「ウミガメが産卵に来るまち」というキャッチフレーズの三重県紀宝町。同町の唯一の道の駅には、無料で見学できる『ウミガメ公園 ウミガメふれあいパーク』という施設があったため、フラフラと立ち寄ってみました。

三重県紀宝町は「ウミガメが産卵に来るまち」

三重県紀宝町の井田海岸には、5月下旬から8月にかけてウミガメが産卵にやって来るそうで、「ウミガメが産卵に来るまち」というキャッチコピーをつけて、町全体でウミガメをプッシュしています。

道の駅の名前が「道の駅紀宝町ウミガメ公園」となり、道の駅の2階部分からは熊野灘が見渡せる展望台になっています。隣接する建物には「ウミガメふれあいパーク」が併設されていて、紀宝町民のウミガメへの愛を感じられる施設になっているのです。

三重県南牟婁郡紀宝町にある道の駅「紀宝町ウミガメ公園」。手前の建物は普通の道の駅なんですが、奥にある建物は、その名前のとおり「ウミガメ」が飼育されています

「ウミガメふれあいパーク」の外観。国道沿いの道の駅に併設されている施設で、目の前には熊野灘が。ちなみに、入館料は「無料」です！

壁面はかなり可愛らしい感じ。本物のウミガメが泳ぐ「ウミガメプール」と、グッズ販売の「ウミガメショップ」があります

「ウミガメふれあいパーク」は無料です

「ウミガメふれあいパーク」の館内は、2つのウミガメ用プールと、いくつかの展示水槽、そして海辺の生き物に触ることができるタッチングプールがありました。さすがに、特に大きなものではありませんが、無料で入館できることを考えれば、十分に楽しめると思います。

「どうせ休憩するならウミガメの居る道の駅で」と思わせるには十分な、立ち寄るだけの価値がある道の駅ですね。お子さんはかなり喜ぶと思いますので、ぜひ足を伸ばしてみてください。

「ウミガメふれあいパーク」館内の様子。両脇に展示水槽があり、奥にはウミガメたちが泳ぐ二つのプールがあります。階段を下りると、ガラス越しに水槽を見られるようになっています

プールの上から覗いてみたところ。エサをくれると思ったのか、ウミガメたちがバタバタし始めました。その勢いで水がかかりそうになるので注意！

プールの下への階段があり、一角がガラス張りになっているため、水面下からウミガメが泳ぐ姿が見られます

地下のガラス越しにウミガメを見たｔころ。プールがそれほど広くないので、やや窮屈そうなのが残念です

プール脇の展示水槽。アカウミガメの子供たちが何匹も泳いでいました。ヘタな水族館よりも充実しているかも

熊野灘周辺の魚を展示した水槽には、海のギャング「うつぼ」の姿も。ちょっとした水族館気分ですね

実際に海の生物に触ることが出来る「タッチングプール」もあったため、調子に乗ってナマコらしきものを持ち上げてみました。お子さん連れにはちょうどいいアトラクションでしょう

グッズ販売コーナーに展示してあった、巨大なカメの剥製

ウミガメグッズはもちろん、熊野古道がモチーフらしいＴシャツなども多数販売されていました

お土産コーナーでプッシュされていた、お寿司型のチョコ。パッケージに寿司っぽいプリントがしてあるだけなんですが、一瞬驚いちゃいますね

同じく、おみやげ物の「焼さんまチョコ」。サンマ型のパッケージに入っているだけで、中身は普通のチョコのようです

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■紀宝町ウミガメ公園

ＨＰ:　http://www.town.kiho.mie.jp/umigame/index.html
住所:　三重県南牟婁郡紀宝町井田568番地7
電話:　0735-32-3686
定休日:　1月1日、12月31日のみ
営業時間:　9:00-17:00
入場料:　無料
駐車場:　無料
アクセス:　JR熊野市駅から新宮駅行バスで30分、「井田舞子」下車すぐ