2010-02-01

『0円で日本全国横断!』にご協力してきました

『0円で日本全国横断!』にご協力してきました

今、Twitterなどを利用して、日本全国を0円で一周しようという『0円で日本全国横断!素人女子大生の突撃インタビュー旅★』という企画をやっている、19歳の女子大生「土井雪江」さんという方がいらっしゃいます。

ものの弾みで・・・としか言いようがありませんが、この旅の9日目の「奈良・西大寺から和歌山までの移動」にご協力させていただきましたので、その模様だけご報告しておきます。

(※システム上、記事の日付は2010年2月1日となっていますが、実際には「2010年2月8日」です)


『0円で日本全国横断!』とは?

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●公式ブログ
0円で日本全国横断!素人女子大生の突撃インタビュー旅★

twitter-yukie0339
●土井雪江さんTwitterアカウント
http://twitter.com/yukie0339

●関連記事
女子大生が所持金ゼロ円で全都道府県をまわる企画! - ガジェット通信
所持金ゼロ円で日本一周をする女子大生に独占インタビュー! 「切っ掛けは世界旅行」 - ガジェット通信


デジタルハリウッド大学1年生の女の子「土井雪江」さんが、「Twitter」や「Ustream」を利用しながら、所持金0円で全都道府県を移動するという企画を2010年1月31日からスタートさせています。

私もそのニュースは知っていましたし、関西ローカル番組「ロケみつ」コスプレ芸人・稲垣早希さんの番組などは見ていますので(ノブナガの「ごはんリレー」も大ファンです)、この手の企画は好きな方なんですが、スタート時期などはすっかり忘れていて、Twitterでもフォローしていませんでした。


前日の夜、Twitterにこんなメッセージが

ところが、2010年2月7日(日)の23時頃、自宅で仕事をしていると、Twitterのタイムライン(私のアカウントは@nara_nakaです)にこんなメッセージが送られてきました。

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正直なところ、私はこの手のスパムっぽい手法は大嫌いなんですが、弱冠19才の女の子が奈良から和歌山までヒッチハイクするのもどうかと思いましたし、こんな企画にちょっとだけ関われることにも興味はありましたし、和歌山へ買い物にも行きたかったし、月曜日はアメリカンフットボールの「スーパーボール」を見るために仕事を休むつもりでいましたし・・・と、色んな条件が重なって、何となくこの申し出に応じてみることにしたのです。


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23時過ぎに私から送ったメッセージ

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翌朝届いたリプライ。この後、携帯電話のメールアドレスから連絡を取りあって・・・

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こんなことになりました!


大雑把にはこんな流れでしたが、実はこの夜はあまりにも仕事が忙しくて、土井さんのブログや旅の詳細などは全く確認できていません。この企画のコンセプトを全く理解せずに土井さんにお会いして、そして奈良・西大寺から和歌山までお送りすることになったのです。

もちろん、薄っすらと気づいていましたが、彼女を送るガソリン代・高速代は自己負担、そして可能であれば彼女に飲み物や食べ物をカンパしなくてはいけないというルールですから、こちらのメリットは何一つありません!「0円で日本全国横断!」の旅のスタートからしっかりと応援した方ならともかく、我ながら物好きな話だと思います(笑)


頭の回転が速い、魅力的な方でした!

翌朝11時過ぎ、奈良・西大寺駅周辺で土井さんに初めてお会いしたのですが、簡単なご挨拶の後で、いきなり「和歌山で14時からラジオの収録があるんです」とのこと。それに間に合わすために、挨拶もそこそこに一路和歌山を目指しました。

移動は2時間以上かかりますから、車中で色んなお話させていただいたのですが、本当に面白い娘でした。

この日で旅は9日目。何日か前に乾燥のためノドをやられていて、可愛らしいルックスとは似つかわしくないハスキーボイスでしたが、旅そのものは楽しくて仕方ない・・・という印象です。

「0円で日本全国横断!」の旅の裏話や、デジタルハリウッド大学の授業のこと、Twitterのこと、将来の夢のことなど、色んなお話を伺いましたが、とにかく頭の回転が早く、どのエピソードも面白く聞かせてくれます。わずか19歳の女の子とは思えないほどで、「この娘ならこの旅は成功するだろうな」と感じさせるだけの魅力があるんですよね。

このムチャな旅の成功にも絶対の自信があるようですし、中年世代の人間から見ると、羨ましいやら危なっかしいやら、ハラハラしてしまいます。ところどころに、過剰な自信や、無知や無謀なども感じられるのですが、それも若さゆえでしょう。しかし、頑ななところもありながら、他人からの意見もしっかりと受け入れる柔軟性もあるようですし、本当に大したもんだと思います!

私は普段、10代の女の子と会話する機会なんてほとんどありませんので、他の方との比較はできませんが、さすがにこんな旅を企画して実現するだけのことはありますね。


wbs和歌山放送さんの生放送を見学!

そうこうしているうちに、目的地である『wbs和歌山放送』さんへ到着。まだ収録までに時間があるということだったため、ここで土井さんを降ろしてお別れするつもりでしたが、土井さんを番組に招いた「総務局 IT戦略室長」などの肩書きをお持ちの古田さんのご厚意で、スタジオの収録風景を見学させていただけることになりました!

