2008-05-27

大和茶の香りに誘われる『田村青芳園茶舗』

田村青芳園茶舗(奈良町)

奈良町散策の途中で、猿沢池から200mほどのところに、お店の周辺にまで香ばしいお茶の香りが漂わせている『田村青芳園茶舗』さんがありました。コチラは店内でお茶を焙じている、今では珍しくなったしっかりとしたお茶屋さんです。ちょっと昔懐かしい感じもしますよね。

ここもまた、店構えが本当に渋くていいんですよ!


「茶粥セット(@500円)」はお土産に最適!

猿沢池から程近い位置にある『田村青芳園茶舗』さん。前の通りは、その昔は「上ツ道(かみつみち)」と呼ばれた伊勢街道というのだとか。

店頭には、最近すっかり見かけなくなった、かなり年季の入ったお茶を焙じる機械があって、店の周辺はものすごくいい香りに包まれていました!京都の観光地などを歩いていると、かなり強めのお茶の香りを感じたりすることがありますが、ここまで濃厚で香ばしいのは滅多に経験できませんね。

店内の様子も本当に渋いんです!建物はどうやら江戸末期くらいのものらしく、奥に伸びた奈良町の商家らしい作り。歴史を感じさせる看板やショーケース、ガラス戸、茶箱など、どこを見てもレトロでいいんですよね。懐かしい香りと相まって、本当に落ち着く空間でした。

ちなみに、奈良の一帯は決して「茶どころ」というイメージではありませんが、弘法大師が唐から持ち帰ったとされる「大和茶」があります。このお茶を使って、東大寺・興福寺などの僧たちが食べていたのが「茶粥」で、奈良の数少ない名物になっています。

『田村青芳園茶舗』さんでも大和茶も扱っていて、「大和茶煎茶(100g:@600円)」という、かなり高級なお茶もあります。もちろん、毎日店頭で焙じている「かりがねほうじ茶(@420円)」などもあって、自宅用に2種類ほど購入してきました。

また、奈良土産としてオススメなのは、茶粥用の茶葉とティーパック、炊き方説明書がセットになった「奈良町茶粥セット(@500円)」でしょう。この茶粥がどれほど美味しいものかは分からないのですが、お値段も手頃ですし、(一応)センスが良くて実用性のある奈良土産としては、トップクラスかもしれません。

私たちも小額の買い物しかしなかった割には、沢山写真を撮らせていただいたり、色んなお話を聞かせていただいたり(お茶の香りが体に染み付いていて、タクシーに乗ると怪訝な顔をされる、とか)、とても楽しい思いをさせていただきました。奈良町へ出かけた際には、ぜひ立ち寄ってみてください!


田村青芳園茶舗(奈良町)-01

猿沢池から200mくらいの距離にあるお茶屋さん『田村青芳園茶舗』さん。店頭でお茶を焙じているため、辺り一帯は香ばしいお茶の香りに包まれていました!

田村青芳園茶舗(奈良町)-02
堂々と店名入りのお茶を焙じる機械。つい少し前まで稼動していたため、かなりの熱をもっていました。周りの看板やショーケースもレトロで、かなりいい雰囲気を出しています!

田村青芳園茶舗(奈良町)-03
カウンター裏側の茶箱!昔は(何故か)私の実家にもあった茶箱ですが、今どきなかなか見られるものではありません。後ろのガラス戸も、なかなかの雰囲気をかもし出してますね

田村青芳園茶舗(奈良町)-04
焙じたばかりのお茶を冷ますコーナー。現代も稼動している商店の一角だとは思えないほどのレトロ具合で、博物館のような雰囲気です(笑)。焙じたばかりのお茶を購入することもできますので、ぜひどうぞ!


お隣の民家もかなりいい雰囲気!

『田村青芳園茶舗』さんとは無関係だと思いますが、そのお隣の建物もかなりの渋さでした。この日も海外からの観光客の方が、この民家を一生懸命に撮影していたくらいでした。普通の民家ですので、所有者さんの邪魔にならないよう、外からコッソリと眺めてみてください!


田村青芳園茶舗の隣-01

これは『田村青芳園茶舗』さんとは(多分)全く関係ないの、ただのお隣の民家です。建物とバラの対比が見事で、嬉しくなってしまいました

田村青芳園茶舗の隣-02
別角度からもう一枚。この裏の敷地に「空き家あり」の案内が出ていて、見物に行こうかと思いつつ時間が無いので断念してきました・・・。どんな家だったんだろう?



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田村青芳園茶舗

住所: 奈良県奈良市勝南院町18
電話: 0742-22-2833
定休日: 水曜(不定休)
営業時間: 9:00 - 18:00
駐車場: なし
アクセス: 「近鉄奈良駅」から徒歩10分










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