 仏像コレクション 其の二』
この記事の中で、「かなりマニアックなシリーズなので売れ行きが心配」というようなことを書いていますが、早々にシリーズ新作が発表されるほどの人気シリーズになっているのだそうです!
仏像フィギュアも人気だ。玩具メーカー「エポック社」(台東区)は昨年、「ガチャガチャ」と呼ばれるカプセル玩具で、阿修羅像や金剛力士像などのシリーズを企画。一体三百円で計約二十万体を売った。広報担当者は「シニア層や女性も購入している。キャラクター物以外でこれだけ売れるのはそうそうない」と話す。
このご時世に、これだけ売れるフィギュアもなかなか見当たらないんでしょうね。仏像ファンのはしくれとしては嬉しい限りです!
以前手に入れた和の心仏像コレクション2の方々。全部で6種類ありますが、ノーマル版の大日如来さんが手に入りませんでした
発売前後はTwitter上では大騒ぎでした
そして、2010年末に発売されるとアナウンスされてから、ジリジリと延期が繰り返されていた第三弾のラインナップはこちらです。
●第3弾 平等院・阿弥陀如来坐像2種、法隆寺・百済観音像、新薬師寺・伐折羅像2種、東大寺・広目天像
(私を含む)一部のマニアさんたちの間では、発売日を今か今か待ち詫びていたのですが、Twitter上で、2月5日の夕方に初めての目撃情報が入りました(場所は「海ほたる」です)!その時の騒然とした様子と、情報は以下のページにまとめられていますので(Special Thanks @tigers_cafe さん!)、ぜひご覧ください。ものすごいスピード感にきっと驚かれると思います(笑)
■当日のTwitterタイムラインのまとめ
Togetter - 「海ほたるの変 (エポック 和の心仏像コレクション第3弾新発売ドキュメント)」
ちなみに、ここにまとめられている情報によると、すでに何名かが仏像ガチャのコンプリートに挑んでいますが、この記事を書いている2月8日現在での出現率は「阿弥陀金-6、阿弥陀ノーマル-6、百済観音-10、広目天-7、伐折羅ノーマル-3、伐折羅極彩色-1」となっているそうです。
私は偶然引き当てましたが、新薬師寺の十二神将・伐折羅像の彩色バージョンはかなりのレアになっているようですね。ご参考までにどうぞ。
待望のエポック社さんの仏像ガチャガチャ『和の心仏像コレクション3』を発見!発見場所は、先回と同様に香芝市の三洋堂書店さんでした。奈良では、餅飯殿商店街にしっかりと品揃えをしているお店がありますので、そちらを探してみるのもいいでしょう
ちなみに、ガチャガチャは1回300円。今回は8回まわしました。全6種類のうち、ノーマル版の伐折羅像だけ手に入りませんでしたが、また追々手に入れます!
今回、我が家にいらっしゃった5種類のフィギュアたち。発売が決まったときに発表された画像があまりにもひどい出来栄えだったため、ちょっと心配していたのですが、今回もしっかりと作りこんでありました!
ほぼシークレット?「伐折羅像(極彩色)」
奈良・新薬師寺の、復元彩色された十二神将・伐折羅像です(ノーマル版は手に入っていません)。同様のものは、平城遷都1300年祭で販売された「せんとくん平成立体図録」にもあり、とても塗りが細かくて感心したものでした。
このエポック社さんのバージョンは、塗りの細かさでは劣りますが、それよりもやや大ぶりで力強く迫力がありますね!真っ青な顔や赤い口、白い歯までよく出来ていると思います。
ただし、他のフィギュアと比べて、明らかに手間もコストも掛かっていますから、これは出現確率がかなり低くなるかもしれませんね。私は偶然あっさりと手に入りましたが、ぜひ頑張って手に入れてみてください!
スラリとした法隆寺の「百済観音像」
商品案内には「観音菩薩立像」とありますが、明らかに奈良・法隆寺の百済観音像でしょう。あの独特のヒョロッとしたスリムなシルエットもよく表現されていますね。
やや見づらいですが、ちゃんと左手には水瓶(すいびょう)も持っています(というか、太ももに差し込む形です)。まさかのフィギュア化だっただけに、本当に嬉しいです!
阿弥陀如来像はノーマル&金色タイプが
阿弥陀如来像には、ノーマルタイプと金色タイプがあります。第2弾では、同じく坐像の大日如来像が登場していましたが、そちらは光背なども付いていました。しかし、この阿弥陀さまは完全に一体成型になっています(一木造みたいなものですね)。
また、どこのお寺の阿弥陀さまかははっきりとしませんが、京都の平等院鳳凰堂のお方なのではないか・・・という予想なども出ていました。
邪鬼の造形も素晴らしいニヒルな「広目天像」
前シリーズの多聞天像にひき続いて、おそらく東大寺・戒壇院のものと思われる「広目天像」もラインナップしています。眉間に皺が寄った感じといい、よく出来ていますね!エポック社さんには、この調子で必ず四天王4体をリリースして欲しいと思います(笑)
また、足元の邪鬼がとんでもなく悪い顔をしているのも注目です!素晴らしいですね!
仏像ファンの方はぜひチャレンジを!
仏像ガチャガチャは、これから色んなところで入荷してくると思いますので、お好きな方はぜひ回してみてください。1回300円と比較的お手頃な割には、かなり精巧な出来栄えですから、パソコン周りに飾っておくと癒されます。
また、コンプリートしてあるものを通販で購入することも出来ますので、検索してみてください。
※ガチャガチャをやったのは「2011年2月7日」です