ラジオ局のスタジオに入るのももちろん初めてのことですし、生放送の現場に立ち会えるなんて、一生に一度の経験でしょうね。

ラジオの生出演を控えた土井さんは、緊張のかけらも見当たりません!自分自身が「Ustream」の生放送を流す側の立場でもあるのですから、平然としてその準備に励んでました。場慣れしているというか、驚くほどの落ち着きぶりでした(笑)

放送の模様はコチラで公開されていますので、ぜひご覧ください。


●wbs和歌山放送デジタルチャンネル
YouTube - DIGITALwbs さんのチャンネル(見つからない場合は「土井雪江」で検索)

※土井さんの「Ustream」のチャンネルでも公開されています


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目的地の『wbs和歌山放送』さん。和歌山へは何度も来ていますが、この辺りは初めてでした

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彼女が「0円で日本全国横断!」の土井雪江さん。宿泊先につくまで、常に名前がデカデカと書かれたたすきを掛けています。「どこかで見かけたら気軽に声をかけてください」とのことです

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「関係者以外 立ち入り禁止」の注意書きがありますが、私たちのような部外者もどうぞどうぞとお招きいただきました

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初めて見るラジオ局の放送ブース。今まさに生放送中です!そのすぐ脇であれこれ打ち合わせなどもなさってましたが、防音も完璧で、別に邪魔になったりするものじゃないんですね

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本番前のひと時。ラジオの生放送直前だというのに、緊張感をみじんも感じさせず、落ち着いたものです!

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さすがにガジェット使いまくり。全てが旅の生命線ですからね。カメラを向けられると全てこのポーズのようです(笑)

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お隣が、wbs和歌山放送の古田さん。コチラもかなりの電脳系の方で、i-Phoneユーザーです。ラジオ収録の模様は動画でYouTubeにもアップしています。最近のラジオ局さんは色々やってるんですね。手前で古ーい携帯を触っているのが私です・・・

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いよいよ本番スタート!パーソナリティー・アシスタント・ゲストだけではなく、動画撮影班も入っていて、意外と大所帯ですね

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ラジオの生放送中もガジェットを手にライブ中継。場慣れしているというか、物怖じしないというか、本当に堂々としたものでした

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実は、ラジオ収録前には、wbs和歌山放送の古田さんから、私たちまでお昼ごはんをご馳走になってしまいました!ありがとうございました!


旅のルールとはいえ過酷なものです!

ラジオ出演が終わり、今晩の宿泊先提供者さんとの待ち合わせ場所である、すぐ近くの和歌山市駅までお送りしました。

待ち合わせ時間にはまだ間があるということでしたが、お腹もまだ空いていないことですし、ご飯をおごることもできませんでしたが、たくさんの感謝の言葉をもらい、しっかりと握手してからお別れしました。この後、彼女は駅にあるロッテリアでブログを書いてアップする予定とのことでした。

ただし、これが旅のルールなんですが、「ロッテリアに入ってコーヒーだけ注文しなくてはいけないので、カンパしていただけませんか?」と申し出があるのが特殊ですね。普通だったら「何だそりゃ?」と思うところかもしれません(笑)


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ラジオ出演後、その夜の宿泊先を提供してくれる方との待ち合わせ場所である「和歌山市駅」へお送りしました。手荷物だけでもかなりの量ですが、背中には巨大リュックも背負ってます。車移動が多いとはいえ、大変でしょう

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これは、土井雪江さんから手渡していただいたメッセージカード。こちらこそ楽しかったです!無事に頑張れ!

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その夜にいただいたお礼のツイートです


皆さんも応援してあげてください!

土井雪江さんの「0円で日本全国横断!」に少しだけ関わることができた感想ですが、「よくこんなシンドいことやってるなー」「若いってすごいなー」ってことでしょうか。

自らが課した旅のルールだとはいえ、どう考えても厳しい条件だと思います。誰だって(多分、彼女だって)初対面の人間に向かって「コーヒーをご馳走してくれませんか?」なんて言いたくないものですが、それを言えるのもすごいことですよね。

そんな姿を見ると、眉をひそめる方もいらっしゃると思いますが、そんなことが出来るのも若さゆえの特権でしょう。私なんて、頼まれたってイヤですから。普通に自分で貧乏旅行した方がどれだけ楽かと思います(笑)

前日までその存在すら知らなかった19歳の女の子でしたが、実際に彼女の頑張っている姿を生で見たら、これからもついつい応援したくなりますし、それだけの不思議な魅力のある方でした。

興味のある方は、ぜひ(色んな面で)フォローしてあげてください!


blog-yukie
●公式ブログ
0円で日本全国横断!素人女子大生の突撃インタビュー旅★



※ 2010/02/10 追記

Twitterでご質問いただいた点などを追記しておきます。

<※1>
「ロッテリアに入ってコーヒーだけ注文しなくてはいけないので、カンパしていただけませんか?」のくだりで、やや誤解を招く表現がありました。

支援者からカンパされた資金についてですが、歩いて移動中に聞いた話なので100%正確ではない可能性もあるため、本文中には書きませんでしたが、「ブログを書くなどのために必要な最低限のコーヒー代を除き、余剰金が発生したら飛行機代などに回します」というご説明だったと思います(情報の正確さ80%程度)。

支援金で好きなように飲み食いして旅を続ける・・・というニュアンスではなかったことは間違いありませんし、それを聞いた後で、思わず「ストイックやなー」と感心した記憶があります(情報の正確さ100%)

<※2>
土井さんのTwitterでの発言がやや舌足らずで、誤解を招く部分もあるようです。本来はもっと丁寧に現在の状況をつぶやいて報告するべきなのかもしれませんが、実際にお会いしてみて、それもなかなか難しいことだと思いました。

土井さんは、毎日毎日、私のような見ず知らずの方に会い続けています。せっかくお会いできたのですから、彼女の旅のエピソードを彼女の口から聞きたいと思いますし、彼女も色々と語ってくれました。そんな状況で、ずっとiPhoneを触っていたのでは、支援者との会話を拒否するように受け取られる可能性もあるでしょう。

そう考えると、Twitterへの投稿が少し疎かになってしまう状況も、理解してあげて欲しいと思います。






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