自家製麺を「大仏盛り」で『うどんむぎの蔵』＠奈良市 (by 奈良に住んでみました)

2010-12-02

自家製麺を「大仏盛り」で『うどんむぎの蔵』＠奈良市

近鉄奈良駅近くの東向商店街にあるうどん店『うどんむぎの蔵』さんへ行ってきました。自家製の喉越しの良い素直なうどんがいただけて、約3玉分の釜揚げうどん「大仏盛り」は680円と、大食漢の方にもオススメです。

大盛りの「大仏メニュー」あります！

2010年に入った頃から、奈良市の中心部では急にうどん店が増えました。近鉄奈良駅近くの東向商店街にオープンしたうどん店『うどんむぎの蔵』さんもその一つで、オープン日は2010年2月3日。斜め向かいにある和食店『和食屋八寳（はっぽう）』さんの経営のようです。

駅からほど近い距離ですし、お店は真新しくてピカピカ。奈良のご当地らしい「大仏」と名づけられたメニューもあったりと、観光客の姿も多数見られます。カウンター席もありますので、気軽に立ち寄るにはいいですね。

近鉄奈良駅近く、東向商店街にあるうどん店『うどんむぎの蔵』さん。まだ新しい店舗のため、清潔でピカピカですね。自家製麺のうどんを使用していて、ガラス越しにうどん打ちの機械が見えます

店前にあるお品書き。観光客も多い立地だけに、「大仏」と名付けられたメニューも見られます。「名物釜揚げうどん大仏盛り（約3玉）（＠680円）」「大仏きつねうどん（＠680円）」あたりを注文したくなりますね

店内のカウンター席の様子。テーブル席とカウンター席を合わせて30席ほどでしょうか。奥の口上には、「麦は国産100％。昆布は襟裳の日高昆布。あご・さば・うるめ、日本海が育んだ恵みを集めて心をこめたお出汁の味もご賞味あれ」とありあました

店の奥には大きなテーブル席もあります

駅近くで自家製麺なのにリーズナブル

うどんむぎの蔵さんのメニューを見ていくと、最も安いメニューが「かけうどん（＠480円）」です。駅からこれだけ近くて、自家製麺を使ったうどんがこのお値段なら、リーズナブルだといえるでしょう。

観光客の方には、奈良らしいというか、関西らしい「大仏きつねうどん（＠680円）」あたりも勧めてみたいですね。この日はいただけませんでしたが、恐らくおあげさんが関西らしく甘く味付けられていると思います（笑）

うどんむぎの蔵さんのメニュー。奈良駅から近い場所で、自家製麺のうどんが「かけうどん（＠480円）」という価格からいただけるのであれば、比較的リーズナブルですね。各うどんの大盛りはプラス100円となります

こちらはご飯物メニュー。「もち鶏天丼（＠580円）」「じゃこごはん（＠580円）」などのご飯類と、「もち鶏の天ぷら（＠280円）」「ごぼうの天ぷら（＠220円）」の揚げ物メニューがあります

テーブル上の薬味など。ねぎ・おろし生姜・揚げ玉・七味などとともに、昆布佃煮も無料でいただけます。これは出汁をとった昆布から作っているのかもしれませんね。そのままでも美味しかったですが、丼についてきたワサビと一緒に食べたらさらに美味しさが増しました！

巨大釜揚げうどんを二人でいただきました

この日、私たちはお店の方とも相談して、「名物釜揚げうどん大仏盛り（約3玉）（＠680円）」を二人で分けあっていただくことにしました。

通常の釜揚げうどんが580円なのに対し、うどんが3玉分入ってい680円ですから、ただでさえお得感があります。それを二人で食べるんですから、お店の方からすれば単価の安い迷惑な客になりかねないところですが、こんな注文の仕方でも全く問題ないそうです。釜揚げうどんには、だし汁を醤油つけだし・塩つけだしから選べるようになっていますが、これも二人分用意していただきました。

つけ汁（つけだし）も、風味が良くて塩も醤油も美味しいものでした。さすがに大仏盛りを最後まで独りで食べていたら飽きるかもしれませんが、サイドメニューの揚げ物と一緒に食べると丁度いいくらいかもしれません。

「もち鶏天丼（＠580円）」「ごぼうの天ぷら（＠220円）」と合わせても、二人で1,500円くらいで済ました。

うどんむぎの蔵さんの「名物釜揚げうどん大仏盛り（約3玉）（＠680円）」。色々と迷った挙句、二人でこれをシェアしました。釜揚げうどんでは、醤油つけだし・塩つけだしを選べるようになっていて、これもふたり分用意していただきました。うどんはツルツルと喉越しが良くて食べやすいタイプでした